まつさんのアメトカゲに関する情報
まつ
エロゲならではの空気感を堪能したい。
絵と音と文章、それに演出でどっぷり浸からせてくれるのがエロゲ(ビジュアルノベル)の魅力と思っております。
映画でも漫画でも小説でもない、私が特別このジャンルを愛好している理由です。
採点は個人の満足度に依るところが大きく、非常に主観的なものです。
また、内容の善し悪し以上に好悪が多分に入ってたりします。たとえ荒削りであろうとも、少しでも琴線に触れる要素があれば高評価になりがちです(逆も然り)。
初期頃にやった作品は、強い思い出補正がかかってるかも。
なお、言動が意味もなく不快なキャラ(理不尽暴力系ヒロインetc)、展開に納得いかない…など気にいらない要素は容赦なく減点対象としてます。
点数について:
相対的な序列感をより明瞭にしたいという意向から1点刻み。それゆえ、1点には重みを設けてます。適宜、調整も。
プレイ時間について:
計測ソフトを使用してるので正確なはず。基本的にボイスはあまり飛ばさず、じっくりプレイしてます。参考になれば。
【指標】
90~:マイベスト。
80~:とても良い。十分に堪能できた。
75~:良い。満足できた。
70~:まずまず。普通に楽しめた。
65~:もう一歩。楽しめなくはなかったが、物足りなかったり不満点が目立つ。
60~:いまひとつ。あまり楽しめなかった。
~59:悪い。あまりに質が低かった or つまらなかった or 肌に合わなかった。
- X :
- matsu520_sub
入力データ
- 得点
- 50
- プレイ時間
- 1
- プレイ日時
- 2015年01月06日
まつさんの得点分布におけるこのゲームの位置
状況 | 度数 | グラフ | 位置 |
---|---|---|---|
100 | 2 | ![]() | |
90~99 | 12 | ![]() | |
80~89 | 116 | ![]() | |
70~79 | 348 | ![]() | |
60~69 | 243 | ![]() | |
50~59 | 82 | ![]() | ←ココ |
40~49 | 20 | ![]() | |
30~39 | 8 | ![]() | |
20~29 | 8 | ![]() | |
10~19 | 2 | ![]() | |
0~9 | 2 | ![]() |
このゲームの得点分布におけるまつさんの得点の位置
状況 | 度数 | グラフ | 位置 |
---|---|---|---|
100 | 2 | ![]() | |
90~99 | 1 | ![]() | |
80~89 | 5 | ![]() | |
70~79 | 15 | ![]() | |
60~69 | 22 | ![]() | |
50~59 | 13 | ![]() | ←ココ |
40~49 | 4 | ![]() | |
30~39 | 0 | ||
20~29 | 0 | ||
10~19 | 0 | ||
0~9 | 0 |
双子として生まれ落ちた兄妹の会話が淡々と紡がれる、ただそれだけに終始した作品で、モノクロームに塗られた世界は、二人の対峙を閉じた世界として演出する。歴史の教科書をなぞるかのように事実を一つずつ羅列しながら相互確認していく作業は、彼らの境遇、もっと言えば世界への呪詛のようにも聞こえるけれど、それはきっと諦観に近い。取り留めのない筆致で綴られたテキストは、多感で不安定な彼らの心境を飾り気なく吐露していき、センチメンタリズムに酔う。すれ違う二人に重なる恋愛観は、「あなたを理解している私が好き」という自己愛的な欺瞞に批判的。斜に構えたような態度は相互理解とは対極の自己完結。互いに分かった気になって、対話を疎かにしていたツケが回っただけのこと。漸く本音を打ち明けようにも既に手遅れ。断続的な機械音と、ざあざあと打ち付ける雨音の中で、ただ虚無感だけが残留するけど、他人事以上の何かは見出だせず。