Aましろ色シンフォニー -Love is Pure White- (ぱれっと) 人から己の美徳と呼ばれるものが一種の歪さや醜さで成り立つ事を知っている。その上で自身を驕りも誇りもせず、卑屈にも自己嫌悪にも陥る事もなく己を保てるのは見事の一言。 ただ、見事過ぎて主人公=プレイヤーとして見る人には「真似できない(自分には無理)」「損な性分(たまに思考や言動が理解できない)」と言った思いが先行して主人公として共感できないかもしれない。 主人公とプレイヤーをきっちり切り離せるなら、この主人公は文句なしに素敵。
POV新着コメント
仕事と良縁の有無で人生の明暗くっきり。片方でも失うと全パラメーター低下。元々低い環境調整や状況修正能力の低下は悲惨の域。両方がない序盤は特にそう。
仕事と理解がある対人関係があればどこまでも優秀かつ有能でいられる。その域が生半可じゃない。
友人の頃も恋人の時も彼女の欲しい物を欲しい時に確実に届ける事ができる男子
ハードボイルドを志してはいるがそれに固執して周囲を傷つける心配はない。ハードボイルと自身の隔たりを理解し反省や自制もできるので安心感がある。年相応に煩悩に塗れてもいるので聖人にもならない。自制良し度量良し器量良しの高バランス。
奇行と変人キャラの中で発揮される理性とスマートさはギャップとして非常に効果的
奇抜さに隠した理性と優しさ。己の欲望と相手の願望を両立する振舞い。軽さの中のスマートさ
悪辣と豪胆な振舞いが何に基づいているかを知ったら後は自然に。ギャップで異性を惹きつける。
誠実と慎重(臆病)による思考を入力に悪辣と豪胆(慢心)な振舞いを出力する捻くれ者。彼の悪辣と豪胆さは常に誠実と慎重(臆病)に満ちている。
気遣いや根回し、裏工作はお手の物。それを完遂するだけの能力もある。巨悪には至らない程度のワル。強姦も手段であって目的ではなく相手を蹂躙、屈服させる真似はしない。
心の痛みに敏くその痛みを和らげる振舞と心遣い、言葉遣いができる。己も味わってきた心痛を相手に味あわせまいとする姿勢
強面な外見に反しての心遣いと言葉遣い、不器用で弄り甲斐のある性格。日陰を歩く事を厭わない苦労人気質。異性を惹きつける魅力十分
道化に至る過程や相手への気遣いを「自分のため」と言い切る潔さ。個別√で√キャラ以外のヒロインからの恋慕多数。
道化になれる精神力。進む際に中途半端はしない胆力。他者心理を読む洞察力。洞察通りに己に制止を掛けられる制御力。特に1と4の要素が顕著
人から己の美徳と呼ばれるものが一種の歪さや醜さで成り立つ事を知っている。その上で自身を驕りも誇りもせず、卑屈にも自己嫌悪にも陥る事もなく己を保てるのは見事の一言。 ただ、見事過ぎて主人公=プレイヤーとして見る人には「真似できない(自分には無理)」「損な性分(たまに思考や言動が理解できない)」と言った思いが先行して主人公として共感できないかもしれない。 主人公とプレイヤーをきっちり切り離せるなら、この主人公は文句なしに素敵。
相手の空気、雰囲気を読み取り、そこに合わせて居心地の良い空間を作り上げると作中で評される通り。「そこに合わせて」の際に「作ってる感」を相手に感じさないし実際に意識しないで実践できる
互いの未熟が互いの魅力を引き出すだけでなく未熟も魅力へと昇華する。この関係性が非常に魅力的
心はホットで頭はスマートな本校。心はウェットで頭はライトな分校。客観なら本校。個人の主観なら分校
絶体絶命下での精神構造は比類なきものがある。スペックに頼らないメンタルで勝負できる
自身を取り巻く要素(状況、環境)を使いこなす。時には奔放かつバカにもなれる程度に感情で理性を制御できる。心技総じて器用。
分析と状況把握に長け、かつ分析結果を活かすタイミングを知っている。「外さない」安心感がある。
ヒロイン陣に拘わらず女性の評価が高い。イケメン認定もあり。
律儀で義理堅く融通は利くようで利かない。共感を得るのは難しい。ただ、根底にある「恩に報いる」一念で己が姿勢を制し頑なになれるのは評価したい
前作本編よりも彼への好意を表面化する者多数。そして冷静でハイスペックだが隙もあるので相手に「甘える」事も「甘えさせる」事もできる双方向の恋人の接し方ができる器用さの描写が顕著
本編よりも「脆さ」や「焦燥」の様な人間臭さが垣間見れる。でもそれは人柄の表裏であり年齢相応のもの。どんな形であれ最終的に正解を選び取る賢さは健在なので安心。
ハイスペックだが完璧ではなく隙がある。その隙もまた魅力であり母性を刺激し異性を惹きつける。年上や精神年齢の高い女性にも可愛がられるタイプ。
冷静であれど沈着ではなくハイスペックながらも三枚目的な隙も保持する。時に軽率、無謀に振る舞う事も賢さだと教えてくれる。
愚直でスマートさはない。遠回りもする。お膳出てに乗らず情緒を解すは苦手の領分。だが、背けている時も向き合っている時もどこまでも音楽には真摯だった。弾く時も弾かぬ時も音楽を裏切る様な真似はしなかった。それは音楽を介して繋がる者に対しても同じ。それだけで彼は素晴らしい
清濁を厭わず併せ呑んできた男。言動や態度、指導手腕に滲み出るその姿勢と真摯さ。故に清に傾いた際の指導者姿は輝いている
男である前に執事。故にある種淡々としているが、そこに愚直なまでのひたむきさと熱を宿す。
三者三様の女性陣を振り向かせる器量は本編で十二分に見せてもらった。
側にいる相手に負担や重さを感じさせないライトさ。それでいて律儀さや誠実さも外から見える程度に内包するバランス感覚。
彼女は攻略に至らないからこそ輝いた
近親相姦を扱いながらこの後味。「描かない」からこそ為し得た読後感
一人の男である前の一人の兄としての選択。そこに一人の男としての未来を託すに留めた精神力。
学生という枠で見れば内面、外見ともかなり高いレベルでまとまっている。遠目からの憧れや思慕の視線を集めるタイプ
理性、決断力、判断力、自己分析に優れ周りも見渡せ我を失う心配はない。ただ、仕方ないにせよ自らに向けられる思慕、好意、願望の類への感性だけは鈍い
本作での「運命」は死神の存在定義から判断するに「魂を在るべき所へ導けなくなる=仕事に支障が出るから死に干渉しないで下さい」という業務を円滑に行うための業者の常套句に近い。
死神の都合で始まった物語。その都合が如何な形で清算されるに至るのか。それを見守る物語
最終的に3人の妃と3人の妃候補を得て、元同僚の愛人達にも言い寄られる。そしてそれらを受け切る器がある。
驕らない。飾らない。隠さない。恐れない。人間らしさはあれど人間臭さは感じない。これが彼が好かれる所以かもしれない
自身の弱さを認めそれでも前を向ける精神力。万能でも優秀でもない自分に何ができるのか自問し続ける謙虚さ。喜びに泣き悲しきには耐えるその様が魅力的
ギャグ時の軽さと潔さ、シリアス時の熱い台詞の数々。硬軟双方の魅力を併せ持つ。
現実を否定せず目を背けず直視し続けた。その上で乗り越える事、過去を昇華する事を良しとせずに踏み止まり己が信念にしがみ付き続ける凄みと重み
魅力の根源は自身のダメっぷりを許容し嘆かない「潔さ」。ウダウダはあれどウジウジはない。ダメにはダメのやり方がある。それを肯定的に実践してくれる。
憎からず想ってくれている義妹と幼馴染の存在、人柄に好感が持てると公言する神様。近い間柄になればモテるタイプ
不運の度合いからすると、グレてないだけでもそれだけで評価に値する。多くの√で随所に素敵と思わせる言動や思考があった。
騎士様と呼ばれる顛末と置かれた環境(留学の経緯、留学先の環境)を知れば、主人公がモテるのは必定
精神的に完璧超人ではない分、親しみや好感が持てる。行動力と胆力を高さが魅力。物理的なプレッシャーじゃ動じない
仕事には誠意と矜持を以て臨み、プライベートでは年齢らしい未熟さと性的関心を見せてくれる。そのバランス。
尊敬はされるけど親しみは持たれ辛いタイプ。でも、作中の様に苦楽を共にすれば当人が望むと望まざると異性を惹きつける魅力がある。