まつさんの刃鳴散らすに関する情報
まつ
エロゲならではの空気感を堪能したい。
絵と音と文章、それに演出でどっぷり浸からせてくれるのがエロゲ(ビジュアルノベル)の魅力と思っております。
映画でも漫画でも小説でもない、私が特別このジャンルを愛好している理由です。
採点は個人の満足度に依るところが大きく、非常に主観的なものです。
また、内容の善し悪し以上に好悪が多分に入ってたりします。たとえ荒削りであろうとも、少しでも琴線に触れる要素があれば高評価になりがちです(逆も然り)。
初期頃にやった作品は、強い思い出補正がかかってるかも。
なお、言動が意味もなく不快なキャラ(理不尽暴力系ヒロインetc)、展開に納得いかない…など気にいらない要素は容赦なく減点対象としてます。
点数について:
相対的な序列感をより明瞭にしたいという意向から1点刻み。それゆえ、1点には重みを設けてます。適宜、調整も。
プレイ時間について:
計測ソフトを使用してるので正確なはず。基本的にボイスはあまり飛ばさず、じっくりプレイしてます。参考になれば。
【指標】
90~:マイベスト。
80~:とても良い。十分に堪能できた。
75~:良い。満足できた。
70~:まずまず。普通に楽しめた。
65~:もう一歩。楽しめなくはなかったが、物足りなかったり不満点が目立つ。
60~:いまひとつ。あまり楽しめなかった。
~59:悪い。あまりに質が低かった or つまらなかった or 肌に合わなかった。
- X :
- matsu520_sub
入力データ
- 得点
- 77
- プレイ時間
- 7
- プレイ日時
- 2015年11月12日
まつさんの得点分布におけるこのゲームの位置
状況 | 度数 | グラフ | 位置 |
---|---|---|---|
100 | 2 | ![]() | |
90~99 | 12 | ![]() | |
80~89 | 116 | ![]() | |
70~79 | 348 | ![]() | ←ココ |
60~69 | 243 | ![]() | |
50~59 | 82 | ![]() | |
40~49 | 20 | ![]() | |
30~39 | 8 | ![]() | |
20~29 | 8 | ![]() | |
10~19 | 2 | ![]() | |
0~9 | 2 | ![]() |
このゲームの得点分布におけるまつさんの得点の位置
状況 | 度数 | グラフ | 位置 |
---|---|---|---|
100 | 12 | ![]() | |
90~99 | 39 | ![]() | |
80~89 | 138 | ![]() | |
70~79 | 203 | ![]() | ←ココ |
60~69 | 73 | ![]() | |
50~59 | 36 | ![]() | |
40~49 | 15 | ![]() | |
30~39 | 8 | ![]() | |
20~29 | 2 | ![]() | |
10~19 | 3 | ![]() | |
0~9 | 0 |
先に村正から入ったのだけど、やはりこの方は文章が上手い。お硬い文体ながら、小粋な冗句を交えた独特の言い回しが取っ付きにくさを柔らげてるふうに思います。とりわけ戦闘シーンは、淡々と状況説明に終止し無駄なお喋りも挟まないことから派手さはないが、しかし、緊張感を伴った剣戟の妙が感じられました。知らずのうちにこちらまで体感時間を引き伸ばされていたような。“静”と“動”のメリハリがきいてる。戦闘の趨勢を理詰めで記述していくテキストも、付け焼き刃でない確かな知識があってこそでしょう。また、男二人の因縁にのみ焦点を当て、そこに他人の介入は不要とでも言わんばかりに、女であれ容赦なく切り捨てていく異色な作風は人を選びそうだけど、そういう冷徹さには却って好感を持ちました。ブレない芯が良かった。お話の短さもあって、散花のごとき刹那の“美”を感じた作品。