kazamiさんのお気に入りユーザーの体験版新着コメント
採点基準 99点:測定不能 90点:名作 80点:人によっては名作 (“感性”を重要視。物語の筋や人物は平凡もしくは荒唐無稽であっても良い。魂を揺さぶる“演出と音楽”が全て)
▼ “萌え”とかもうお腹一杯だ。今こそルネサンス(原点回帰)の時期なんだ。腐り姫のような作品を見せてくれ。(現在のテーマ) ▼ 芸術性でAIR超えを果たせそうな作家は、星空めてお氏です。 ▼ 前衛的作品を生み出しているライアーソフト、B級グルメ王のエスクード、ハードボイルドと燃えのニトロプラス、正統派ファンタジーのエウシュリーを応援しています。
★ 「私はアリス。さぁ、お話を聞かせて」「いいえ、違う。ゲルダじゃない」「が、がお」「また、逢うたな」「少女は、腐り落ちた果実の匂いがした」「うぐぅ」「あはは、加齢臭とかマジありえない」「ボク、ニンジン、キライ、です」「……微妙に傷ついた」「わたし…だめな猫だ…」「仕方ない、仕方ない」「それでも、惹かれてしまうんだもの」「愛でればいいんじゃない?」「気持ち悪いのは、嫌いじゃないよ」「ありがとう……お兄ちゃん」「クロ、ありがとうのクロです」「うっふっふ、旦那も隅に置けねえやな」「はやくアンサンブルしよ」「ビバ・リベルタ!」「人は誰でも、少女になれる!」「こんにちわっほい!」「遅い」「となぁ~♪」「喚くな」「生きてたんだね、お兄ちゃん」「えいえんはあるよ ここにあるよ」(現在の私の頭の中)
▼ プレイ予定:白光のヴァルーシア、屋上の百合霊さん、星継駅擾乱譚、ヴァニタスの羊
(2015年 5/5「車輪の国、向日葵の少女」感想 5/11 「CLANNAD」感想 8/2 「Forest」感想に追記 9/20 「フェアリーテイル・レクイエム」二次創作小説を公開) 11/22 「エーデルヴァイス」感想 12/27 「フェアリーテイル・アンコール」感想 2016年 7/17「Forest」感想に追記)
体験版新着コメント
--点 ゆびさきコネクション (HOOKSOFT(HOOK)) (2021-04-30)
テンプレ。…テンプレ。…あんまり書くことはなし。型にはまっているような気はするけど。ただバーデンダーの伊織さんの存在感はいいなあ。
「俺は消滅する」と、主人公の結末を体験版ラストで明示してあるのは好印象。恋愛モノで未来のない関係が苦手って人は私自身を含めて結構いると思うのですが、そういう人は体験版段階で逃げられますね。良い配慮です。◆そのうえで体験版についてコメントすると、非常に面白かったです。エロゲでこれだけ笑い倒したのはキサラギGOLD★STAR以来かも。主人公は一般的に見て「イヤなヤツ」だと思うんですが、作品内でこれだけ笑い物にされていると悪印象も起きない。ヒロイン達も全員好きになれました。◆ただ、作品のテーマはどうにも面白く発展しそうな気がしない。天才設定であるはずの有村ロミ(主人公は『秀才』なんでしたっけ?)の言動が全く天才っぽくないのと同様、「サイエンスラブストーリー」であるはずの本作からは全くサイエンスの香りがしてこない。この辺の設定的な薄っぺらさは、体験版のようにコメディをやっているうちは良いのだけれど、シリアスに入ってしまうとその重みに耐えきれなくなりそう。◆いっそサイエンスをかなぐり捨てて、「彗星とか全部主人公の脳内設定でした」とか超展開してくれた方が、少なくとも作品としてのまとまりは良くなる気がしました(まあ何らかの形で『この世界は"現実"ではないかも』的な超展開はあるでしょうけれど)。
65点 鍵を隠したカゴのトリ -Bird in cage hiding the key- (Cabbit) (2020-09-25)
「ミステリー」かつ「館モノ/疑似家族モノ」のように宣伝されている本作は、体験版をプレイする限り「ミステリー」:「館モノ/疑似家族モノ」 = 0.5:9.5くらいの比率になっていた。とても殺人など犯しそうにない勝ち気な少女がなぜ犯行を自供しているのか……という主題については然程触れられることなく、新たな事実や伏線らしきものも殆ど提示されず、緊張感あるスリルやサスペンスに至っては1シーンたりとも存在しない。むしろ館に加わる少女達が抱える生い立ちの重さや心の傷・感情の揺れ動きといった内省的な方向に話はフォーカスしてゆく。◆スリルやサスペンス抜きで「なぜやったのか」を突き詰めてゆくのも確かに「ミステリー」の1ジャンルではあるが、それでも「ミステリーADV」と銘打って現代日本で発売される商業作品としては力足らずに感じる。前作『箱庭ロジック』と比べてすらキャッチーさや引き込み力で劣ると評価せざるを得ない。また、主人公と少女達が同居する理由付けが強引すぎることなど、相変わらず設定のリアリティにも欠け、透子と伊鶴が痴女めいた振る舞いを繰り返すことなど、プレイヤーが目を瞑らなければならない要素も多い。◆しかし昔からのCabbitファンにとっては至高の作品になる可能性も否定できない。キャッチーさを捨てた分だけ御厨みくり氏の芸風は研ぎ澄まされており、表面上は仲良くしている・また仲良くしたい筈の少女達の込み入った感情の描写は彼女達の吐息さえ感じられそう。例えば、主人公を警戒していたはずの みおん が画面いっぱいになるくらい近寄ってきて「私を伊鶴さんと二人っきりにさせないでください」と主人公に囁き掛けるシーンはゾクゾクした。今まさに楽しげに談笑している相手=伊鶴が信用できないと、暗に訴えているのである。両親にネグレクトされ良い子を強いられてきた夜が無課金ソシャゲ廃人となり、そこにささやかな喜びを見いだしている様はいじましくもいじらしい。こうした年頃の少女達が抱えるモヤモヤ感というか幸せになりきれない感じは、過去作より確実に踏み込んで描写されていて、そこにMANYO氏の内観的な音楽とゆき恵・さえき北都氏の乙女チックな絵柄が折り重なって独特の静謐な世界観が生まれている。◆たぶんヒロイン達の悩みは完全には晴れないし、誰かが本当に罪を犯す(ている)可能性さえ否定できない本作だが、彼女達と共有した時間は祈りのように儚くかけがえのない思い出になる……のかもしれない。
不親切だしぎすぎす感がすぎる。あおかなの比較をするつもりでちょっと手を出したが、なにやる競技かもうちっと教えてくれ。。。
--点 はじカノ ~君がいる部屋~ (キャラメルBOX いちご味) (2020-02-28)
まあ、あれだ。ざっくり書くとパープルソフトウェアの二軍落ちみたいな感じになった扱いの作品。で、二軍みたいな位置になるとシステムのフレームデザインがかなり古めかしいのがありお世辞にもよいとは思わないのだが、ヒロインはかわいいとも思う。ただフルプライスで買うには高い、か。シナリオがどうこうなタイプじゃないので、まああんまり考えないのならありかもしれない。
…このブランドは初めてなのだが、1分で回れ右しかけるくらいには絵が昔っぽすぎ(15年以上前か) …気を取り直して進む。やっぱり、立ち絵の目がえらい気になるんだが。明日葉先生ってあるのは、1作目のヒロインの進路(軽音部)だろうか。話的には、変わり者の姉弟はでるものの地味かな。
これだけ販売日がずれているこの作品のどういったところに原因があるのかというのは、謎解きという部分にあるんだろうなは思ったのだが。実を書くと、最初で結構げんなりしてしまっている部分がある。不思議設定なのは明示されてある。ただ、見たこともないような不思議な生物がいて、超常能力者がいるような世界観を明示したうえで「問題」を問いかけて、なんつーか学芸会やっているような大仰なせりふ回しが散見されるというのがなんつーか見ていてあんまり好ましくないというのが率直な感想である。…言い換えれば、なんか合わなそうだなこれ。謎ってのは魅力があるかどうかという点に尽きる結構ハードルの高いものなので、どれだけ苦心したのかについてはあるので進めるつもりではあるがそこまで期待しないで進めるかね…
--点 あなたに恋する恋愛ルセット (UNiSONSHIFT) (2017-05-26)
体験版は共通ルートとヒロインエピソード・Hシーンの一部を楽しめるという形式のようです。ちょっと共通ルートの表示見落とした。システムのフレームデザインがちょっとだけ使いにくいかもしれない。5月はエウシュリーのほう予約していてこれをやるリソースが果たしてあるかなあなので、気が向いたら…だったが。 追記:今のところすんなり話については入ってくるので、捨てるほどのものはなく気になる絵についても崩れについてはなさそうといった感じ。あまり癖がないのでこれから次第か。
--点 こいのす☆イチャコライズ (eRONDO) (2017-03-31)
共通がないので、ヒロインを選んで進めるという3編のオムニバスっぽいような雰囲気の同棲物語…かな。買う予定はなかったのだが、前作と比較するとコンセプトがすっきりとしていて割と楽しい。今月激戦なのでちと難しいが、買ってもいいかも。
--点 セルフレ -セルフフレンド- (HexenHaus) (2017-02-24)
とりあえず、被写体になったはいいがそっから段階すっとばしていてようはやや抜き系要素込みのコメディかなと。様子見相当。嫌いではないが2月はもともと予算もきつめやしな…。…もうひとつ、一つうまくないんじゃ思ったがこの「段階すっとばす」という部分なのね。一番見たいところすっとばして時間経過2か月とんでるんだよ。変わってるけど、ひとによりそうじゃなそのへん。
とりあえず新作関連の前に雰囲気だけでもつかんでみようか思ってひとまず手をつけているのだが、主人公がなんかうわっついていてちとなれるのにかかるのが難点のように思う。まあ、はよまともに戻れくらいは突っ込みたくなる程度ではある。全体的にはコメディ調でほかはそこまで悪いという感じはうけない。ヒロイン造形については綺麗で惹かれる。新作のましまろともども買う候補ではある。
--点 はるるみなもに! (Clochette) (2017-03-24)
「あまつみそらに」と比較すると、神様の役割の部分をずいぶん押し出している。どこか懐かしい感じもする雰囲気もあり、専門用語はすこし多めではあるがなかなか導入はいいんじゃないかな。
--点 人気声優のつくりかた (MintCUBE) (2017-01-27)
たぶん結構導入は変わっている。学園ものなのだが、まあそこまで無理のある設定にはみえない。これ以上ヒロインがいた場合には不自然になるだろうから、これが限度かは思う。当方は変わった話を好むので、のぞいてみましょうかね。
--点 妹がエロゲー声優だったんだが (やきうぶ(YAKI-UBU)(同人)) (2016-12-31)
個人的に、声優をダイレクトに対象にしてしまう馴れ馴れしさが好きになれず、デフォルト設定の声優名とかもちょっとアレなんで、そのあたり気分的にはかなりアレだったんすけど、いちおー体験版やってやった。でも絶対こんなシチュなんかには屈しな → いっ、妹フェラがほかほかすぎてもうお口のお外にでたくないよぉぉ。……屈しちゃいました。うん。タコ焼き絵にはやっぱり勝てなかったよ。おこたでみかん的な、あたたかみ彩色が好きです。ちなみにスク水の質感とかは、趣味はいってるレベルで手が込んでおりまして、ラメ塗りの濡れ表現とかはそっちフェチの人にも美味しそう。あの全身が気怠い午後の、塩素の残り香までただよってきそうで。その手の趣味が無いわたしですら、思わず、スク水特有のあの脇から内股へと伸びてる縫い目のとこをくわえて「やだやだお兄ちゃん、そんなワンちゃんみたいに引っ張っちゃだめだよっ」とか妹に言わせたくなるほど、よく描き込んであります。なおテキストはねちっこく実用性が充分。目の焦点が合わなくなるまで責めるシチュも有るっぽいです。
--点 夏彩恋唄 (すたじお緑茶) (2016-11-25)
あらすじで書かれているかなりシリアスっぽいようなイメージとは裏腹に、なんだかやりとりが別の意味でざっくりとしており、さらに殺伐ともしているのでな予算ないのかな?的なことはちと思ってしまった。OPがそのまんまあらすじになってしまっていて、なんか流して読んでもべつにいいんじゃないのかなあ?的なことも思った。絵についてはきれい。過度に期待はできないかな、的な感じ。
--点 千の刃濤、桃花染の皇姫 (AUGUST) (2016-09-23)
なんていうか、架空の絵巻を読んでいるような気分。演出は大図書館と比較してずいぶん優れていると思う反面、若干生々しいとも思うこともあり。臨場感というのはあるのだろう。…そこまではいい。だが、政治の世界を語るにはこの人たちかなり幼いという印象だし僕には結構登場人物とその周辺に結構差があるように思い違和感がある。「現実味」という部分では少しばかり乏しいと思わざるをえない。それでやっていてもやっときているのは事実。まあ、予約している以上買うのだけど、もう少し落ち着いた世界のほうが合うのかなあ的なのは思う。少なくても、不安感は少し増している。
75点 ハニーセレクト (ILLUSION(Dreams)) (2016-09-09)
自分のPCでは厳しいと思っていたが、意外にもクオリティ高設定でも動いて驚いた。発売日を楽しみに待ってます。
同人作品になんか毛が生えたようなシステムデザインをしているので、とらえかたとしては高い同人ソフトみたいな感じといっていいのではないだろうか。とりあえず、月凪が出てくるとそれだけでげんなりする。主人公は付属校中退(中学中退)という今時珍しいほどの設定だが、なんかそのへんの扱いも首をひねった。話の割に頭痛そうな環境ばかりがありそんなに楽しいわけではなくかといって投げ出すまでもなくごく淡々と進む。…フルプライスで突っ込む気にはとてもなれない。原画の人だけは報われてほしい。
--点 千恋*万花 (ゆずソフト) (2016-07-29)
土地の呪いの話。一晩にしてずいぶん関係がユーモラスになっていくとある通り少し突飛にも見えるのだが、実のところ一種の活劇でもある。錆びていたのかもしれないが状況把握能力が高く割と賢いところからすれば剣道はそこそこの腕前だったのだろう。とりあえずムラサメが全編にわたりいい役をしているので、飽きずに進められるだけの力は持っている。
--点 LAMUNATION! -ラムネーション!- (WhitePowder) (2016-06-24)
一言で言ってしまえば、現状ではこれはハードボイルドのできそこないみたいな感じだった。活劇をやりたいんだろうけど、言われているようにテキストがわかりやすくはないから不親切だ。たぶん小説だったらありなのかもしれないが、えろげのテキストには向かないんだな。世界観とヒロインには興味があるけど、同時に不安もかなり残るのは違いない。
--点 PURELY×CATION (hibiki works(暁WORKS響SIDE)) (2016-04-28)
後輩の澄怜が、とても慎ましやかでした。E-moteです。まずコンフィグで「胸の揺れ具合」をMAXに設定しておくのです。そうして、彼女とおしゃべりするたびウインドウを消してまなざしを注いでみたなら、ほら……。あぁ、揺るぎない。けして揺るぎのないものがここにはあって。ただ見つめるだけで、わたしは愛と静謐さに満たされてゆくのです。そんなプレイスタイルで、穏やかな恍惚にひたらせていただきました。しかし、ひとつだけ異見せねばならない。夕立にふられて濡れねずみとなったこの子を、自宅に避難させてあげたときのことです。着ていたものは洗濯へ回してしまって体操服に着替えたところ、そわそわ落ち着かない仕草の彼女。このときぐらいはね、揺らしてあげるべきだったと思うんですよ。わたし、もんのすごい凝視したのですけど、わずかたりとも揺れることありませんでした。制作者は鬼ですか。いくら澄怜ちゃんだってノーブラならちょっとぐらい! ちょっとぐらいっ!
主人公を陰気にしたっぽいのか、やたら独り言が多い。つまり、そのせいか結構地のテキストがくどい。なんでオートプレイはきっと向かない。大体クリック連打で読み飛ばしてしまってもそんなに問題ないんじゃないのかくらいは思ってしまう。地のテキストが独り言まで含めて多いとなると、これってプレイの時間稼ぎなんじゃないのか的な感想が必然的に出てきてしまう。どうもその辺がまずい。ヒロインは今のところまずまずに見えるが、主人公には問題ありのようだ。
…抜きゲーなのかなあ的な感じだが、正直僕には手抜きっぽい思った。モブの大勢の影絵表示は一体なんなのだ的なのずっと頭に残っている。そのあともやってはいるんだが、あわなさそうだ。
--点 間宮くんちの五つ子事情 (CUBE) (2016-02-26)
たぶん購入と様子見の中間あたりかなみたいな感じ。開始1分でハーレム入浴シーンでるほどには軽くぶっとんでいて距離が近いというのが割り切っていていいかな思う。前作も555円セール(DMMの年末限定)で買ってまあ少しふれてるが、とっつきやすさはこっちのが上かなと思わされる。ほかの四つ子だけじゃなくお嬢様のほうも気になる。たぶん買うなら先生攻略のパッチつきのものを買いたいところだろうな。
つまらない…というより、話をあんまり描こうとしていない思う。あんまり熱というかやる気が感じられないというかである。設定がすでに失敗しているんだな。主人公はコワモテとかあるけどただの流され人間になっているし、甘え下手というより単にいやみな印象のヒロインとかいるし。毒舌を理解しているのであれば、先にストレートに本題伝えるものと考えるがこれそうじゃなく本題伏せたままけなしにかかっている。甘え下手って結構難しいと思う設定だけど、その中でもこれはすっこけてる思うのよ。わくわくさせる要素がないと。
とりあえずおっぱいもみたいとかえろ妄想がでてきて、朝起きたら幼なじみがなぜか裸エプロンがでて夢かと思ったら現実で、で理性で押さえ込むとかでどうにも学園生じゃなく思考回路が小学生とかの域じゃないのかな思う。システムデザインとかOPとかがどうしてもチープに見えてならない。エロゲを構成するためのなにかが微妙にいくつも足りていなかったりずれているような感覚がある。…ようは、とびきりつまらない、というわけでもないんだが回避作品くさいな的な感想は結局体験版やっても変わらなかった。
--点 ワールド・エレクション (Whirlpool) (2016-02-26)
ある日に破壊神のようなもの(ヒロイン)が落ちてきて主人公住んでいる部屋ぶち壊されてすぐ管理人に連行され主人公は仕方なく妹の部屋にとまるも信用されず罵倒され…という感じでなんか妹うざそうだな結構多いんじゃないかな思われる。そのあとは世界観の説明とヒロインの紹介が入るのだが、なんか世界観の説明はこれはそういうものなのかという感じでしかみれないのであんまり気にせずやるほうがいいのかもしれない。なんか箱庭的な世界観があるので、面白くなるかどうかは未知数といえそう。
--点 ワガママハイスペック (まどそふと) (2016-04-28)
前作は体験版序盤でもうぶん投げたがアニメ化言ってるので、ちょっとやってみている。キャラクターについてはまあ、テンプレートっぽい感じだけどそれはいい。主人公の関わっている漫画(原作担当)のは絵が評価されてるってのはまどソフトの自己投影的なものなのかなとかも思う。ただ純粋にへえと思うところもまああるのでつまらないというほどではない。あまりテキストの表現部分が上手いとは思わないので、この辺はどうだろな。国語がそこまで得意だとすりゃ、「しかくん」の正体についてはもうちょっと先に主人公は気づいてもいいとは思うけどね。4月は買う予定あんまりないのでそのへんなら買うかも。
100点 こころリスタ! (Q-X) (2015-10-30)
体験版やりましたよー。概ね2時間くらいです。プレイ日記みたいな形式で感想を書いてみます。◆早速OP画面を開くと、環境音チックな音楽。(音声などと比較した相対的なバランスとして)音がやや小さい気がするけど、良い曲だな~と数分聞き惚れる。しかしこれは溝口さんの曲なのかな? 不安になったので公式HP( http://www.q-x.jp/qxwp/cocoro-r/download-2/spec/ )に行くも確認取れず。ついでに脚本:茉森 晶 他(神野マサキ)という記述を見て激しく不安になる。神野マサキさんて速筆な人( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E9%87%8E%E6%AD%A3%E6%A8%B9#.E4.BA.BA.E7.89.A9 )という印象なので、「もしかして、茉森さん書き上げきれず他の方に頼ったのでは……」と度々の延期などを思い出し、いや~んな気持ちに(12/3追記:さちシナリオを書かれましたが、何らかの事情によりほぼ全面的に茉森さんがシナリオを上書きしたようです。つまりほぼ茉森さん単独作品となってました)。OPが環境音ってのも、前作では生ボーカルだったのを思うと、予算不足の陰を感じるかも。システムは必要充分なものが揃っており、それが一画面に纏まっていて使いやすい。テキストを最速に、クリックでも音声継続するように設定でき、自分は満足。◆さてゲーム開始。出だしは、主人公の鬱々とした感じがちょっと煩わしい。これまでの作品はコミュ障を自認しつつも前向きだったので、あれれ、と思う。『幻月のパンドオラ』とか、冒頭の時点で詩乃鈴と超仲良くて、既に幸せそうだったしな。真理歩は可愛い。特に上目遣いジト目のデザインが可愛いと思うが、数日前に公式HPで公開された彼女の画像が、まさかの差分だった( http://www.q-x.jp/qxwp/cocoro-r/character/ )ことを思い出し、更なる不安を喚起させられる。未完成商法じゃないよな? 発売数日後にHP消えたりしないよな? Meteorェ……。エフォルダムェ……。不安は高まってゆく。(12/3追記:現実には『幻月のパンドオラ』の約倍のテキスト量を誇る作品となりました。エロの実用性も上がっていて、素晴らしい出来映えとなっていました)。◆雪音は予想通り詩乃鈴系な妹だった。詩乃鈴は口ではなんだかんだ言いながらも超兄貴にべったり依存してる感じだったけど、雪音はもう少し現実的な兄妹関係に近い距離感。普通に話すしお互い弁えてるけど、ベタベタはしない、的な。◆母ちゃん登場。そのBGMを聞き安心する。うん、これは溝口さんだね。やっぱいい曲つくるわ~(※勘違いの可能性は大いにあります)。しかし母ちゃんキャラは良いが、その演技がややぎこちない感じ。野上さんは大ベテランでエレディーユの演技とかは好みだったので( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8E%E7%A5%9E%E5%A5%88%E3%80%85 )、これは一体どうしたことかと思う。背景は普通にしっかり描かれている。しかしダイニングのテーブルに席が4つしかない。5人家族であるはずなのに! パパがハブられてるのか、星歌がハブられてるのか。「今、台湾でゲームショウやっててね」あれって1月末辺りだったよね? 冒頭で12月半ばって言ってた気がするけど。しかしこの表現、中々に深い。「台湾のゲームショウまで見るほど重度オタなのかよ」とも取れるし、近未来では東京ゲームショウより台湾ゲームショウの方がホットなトピックになっているという、そういう苦い未来図を描いているのかもしれない。◆自室へ。ちょうでけー! ロフト部分も含めると、25畳くらいあるんじゃないかこれ。「まあ、聖域と言っても……雪音が入ってこないようには気をつけなきゃだが」こういう兄妹関係っていいよね。「DNPを使い続けている俺だ」。DNPは『幻月のパンドオラ』時代のハードですが、こころリスタ!の時代は、多分そこから13年くらい経過してるよね。現実のゲームハードの感覚で言うと、今でもまだGBAで遊んでいるような感じか。「バーチャル援交なんてのも昔の話」こころナビ時代だと、バーチャルでギシアンしまくってたしな。「俺たちのスタート地点。『Stresful Angel』」なついw。蘭煌キター! そんな彼女は――「話も上手いし、俺とは違って明るくてコミュ力高め」誰てめえ。「そして、そのラウンダーは……最後に人間と恋をし、自分も人間に……」おや、この世界はルファナルート後なのかな。◆アルファ登場。喋り方すげー可愛い。曲もすげー。そしてルファナみたいなやつというより、エレディーユ的なキャラだと判明する。この辺はテンポ良く世界に引き込んでくれるなあ。さすが茉森さんだと感心する。あと、多分ラウンダーとしての主人公には製品版で声が付くはず。体験版では個別音声設定が見当たらないけど、製品版では付くはず。たぶん。◆星歌登場。ちょっ、いきなりアルファ発見されるのか。星歌の対応が結構オトナとゆーか、こいつどこがコミュ障やねんってレベルで受け答えが豊か。可愛いですのぅ。◆コナツーさん登場。彼女は『こころナビ』のコナさんと≒のようだ。可愛い(いや本当に)。そして徐々に悠斗にもアクセルがかかってゆき、Q-Xお馴染みの前向きエロエロやろーに! とはいえまだ、リアルなんてクソゲ-とか後ろ向きなことを言っており、なかなか現実に対してデレてくれない。◆ラウンダーにも心がある、というお馴染の展開になったのは良いが、舞夢にはあまり惹かれないかも。性格にパンチが足りない。おそらく星歌であろうきらりは結構可愛かった。彼女の登場の流れもライブシーンも演出が適当すぎたけど。◆Evenマートの曲がなんか癖になる……って、この曲こころナビにもあったわー!。そして凜子登場。お姉さんっぽい砕けた態度を取ってきたけれど、接客としてはどうなんだろう。『幻月のパンドオラ』でも、由緒さんが砕けまくってたなー。さておき、複雑な計算式を唐突に降ってきて、答えられない悠斗に「今救急車呼ぶわ」と言いだす衒学的なウザさ、その言い方の冷たさが、すっげー彼女らしかった。声優さん上手いなあ。◆雪音が電話で「むしろセルフ表示には絶対油断しないようにね。もし同じ状況の人がいたら、何されるかわかったもんじゃないんだから」とのこと。彼女もこころリスタ使用者ってことですな。彼女との会話でパパが単身赴任中であることが明らかに。しかも5年も。◆月曜の朝起きる憂鬱さを音楽が表現してて笑ったw 朝起こしてくれる雪音に対する「感謝の気持ちwithイラッと感」とは上手いことを言うw 布団越しフェラとは斬新なw◆お隣さんの幼馴染こと神波さちと正面衝突&パンチラというテンプレ展開。この子のテーマソングは元気そうで良い感じ。彼女のメタボ兄様は体型に似合わず言動も声も爽やかだ。「こう見えて、成績優秀。こう見えて、スポーツ万能。こう見えて、空手でいくつも賞を取るほど格闘センス抜群」なんという高性能メタボ。さちは声が落ち着いているからウザ度が低い。おかしな言動繰り返してるのに可愛いと思えてしまう。◆28歳処女先生の紹介でアルファ登場。やっぱり声いいゲームだなあ。……母以外は。ところで、何気に画面切替がちょっと拘ってる感じ。Q-Xは慢性予算不足だろうに、なんちゅー頑張りだ。◆真名井真理歩先輩と再会。うーむ、この子は黒髪ロングという素晴らしい容姿をお持ちなのに、どうしてこうも残念なのか。そんな彼女に、アルファが性的な話題をじゃんじゃん振って、セクハラ状態に。いいぞアルファもっとやれ!◆その後、アルファがクレープで「美味しい」という感情を知る、ベタだけど超萌える描写。そんなアルファと主人公との姿を見た雪音が、微妙に妹心を覗かせたところで体験版は終了。オマケとして、アルファと今回出番がなかったウレニャが裸立ち絵を披露しました。◆以上プレイしての感想としては、いつものQ-Xだなあという感じで、安心しました。どんどん話を転がしてゆく引き込みの巧さは健在。女の子はちゃんとテンプレを避けつつ可愛い。声優さんの扱いが上手く、音楽も綺麗。それらを支えるテキストや作画も丁寧でハイレベルです。――ただ、例によって万人受けはしないんだろうなあ、とも。今回は何気にQ-X初の、「最初から主人公を好きなキャラ/一目惚れキャラがいない」作品ですが(おまけのやり取りを見るに、もしかしたらウレニャがその枠かもしれないですが)、どの女の子からも、これ以上踏み込めない一線を感じる。妹達も今のところまだ妹感のみで、男女の甘さは殆ど感じない。昨今のエロゲと比較して、かなり糖度控えめという印象です。また例によって説明をガンガン端折るので、「ついていけない」と感じる方も少なくないでしょう。極めつけは、所々で感じる不穏な未完成の空気。Q-Xは、これまでの作品でも重要な部分が欠けており、ああ予算足りなかったんだなあと思わせ続けてきたメーカーですが、果たして今回ばかりは、その程度で済むか未知数です。もっと致命的な欠落があるかもしれないし、ないかもしれない。◆それでもやはり、他にはない特別な面白さをこの作品から感じることができ、やはりQ-Xは別格だと改めて惚れ直しました。ところでこの感想を投稿した時点で、公式サイトが落ちてますね。。。◆……ええ、私は突貫しますとも。例えそれが「誇りある死」であったとしても、看取る覚悟はできてますから。……ええ。◆(ここから追記)実妹ゲーとして見た時、おっそろしく挑戦的なことをやってるなと思いました。上でも少し触れましたが、星歌も雪音も既に自分の世界を確立してて、兄妹の特別感が非常に薄いんですよね。星歌は引き籠もりで何日も顔を合わせない。雪音に至っては同じ学校に通いつつも、登下校も別で学校でも一切顔を合わさない(リアル兄妹ならよくあることでしょうが)。何気に凄いことやってきてます。もっとも、雪音は含みのある言動を繰り返してもいるので、何か内心思うところはあるのかもしれません。キャラ紹介でのインパクトは星歌に押されがちな彼女でしたが、体験版部分では表のメインヒロインアルファに対して、裏のメインヒロインを張っていました。◆『こころナビ』での凜子は、あれで、恋愛感情ではないにしろ、最初から勇太郎を特別扱いしてて、悪態の裏に構ってオーラが見え隠れしてたんですよね(だがそれがいい)。詩乃鈴は最初から文樹が好きで、あれこれ理由を付けては一緒にいようとしてました(だがそれがいい)。今回の妹達は二人とも、構って欲しい的な言動を一切取りません(だがそれもいい)。普通妹キャラって、デレデレしてようがツンツンしてようが、何だかんだで兄を意識してるじゃないですか。言動にどこか「兄は特別」っていう力みが入るじゃないですか。雪音と星歌はそういう力みが見られない。つまり極限まで「リアルな兄妹」に近いところからスタートしてる(しかも充分にヒロインとして魅力的と思わせつつ、ってのがまた凄い)わけで、当然こうした「リアルな兄妹」感は、兄妹で恋愛するにあたって異物でしかない。妹への親愛がリアルに近ければ近いほど、恋愛にとっては障害になるわけです。マジで雪音や星歌と恋愛する図が想像も付かないです。どう転んでも仲の良い兄妹を越えられないんじゃないか? やれるのか? 超展開で誤魔化さずに、ここから恋愛に至る図を描写できるのか? 「リアルな兄妹」感と恋愛感の同居を、エロゲー的な抽象画ではなく、ここまでの解像度で描写できるものなのか? 私も実妹ゲーは結構な数やってきましたが、ちょっと見たこともないハードルの高さに不安になってきます。こんなの誰も跳び越えたことがない。跳び越えようとしたこともない。◆ですが、このハードルをきちんと跳び越えられたなら、実妹ゲーとしては歴史に残る作品になるでしょう。
--点 サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う- (枕) (2015-10-23)
ややクラシカルなたたずまいをした、穏やかに手堅いつくりの作品といった所感。で、またしてもジムノペディ。普段使いのコーヒーカップをなでなで愛おしむときに "家具としての音楽" が流れてきて、言葉にしないままおかしみをさそわれるのは心地良いです。押井『劇パト2』まで小ネタにしてみたりと、リアルとフィクションへの関心をちらつかせるも、ひとまずは深入りせず。中原中也詩集の死臭をはげしく拒絶したロリ稟だったけど、やがておっぱいも大きく育つと「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」全身でもってブランコこいで歓声をあげる。そんな、ちょっぴり文学風味をも利かせた郷愁。しかしながら、引用等にとっくみあうことなくストーリーが進行していき、小難しさは後をひきません。それゆえわたしは、ただただ稟おっぱいに魅入られて衝動的にわしづかみしたくなる。おりこうな稟だからガチギレされてみたい (腹の底から怒鳴ってみせて欲しい)。そんでそんで、セクハラ現場を目撃してしまった藍姉ちゃんへは「大丈夫、ちっちゃい方が好きだ!」よけいなフォローをして涙目にさせたい。……キャラが期待してたよりも魅力的でした。何だかつらい話もあったようだけど、背筋を伸ばして今を暮らしている子たちです。
97点 サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う- (枕) (2015-10-23)
体験版だけで約2.3ギガほどある大作級の作品なのだが、体験版をどこまでやるかという問いで考えるとやや難しい。僕としては、雰囲気感だけつかめりゃ買いたくなるかどうかという判断には充分だと思う。ていうか、いちいち体験版の全部をやるようにはできない。となると体験版については別にやってもやらなくてもいいわけだ。まあ、でもこのブランドは買うとすると初になるんで体験版を少しプレイしようかなとは思った。最初に「春と修羅」の一節があり、全体のきっかけでありテーマなのかなという部分が流れ、そこから話はコミカルにも進んでいく。膨大な伏線が交じっていることについては、うかがい知ることはできる。おそらく春ノ雪はやろうか迷っていたのだが、別にやらなくてもいいのだろうなと思う。 …少なくても、先が気になりそうな展開があるのは分かったし、これだけで買うには足りるだろうな。
たぶんこの原画家にchienの塗りはあってないんじゃないかと思われる箇所多数。原色っぽいイメージを受け違和感ありありなんだよなあとは感じた。シナリオについては最初の展開だけ見たら投げかけた…けどOP過ぎると少しに落ち着いてはくる。ただハーレムものに対しいまいちなじみがない僕のようなタイプが試しにやろうとすると、どうも心理状態が気持ち悪いという感想にしか浮かんでこないのでおそらくハーレムものは現状そこまで合わないんだろうなあとは思った。サクラの詩はずれたが、他にほしいものもでてきてあるので回避。
80点 ヤ・ク・ソ・ク☆ラブハーレム (Chien) (2015-07-24)
WEB体験版終了。プレイ時間は約一時間強で、エロは各ヒロイン一人ずつ本編内でのフェラやパイズリ系と、オマケにのばら&かすみ3P、アイリス&ゆりこ3P、全ヒロインとのハーレムエチを用意。内容としては「日常系萌えゲ+エロハレーム許容シナリオ」って感じかな。昔の日常系萌えゲみたいに、一日の描写ルーチンが予めきまっていて、その反復の中で少しずつ物語を進めていくタイプ。物語と言っても、これまた昔の萌えゲのように「ヒロイン達の過去のヤクソク」によって、ヒロイン達の初期好感度はマックスで最初からエッチ可能な状態であるが、昔の萌えゲと違うのはそこで「でもたった一人のヒロインを選ばなきゃ逝けない」っていう縛りは無いところ。ヒロイン達はそれぞれ独占欲の強かったり、またハーレムを許容しそうなキャラとかいろいろいるけど、シナリオの作りとしては「主人公が一人を選んでも、または全員を選んでも良いような」雰囲気作りや伏線はちゃんと張られていて、無理矢理な展開でハーレムを正当するような「オマケハーレムシナリオ」に成らなそうなところは結構期待出来るかもしれない。
--点 さくらにかげつ (ORANGE YELL) (2015-07-24)
のんびりまったり風味の体験版。作品の雰囲気感は伝わってはくるが、微妙なことにダイジェスト形式での収録なのでどうも話の途中からなんか始まってる感じがあり結構もやっともしている。特に素晴らしいというほどのキャラクターはあまりおらんなあ思うので様子見る。あと主人公少し微妙。…4人がメインっぽいが、ころぶが隠れたメインヒロインなんだろうか? 7月は妹のセイイキはすでに予約かけててサクラの詩も購入するので、3番手というにはさすがに発売日買いは厳しいかなといったところ。
85点 らぶらぶ♥プリンセス ~お姫さまがいっぱい! もっとエッチなハーレム生活!!~ (POISONエクスタシー(ぱじゃまエクスタシー)) (2015-07-31)
web体験版終了。ちょい変則的な形の体験版構成で、第一話全?収録と「全ヒロイン紹介」みたいな体験版オリジナルイベントが収録されており、全部合わせて約一時間くらいの分量。エチシーンはマリーだけが2回(第一話+キャラ紹介)で、その他ヒロインは全部ヒロイン紹介のかなかで一回ずつですね。基本的には第一話しか見られない状況なので、正直これだけでどーこー言えるレベルではないんだけど、ただ、ぱじゃまEXのハーレムゲーとしては最高傑作になりそうな掴みはありますねー。主人公のキャラと目的と、ヒロインのキャラと目的がハーレムという物語環境に上手く調和してる。主人公は基本的には「エロハーレム以外」は普通のイケメン君設定であり、ヒロイン達に対しても「ハーレム以外」のところでは恋愛ゲー的に接するので、ヒロインとのエロ導入がバカ抜きゲ的オンリーだけにならないところが良い。またヒロイン達も、主人公のハーレムに好意的なヒロイン、自分が第一夫人を狙っているヒロイン等々「ハーレム設定」と「ヒロイン恋愛」と「エロ」が上手く絡んでいて、例えばアナスターシャならハーレムでも何でもエロに積極的なのに、マリーは常識的にハーレムに反対してるだけかと思いきや、エッチが進むと結局は最後に自分だけ中だし孕ませピースサインエッチをしたいだけという安定のチョロ展開を見せてくれたりと、ハーレム環境を上手く生かしたエロシナリオ作りが期待出来そうな作品だ。
半分はファンタジーみたいな監獄学園みたいな設定で繰り広げられる闘争劇みたいななにか。…まあうすうすわかってはいたのだが、これまったく面白くないです。一つに主人公側に魅力が全くない。二つ目に、こういうタイプのは先が見えない漫画原作やラノベの媒体のほうがやりやすい。エロゲにするとどーせ恋に堕ちて喘ぐんでしょみたいなのが透けるんで、見るべきところがほとんど堕ちた後になってしまう。なのでこれをフルプライスで特攻する気にはとてもなれないてのが感想。
--点 花咲ワークスプリング! (SAGA PLANETS) (2015-03-27)
カルマルカ体験版プレイした時のような絶望的に駄目な感じはありませんでしたので期待。今のサガプラに名作は求めません。ののかちゃんとイチャイチャできればそれで満足です。
90点 イブニクル (ALICESOFT) (2015-04-24)
久しぶりのアリス良作の予感。RPGとしては基本ヌルゲーでアイテム消費でターン消費しないので、どんな下手な人でも回復アイテム使えばオマケボス以外は倒せる難易度だと思う。なんでこの作品はRPGゲーム性を楽しむつーよりも「RPGのゲーム性を使って物語体験を味わう作品」とでも言えて、その物語体験こそが「たくさんの嫁とともにハーレム雰囲気のなかで世界を歩きまわってイチャイチャする」ことだと思う。いや一夫多妻制を前提としたハーレム描写も素晴らしいのですが、MAP上イベンントの複数の嫁との会話もよくてねぇ。ヒロイン達と世界を旅する楽しさを味わえる、今までありそうで無かったエロRPGとして期待したい。
--点 花咲ワークスプリング! (SAGA PLANETS) (2015-03-27)
これ実のところは中心で書いているライターはおそらく新人の方となる、新島さん抜けて2作目。シナリオ的な面白さよりも、萌え志向のほうが多い方向性打ち出してると思う。だから僕には合う。シナリオ的な面白さはなんらかの目的が伴うので話として重くなりがち、よって萌えゲーやるのになんかいらんてことも結構多い。この話はルーズな日常部分と変わり出す境目みたいなテーマ性は表現されていると思う。その上でヒロインの可愛らしさて部分を全面に押し出しているんじゃないかなと思う。演出方面がやたらかなり強化されていて(たぶんはつゆき以上は思う)、ずいぶん華やかだなあてのは感じる。まあ、萌えゲー肯定派なんで僕はそのまんまでいいや。妹の声は安玖深音さんっぽいのもひとつポイント。
--点 妄想コンプリート! (Insync) (2015-05-29)
EXITのおそらく後継なんだろう第一作。今のところはまあ思ってたよりかは普通(萌え志向なんで深みのほうはあんまりなさそうだが)か。予知夢設定はひとの感情読むのと同じくらいにはここのところ定番化してるっぽいが、さて…。鞠を電波系の小動物系にしすぎている傾向がちょっとあるけど、ただこれはすぐ慣れる程度じゃないかなあ。三月えろげはひとまず最優先があるので、よく吟味して決める予定。
テキストのテンポがいい「だけ」になってしまってる気がする。ベタというか、逆に泥臭くて安っぽい感じがするのはなんでだろう。クロージング(ゲーム終了)の際にキャラクター同士の会話みたいなのがいくつもいくつも出てくるのは凝ってるとは思うが、その際に寒いテキストばかりが出てくる印象で逆にそれがムカつくこともある。最終的にどうも競合が多いのでこれ今回は正式に回避します。
--点 アマカノ (あざらしそふと) (2014-12-19)
これわりと肯定してる。こんな同居人欲しい思う。若干切り替えが微妙だが。ボリュームについては追加配信もあるらしいから足りなくても改善されそう。
--点 キミのとなりで恋してる! (ALcotハニカム) (2014-11-28)
「母乳で育たなかったから、本能的に寂しがってるのかな……」冒頭いきなり妹に乳首いじられる変態プレイ中に、寂しい話を仕込んでおく書き口はこのライターさんらしい。そしてお得意の、あえて才能を眠らせ人に尽くすぜ!主人公。女の子同士が協調的な三角関係にあり、そこからまずヒロインがひとり飛び出すと一生懸命に尽くしながらお話を牽引していき、第三のヒロインがお話を下支えしそうな位置に控えてるヒロイン配置は『リア妹』にも似ます。その一方、テキストからはやや毒が抜けたような。ヒロインの物腰も柔らかく揃っていてオフィシャルから広報されてるほどアクは無く、暴走・進行役をサブ妹が引き受けてることもあり、明朗なお話へ仕上がりそうな予感はする。そんな話はさておき、星野なぎさ役・歩サラのCVは、よがらせてやりてぇ感じの清純さにとても興奮しましたゴメンナサイ。なぎさの声の化粧っけなさが"ペースメーカー"となって、他キャラの緩急がいっそう引き立つお芝居とも感じる。なにより重要もとみやみつき。ぼんやりとした目もとはあまり動かさず安心感を供給しつつ、小さく唇を結んだりお口とろけさせたりと動かし、そこに感情のっけるキャラ絵。ゆるゆると漏れるエロさは、下ネタで駆動するライターさんの作風にもマッチ。絵買いするやも。
これは投げた。主人公がありえん。覚めた気分で粗探しばっかするくらいなら、やらんほうがいいだろう。ひとつはユーザーに媚びすぎてるように思うこと。つまりこういうシーン見せとけばいいのでしょう、売れるんでしょうってのが露骨に透けてるように感じる。あと主人公は幼稚園児か何かか思う点がどうやっても消えない。特に後者が深刻で妹の入浴シーンで妹が主人公の乳首触りながら風呂入っているシーンとか幼馴染でマッサージするシーンなどでお前EDかなんかかとか思って冷めたのが痛かった。あと遺言をギャグ調にするのは個人的に好かん。
70点 ストリップバトルデイズ (Overflow) (2014-10-31)
とりあえずプレイしてみた。体験版ではちっちゃい言葉をパートナーにヒロイン2名と野球拳をして戦う。シナリオはないに等しい。あくまで余興の一環、それに尽きると思う。コンピュータの難易度は体験版だからかなんなのかわからんが低め。お触りシステム導入しているらしいが、えらく作業的でカタルシス的なものはあんまり感じられず。この手のゲームは作り込みのバランスは難しいと思うが、ちょっと期待は薄いかもしれない。安価な設定だとは思うが、製品版に直すとこの設定のまま続くなら個人的にはイマイチかな思う。また、アニメーションについても私的にあんまり動いている印象がない感じでそこも評価しづらいかな思った。…あとえらい短く15分くらいでコンテンツ終わってしまったのと挿入などにはなんらかの条件あるんだろうかは未確認。とりあえず反応の変化は聞いたがそこまで追いたい気になれず。
80点 紙の上の魔法使い (ウグイスカグラ) (2014-12-19)
「魔法の本が開かれたとき、配役になった登場人物はその本に沿うように動かされる」。本作は、萌えゲーのキャラデザだが、決して萌えゲーではない。想像以上にダークな展開もある。キャラクターは、魔法の本の影響で設定が歪むため、あくまで外見上が同じの容器となり下がる傾向にある(しかし、単純に、器に成り下がるわけではないのが、この作品の絶妙な点である)。この作品は、存外珍しく、絵やキャラやエロを排除した、純粋なシナリオの直球勝負だ。この作品が生きるも死ぬも、製品版のシナリオ展開次第。キャラがどんなによかろうと、エロシーンがどんなによかろうと、この作品の絶対的な評価には関係しないだろう。まるで古色迷宮輪舞曲のような本作を、一体どう料理するか、楽しみである。……おかしいな、プレイ途中まではこんなに褒めるつもりはこれっぽっちもなかったんだ。きっと何処かで魔法の本が開き、俺にそう書けと言っているに違いない。
80点 箱庭ロジック (Cabbit) (2014-10-31)
つかみどころがない、というのが体験版をプレイしての率直な感想。前作『キミへ贈る、ソラの花』のように、「死生観」という、誰にとっても無視できないテーマを扱って心に染みる物語を目指しているわけではなさそう。さりとて、主人公に近しい人間が事件に巻き込まれるような緊迫感を煽る展開も皆無で、B級的な面白さに訴求しているわけでもない。何がやりたいのか正直よくわからない。◆しかし、つまらなかったかというとそうでもなく、霧架や瑚子とイチャイチャデートしながら街や学園の理解を深めていくという、ただそれだけの内容が意外と楽しかった。というのも、派手さはないながらも、「ん」とプレイヤーを思わせるような違和感や引っかかりを作中大量に用意しておき、主人公もちゃんとそれに引っかかりを覚えて違和感を解消しようと努めてくれるので、自分が謎を解いているような感覚に浸れるからだと(少なくとも私というプレイヤーは)思う。名探偵や超高校生級といったスーパーマンではなく、プレイヤーの映し身のような等身大の主人公が、普通の歩みで謎を追っていく――そんな展開の行く末を知りたいと、素直に思えるような体験版だった。
妹が嫌い、以上で収まってしまいそうな話。すくなくても、体験版短いが見た感じネタの範疇は超えてる気がする。割り切れればいけるのかもしれんが、現状僕はちと合わなさそう。
--点 もんむす・くえすと! ぱらどっくすRPG 前章 (とろとろレジスタンス(同人)) (2015-03-14)
体験版では触り程度な部分しか出来ないけど、何この超大作臭。ちゃんと完成するのか不安になるレベル。色々面倒くさそうな予感もしますが、個人的に一番楽しみな作品。時間をかけてきちんと仕上げて欲しいです。
80点 あの晴れわたる空より高く (Chuablesoft) (2014-09-26)
王道系部活青春もの。初心者でもわかりやすい用語解説と説明図で、ロケット部の雰囲気をプレイヤーに伝えてくれる。ひたむきに上へ上へ目指すキャラクターたちの姿勢に胸を熱くするか、自分と見比べて自己嫌悪するかはプレイヤー次第。個人的に凄く応援したいのだが、悲しいかな、ヒロイン達の扱いにくさが鼻につき、合わない人も多そう。特に先輩と後輩は、頭の弱さの言動の数々にイライラさせられる先輩、思わせぶりな態度を取りながらしっかりと保険を確保するしたたかな後輩は、合う合わないがはっきりしてそう。これに付き合えるのは、「うぐぅ」や「がお」や「カナ?」が許せるおっさん世代だと思うし、若手世代の売れ行きは芳しいものとは言えないと思われる。また、個別ルートの分岐点がフォーセクションズの参加種目ということもあり、部活動が正式に認められた後の話は、消化試合というかほとんど語られずに終わりそうで、肩透かしを喰らいそうな予感はある。なお、主題歌のテンポはかなり好き