racernassy476さんのお気に入りユーザーの体験版新着コメント
racernassy476
これも、1人のプレイヤーによる独り言に過ぎない。
作品によって、√ごとの点数をキャラクター面とシナリオ面に分けてつけています(それぞれ50点満点)
採点は結構甘めで、長文コメントは備忘録として書いていく予定です。基準は何かしら感じることが出来るかどうか
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- 兎音 奈子弧のエロゲ巡り備忘録
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- @sousakusekai741
これも、1人のプレイヤーによる独り言に過ぎない。
作品によって、√ごとの点数をキャラクター面とシナリオ面に分けてつけています(それぞれ50点満点)
採点は結構甘めで、長文コメントは備忘録として書いていく予定です。基準は何かしら感じることが出来るかどうか
体験版新着コメント
78点 セレクトオブリージュ (まどそふと) (2024-07-26)
イヴちゃそえっちだ、早く余裕のない顔して欲しい。 主人公の隣にいる相手が変わるたび、この子が一番可愛いんじゃないかと掌返し続けるくらいには可愛い子が多かった。ファイブちゃそでも優勝なんじゃないか。是非とも挿れる穴を搭載してほしい。 主人公の出身地に現状そこまでの掃き溜め感がない事、主人公が比較的マトモな感性の持ち主である事は気になった。ただ、ナヨッたり、貧民属性の固定観念で露骨に悪ぶった態度取られるよりも余程印象が良くって、ヒロインに対する受け答えも良くて。あと結婚願望強すぎるのも面白い。発売が凄く楽しみになった。話が面白くなるかはちょっとわからないかも
90点 ジュエリー・ハーツ・アカデミア -We will wing wonder world- (きゃべつそふと) (2022-07-29)
そろそろ説明不要な冬茜トム先生による企画作品第四弾。だからいー加減セーブロード数を80から倍以上に増強してくれ! 先行体験版は一章を収録、約一時間程。冒頭のメデューサ軍とのドンパチ以外はルビイの出番含めてペガサス組の成立からキャラ見せまで。そのペガサス組の面々は一癖も二癖もある中で、章丸々使ってキャラの側面をしっかり描いていて好印象。特にマークスの獣人嫌悪はなんとなくではなく経験に基づく心理的恐怖であるとわかったのは大きいです。ただ、内実として、あめぐれ時にキャラが駒であると一部で言われていたのをさくレットで改善させたというのもあるが、どちらかといえば彩頃同様「お前は駒だと言われたキャラが如何にして人間らしくあるか」というような描き方でした。なので、その実宝石が本体とか言うのかなーとか妄想を巡らしつつ。ルビイやキャロちゃん等、顔見せだけで終わったキャラもいますが、現時点ではしっかりと「人」を描くことについては心配いらなさそうです。その上で、ファンタジーとすると、トム先生お得意の「現実世界での常識に照らし合わせた意表を突く伏線」は出来ないので、どう持っていくのかなと。まぁ伏線ゲーとしてでなくとも、マジチャ的なイチャラブが描かれるなら、力量はありますし、それだけで十分満足は出来そうですが。ともあれ、現実世界に一切絡まない完全なファンタジー作品は参加作品を含めてメインライターとしては初(ぱらしゃんのみ一応関連がなかったが、メインではない)なので、どのように調理するか楽しみです。(5/28追記)体験版フルバージョンプレイ、総プレイ時間五時間。ラストに先に公開されていた2ndOPに繋がる仕様。……どうすんのこれ!? 過去冬茜トム作品では着地点が何らかの形で見えていたが、今回は全くそれが見えないため、方向性の検討が本当に立たない。ともあれ、作品の傾向としてはやはり彩頃に於ける能力バトル系が軸になるので、未プレイなら「もののあはれは彩の頃。」を先にプレイしておくと比較が出来て楽しいかも。それにしても、過去傾向的に体験版終わり=共通終わりなので、誰かしらの個別にはすぐ突入できそうですが、今回はループなのか否か、一本道なのか否かもわからないため、個々の事象の考察は出来ても、本当に展開自体の予想が付きませんなぁ……。
85点 創作彼女の恋愛公式 (Aino+Links) (2021-11-26)
体験版総プレイ時間は五時間程。共通が八話まであると明言される中二話でこの分量なので、全体プレイ時間は軽く30時間は越しそうなとこで……ディスク二枚組ってマジな奴やんけ。セーブロード枠が100ですがこれはマジで足りなくなるコース。口パクがあまり巧く出来てはいないので、この状態ならオフ機能が欲しいところ。ところで豪華版付属サントラ視聴を聴く限り、OP・ED共に奇跡という単語が多用(HPのライター工藤氏のコメントでも「奇跡のない世界」とあり)されていて、どうにも逢桜が病気持ちっぽいような雰囲気があるが、どちらかというと寿季が死んでて、話自体が寿季が死なないための逢桜の物語の世界……と予想。アペンドに「ifルート」とあるのも気になるとこ。全体の浸りたくなる雰囲気とか、一端の二次創作書きとしてうんうん頷いたり参考になったりする創作話とか、最終的に話の展開が個人的に納得いかなかったとしても現時点で評価出来るとこも多いので、今年の覇権と見た自分の審美眼を信じます。
--点 ウチはもう、延期できない。 (Sonora) (2021-11-26)
(この体験版一言は、『初Hは全裸正常位党』の党首という原理主義者が執筆しております。ご理解の上お読みください) Hシーンが性癖にド嵌まりしたので買いますっ!…………と言い切りたいところだったのですがね、 未来のね、スカートがね、邪魔でね、、、、、、千紗のシーンは脱がす差分・おっぱいの大きさ・形・アングルとほぼ文句無く花丸で、 愛のシーンは脱がす差分に不満はあるけどアングルも問題無いしおっぱいの大きさも許容範囲。 花梨のは着衣Hだけど初Hじゃない感じだし、だとすれば逆にHPにあるCGから十分期待が持てる。 さやかはそもそも収録されていないので何とも言い辛いけれど、これまたHPのCGでパンツ一枚だけで 咥えてるものがあるので、ここから順当に進めば心配はいらなそう。で、残りの未来ですよ。 途中までは初々しい雰囲気の中、一枚ずつ脱がしていく素晴らしい流れだったのに。 スカートを残したままパンツを脱がしたところで嫌な予感がしましたが、案の定次の本番CGでもスカートが残ったまま 、、、、、、何てことしやがる。邪魔、邪魔だよソレ!せっかくの正常位なのに! 未来のおっぱいも表情もとても可愛らしくて最高なのに! 他ヒロインは皆(※確定しているのは2名のみです)全裸に剥いていて、全裸の良さを、初Hの醍醐味を分かってる ブランドだと期待したのに!何故ここだけスカートを残したのか!このスカート一枚が影響して、 購入予定が必ず購入から様子見へと急降下しちゃったじゃないですか! HシーンBGVは完備してるし、イベントCGカメラワークもオンオフ選べるし、 その上これだけ俺得Hシーンが盛り込まれているのであれば、現状でもcyokin10w的神ゲーになる可能性はあるのです。 でもだからこそ、たった一枚の余計な異物が、《完璧》を妨げてしまったことを、余計に残念に思うのです。 嗚呼未来のスカートよ、お前は何故そこに在る………………え?体験版本編の感想ですか?、、、、、、、、、、、、、、、、、、やってすらいねぇよっ!(最悪)
体験版単体ですら90点以上を付けられるクオリティ。完成品への期待は高まる一方だ。
--点 あまいろショコラータ2 (きゃべつそふと) (2021-05-28)
前作も気になってはいたのですが、一番好みだった苺華ちゃんが攻略できないという事でスルーしていたのです。ですが今作は、その苺華ちゃんが攻略できる上に、期待の新人かぐやちゃんとかいう苺華ちゃん以上に可愛らしい娘まで現れてしまい、それだけでも購買意欲上昇中。さらにさらにサンプルCGを見る限り、我が性癖(サマリー参照)に刺さりそうなHシーンがこの二人に搭載されそうな匂い(まだまだハードルは高いですが)もあり、ますます購入不可避状態となりつつあります。こうなるとやっぱり気になるのは、前作やっていなくても大丈夫?という部分なのですが、前作今作の体験版を立て続けにサラッと流してみた限り、体験版範囲の知識があればまぁ、萌えるだけなら問題ないかな、という感じでした(苺華ちゃんの性癖爆発で大笑い。この娘共有スペースで何やってんの!?)。もちろんそれ以外の物語的な見せ場があって且つ、それが2にも影響を与えているとかだとチトあれですが、その辺りの引っ掛かりを乗り越えてでも、愛らしいかぐやちゃんとしっかり者()苺華ちゃんを愛でる価値はありそうです。 ところで他の方も書かれてますが、かぐやちゃんとその姉みつきちゃんの3Pシーンとかがおまけで搭載されたりする予定はありますか?
90点 さくらの雲*スカアレットの恋 (きゃべつそふと) (2020-09-25)
前作あめぐれで遂にその名が知れ渡った冬茜トム先生による企画作品第三段。第一章の時点で梶井基次郎・荒俣宏・宮沢賢治と、今回は大正モダニズム×各種文芸の様子。今回の第一弾は、とにかく基礎を固めるという印象で存在が揺れるほどの事件はまだ起きず、あめぐれより更にスロースタートな印象。キャラは蓮≧メリッサ>透子>所長。メインの所長のおつむが少し弱く、主人公司が実質介護に徹してたのが気になるところ。システムはあめぐれと同一。セーブ枠80据え置きなのはやはり今後を考えるときついところ……。彩頃サイコロやあめぐれの時と同様ひっくり返るレベルの伏線回収を行ってくれると思うが、今回どこまでやってくれるかは中々に未知数。ちなみに、引用文芸の内、特に荒俣宏の「帝都物語」の主人公加藤保憲からは、魔人加藤のあだ名をそのままキャラに頂戴するなど類似性が高いため予習を推奨?(8/8追記)体験版フルバージョン完走。第一弾と併せて四~五時間程。夢オチながら本編中に所長とのHシーンあり(本番はなし)。最終的に並行世界モノっぽいことが明かされるが、アララギや魔人加藤のそれまでの発言よりそれ自体は察しの付くことで、それより各キャラのバックグラウンドが殆ど語られない(特に司と遠子)ため、そっちの方が主眼か。各々伏線を現段階で貼りまくってたり意図的に回収してなかったりと、作為的な胡散臭さは尚も健在。OPムービーで転がっている各種単語はかなり方向性がばらばらなので、これらをどう回収するかは見物。あめぐれ時と違ってダイジェストムービー的なものはないので、そういう意味でも今作の方向性は不透明感が大きいかなと。とはいえ何れにしても圧倒的な熱量の骨太な物語は今回も十二分に期待してよさそうです。またライター企画過去作あめぐれと彩頃サイコロはネタ的にも被る乃至オマージュ的に取り入れてるところも多いので、時間に余裕があるならば先にやっておくことをお勧め。攻略的には所長一強そうにも見えますが、過去事例から類推するにシーン数四人で同一からの、シナリオ的には所長と蓮? の二強みたいな感じになるのかな……。
--点 青春フラジャイル (Purple software) (2020-08-28)
あ、これは、どうしよう、久し振りに恋をしました。その声、その容姿、そのおっぱい(Bカップは普乳です。お間違え無きように願)。いたずらっ気のある口調と性格。私服のセンスもストライク。その名は卯月透音。惜しむらくは妹「的」存在という中途半端な立ち位置で、風呂場から下着姿で出てきて平然としている辺り、え、別にここまで近い間柄なら義妹か実妹でええやんとか、そうかー、現状恋心は抱いてないかーとか、そういう部分をちょっぴり残念に思ったり。でも、この娘が個別√で体験版時点以上に可愛くなっていくというのであれば、買わない手はありません。イメージコメンタリーでちょっとちらつく〇〇設定が良い方向に行くか足を引っ張るか。興味深く楽しみにしたいところです。さてさて他の娘たちにも少し言及すると、リズはこれ、メイサース家の箱入り娘じゃなくて実は〇の鳥だったのではと推測してみたり、氷緒は目つきの悪い古典的暴力ツンデレって、今時受け入れてもらえるのかといらぬ心配してみたり、せつなはライターさん曰く特別扱いされてるだけあって主人公と大きな秘密を共有してそうだなーとか思ったり、ちょっと待って!ゆら攻略出来ないのっ!?とか愕然としてみたりと、お目当ての透音以外でも充分に楽しませてくれそうです。8月のお財布は厳しくなりそうだし、溜まってる積みゲーとの兼ね合いでプレイがいつになるか定かではありませんが(ぇー)なるべく早くプレイしようかなと思っております。
80点 アメイジング・グレイス -What color is your attribute?- (きゃべつそふと) (2018-11-30)
QUINCE SOFT『もののあはれは彩の頃。』で初めて企画から行ったライター冬茜トム氏の企画作品第二弾。『彩頃』では京都関係の設定を存分にシナリオに絡めていたが、今回はアート全般×アイヌという異色の組み合わせに。彩頃に於いて弱かった所はギャグであるが、現状ギャグ関係がそこまで滑ってないのは好印象。とはいえ、相も変わらずスロースタートな作品ではあるので、とにかく製品版後半以降の怒涛の伏線回収が始めるまでの描写を如何に面白く書けるかどうかになるのかなと。ディレクターにしげた氏がおり、ライタークレジットにも入ってはいるが、体験版ラストの制作陣の表記の仕方的に恐らく氏は校正や一部執筆程度のみで、実質単独ライターかそれに近い具合になっていそうな所。余談だが、冒頭に出てきた湖であるオンネトーは北海道足寄郡足寄町に実在する。他にもアイヌ語由来の単語が幾つか出ており、アイヌ関係を履修しておくともっと楽しめるかも?(10/21追記)体験版フルバージョンプレイ、総プレイ時間六時間、ラストに製品版そこそこネタバレダイジェストムービーあり、Hシーン抜粋等はなし。第一弾とは空気感も変わり、結果的に今いるキャラから犯人を見つけ出せ! と割と推理モノの様相に。体験版が三章終わりまで、全十二章のようなのでこれで1/4かそこいららしいものの、恐らく更に長くなりそうなので製品版のプレイの長さは正味30時間? ダイジェストムービーは(ミスリード誘導でなければ)かなりネタバレを含むため見ないことを推奨。そのムービーでの描き方曰くキリエ→サクヤ→コトハ→ユネの順での攻略、尚且つ選択肢なしの一本道になりそうな所。ひとまずシナリオ自体は彩頃より分量がある「感動大作」の名には恥じないものが出てきそうです。しかしセーブ枠が80しかないのは正直キツすぎる……。
70点 癒しの女神の実験台 (しろくまだんご) (2017-09-29)
【ビジュアル】◎【シナリオ】○→△【エロ】○→◎【寸評】厳しい気がする。R18関係は、今までのエロゲーになかった領域を提供してくれそうだが、やはりパイオニアならではの根源的な課題は多い。個人的な感覚ながら、そのままプレイしてもバイノーラル録音が生かされず、エッチシーンでは視覚がとくに邪魔だった。次に、目を遮ってクリックして文章を追ったところ、今度は地の文を読めないという悪循環に陥った。それでも懲りずにオートプレイにしたらしたで、実際に人間同士がやり取りする際の“間”が台無しになってしまった……。音と間(無音、もしくは物音や環境音だけの状態)は極めて重要な関係にあるらしい。ひょっとしたら、エッチシーンだけでも、ボイスドラマを丸々充てたほうがよかったのかもしれない。◆“耳への息吹きかけ&囁き”など、部分的に光るものはあるけれど、読み物としては他の商業作に太刀打ちできそうにないし、癒しボイスとして見ても、同人ボイスドラマに軍配が上がってしまう。こう言ってはなんだが、旅館もので耳かき→耳舐め→エロ三昧(→マニアックなプレイ)の方が、ストレートで分かり易かった気がしてならない。ただし、それは必ずしもADVにする必要がないだろうし、最初から超大作を期待するのが酷かもしれない。とにかくお手並み拝見といきたい。(2017/09/13 期待値を80点から70点へ下方修正)
--点 もののあはれは彩の頃。 (QUINCE SOFT) (2017-09-29)
みさきちゃんマジ天使!(古)ほんわかと癒される声・表情。優しく穏やかなその物腰。この娘とラブラブイチャチイチャできるならそれだけでもう購入確定です!他のヒロイン?双六?ナニソレオイシイノ??みさきちゃんさえいれば他の要素なんぞどうでも………………ってアレっ!?何かみさきちゃん燃えちゃってるんだけど!!?ちょっと待ってみさきちゃん!?みさきちゃんおーーーーーーい!?!?君がいなくなっちゃったら購入する価値が無、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、(しばらくお待ちください)、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、不思議すごろくのルールや進行については説明があったものの、肝心要の『この双六世界はいったい何なのか』という部分の説明を完全に省いたままで終わる上に、HPを見る限り攻略対象と思われる四人の女の子の内二人が出てこない(しかもオマケのHシーンはその出てこない女の子のもの!)という、お前ら本当に販促する気があるのかと問い詰めたくなるような内容の体験版でした(ぇー)。ただ、ななろば華さんが描く可愛いヒロインと彩り豊かなグラフィックには惹きつけられますし、何より双六世界が案外面白く、これからどうなっていくのかという興味を持たせてくれるくらいには、よくできた設定と物語になっていると思います。後は、最後まで息切れせずに盛り上げていけるかどうか。特に体験版では体験することの出来なかった《現実》パートで失速しないかどうか、がポイントになってきそうです。、、、、、、どうやら9月に延期したようなので、それならばしっかりと細部まで詰めて完成度を高めてくれれば、9月のダークホースくらいには化けるポテンシャルを持っていると期待しています。
【ビジュアル】◎【シナリオ】〇【エロ】☆【寸評】体験版でこれほどまでにHシーンを開放した作品は初めてだと思う。この際、恋愛事情ではなく恋愛情事へと名前を変えたほうがいい。むろん期待すべきはエロなのだが、前回作は現代社会人を主人公としてプレイヤーの身近な存在に据えたことで、予想していなかった金言も多かった。意外性も高い一作と言える。
--点 枯れない世界と終わる花 (SWEET&TEA) (2016-11-25)
ショウとレンのコミカルな会話。明るく華やかなヒロイン達。日常シーンから感じられる優しさや暖かさ。そしてその陰から時折覗く、悲しみ。色鮮やかなのに淡く儚げな背景と、ちょっと困ったようなハルの微笑みが、胸を締めつけるような切なさを感じさせて。『枯れない世界』と『終わる花』。そして彼と彼女らの辿るその先を、期待して待ちたいと思います。
--点 Re:LieF ~親愛なるあなたへ~ (RASK) (2016-10-28)
堂々と二十越えを謳う社会人ヒロイン達に、『再挑戦』というコンセプト。日向子さん視点がメインの体験版は、ベタではありましたが、こういう事をやりたいんだよ、という意気込みは伝わってきました。ともすれば地味で、クリックが進まなくなってしまいそうな内容でもありますが、そこは美麗な絵(上手いとは言いません。立ち絵の体のバランスなんかは特に×)と、チョコチョコ差し挟まれる伏線っぽい箇所や謎っぽい人物(アイ(I?)とユウ(You?)とか)が、先への興味をかきたてることで引っ張ってくれます。画面を覆う不自然な緑の枠が邪魔だったり(むしろこれも伏線?)システム面に多少の弱さを感じたりもしますが、充分製品版に期待の持てる内容でした。但しHシーンだけはかなりの期待外れ。雑です。他のシーンもこんな感じだとしたら、なまじ好みの容姿のヒロインが多いだけにガッカリしそう。あ、でもトトちゃんのHシーンがあるなら内容はどうあれ必ず買います!(ありません)。
【ビジュアル】☆☆【シナリオ】☆【エロ】〇【寸評】見紛うことなき大作。個人的には、『大図書館の羊飼い』のような学園ものをもう一作続けてもよかったと思っているが、メーカーがそれをよしとしなかった格好だ。このメーカーに限っては純な学園ものに胡坐をかいても不思議はない。安易に是としなかった前傾姿勢については、十二分に好感が持てる。◆「オーガストらしくない作品」という前評判は、『穢翼のユースティア』のリリース前にも聞こえてきたが、今回もその声量が大きい。洋の東西を問わず、古今の要素や事物を取り入れるだけでは飽き足らず、ジャンルにしても戦記ものに加え学園もの、さらにはアイドルまでチョイスしている。これでは、過積載を疑うのも当然の話である。◆経験豊富な論客達を抑え込むには、戦記ものに潜む学園ものという構図を成立させ、かつ戦記ものとして華々しく着地させる必要がある。間違っても、ライトな学園ものとして校門を滑り込ませるような、三枚目の真似事だけはさせてはならない。もはや小さくまとまるような物語ではないからだ。◆私的な感触としては、体験版を経てなお期待が高まったと言える。少女漫画『暁のヨナ』の如き、壮大なドラマの気配を感じた。朱璃ルートこそ真理であろうが、ここは全ルートに期待を寄せたい。◆『バイナリィ・ポット』からは想像できない躍進ぶりに、畏敬の念すら覚える14年後である。
60点 LAMUNATION! -ラムネーション!- (WhitePowder) (2016-06-24)
【ビジュアル】◎【シナリオ】◎→×【エロ】△【寸評】万人向けではないスタイルを差し引いても、多数のユーザーが置いてけぼりを食らうであろう導入に、不安と落胆を隠せない。場面転換、舞台設定、単語の読み方や意味などは全体的に説明不足。句読点の配置はおろか、ひとつひとつの台詞の長さをとっても、いたる所に配慮の無さを滲ませている。◆読み進める中で、炭酸飲料が気持ちよく喉を通るような感覚はしなかった。むしろそれ以前の話で、「自販機の取り出し口に落ちてきた衝撃で半自動的に振られた炭酸飲料を、知らずに開栓した時の感覚」に似ていた。一瞬驚きはしたものの、後に続く言いようのない悲しみを長く味わった。◆人を選ぶパロディとジョークが随所に吹き荒れるぶん、エネルギッシュなのは間違いない。だが問題はその方向性にあり、なにぶん内容を好意的に受け止めにくい作風と言えるだろう。体験版段階で素材を台無しにしている感も強い。◆この作品に具体的に欠けているものと言えば、必要最低限のTIPSや大きめの顔グラ、そして適度な幕間であろう。「ノンストップ」と標榜してはいるが、さすがに“間”を意識させてくれない展開には問題がある。逆に不要なものと言えば、キャラクター初登場時に表示される右側の白抜き文字くらいのもの。足りない要素の方が圧倒的に多い。◆また、ナレーションをはじめとするスピード違反著しいボイス関連も課題。声自体は悪くはない……。悪くはないのだが、速読みすぎて部分的に単調に聞こえてしまっている。そして、やはりと言うべきか、ボイス公開時から懸念していたらむねボイスは、案の定可愛すぎた。◆ユーザー側が底冷えしたまま、ハイテンションな物語を継続させるのは至難の業。素材と雰囲気の良さから大爆発を予感させただけに、この体験版の内容では期待に応えられたとは言いがたい。悪い意味で鋭角的すぎる。 2016/05/20(95→60に大幅下方修正)
50点 珊海王の円環 (エウシュリー) (2016-04-28)
【ビジュアル】◎【シナリオ】△【エロ】△【システム】×【雑記】75→50に下方修正して様子見に変更。本当に面白くない。『みんな大好き子づくりばんちょう』のおはじき、『魔導攻殻』のユニットバトル、『空帝戦騎』の砲撃バトルと船強化、『冥色の隷姫』のマップ……これらのごった煮という印象。非常にフラストレーションの溜まるシステムで、この完成度では非常に厳しいと言わざるを得ない。ユニットはじきは児戯にも等しく、指示すら出せないバトルは数回やるだけで退屈。ユニットの三すくみの関係も極めて分かりづらくオートバトルのせいで活用しにくくなっている。また、アホなAIのせいで、時おり理不尽な戦いを強いられるのもストレスフルだ。資源運用においても毎度のごとく「植物」だけが枯渇する有様で、ゲームバランスが著しく不安定に思える。私は体験版をさほどプレイしないが、非常に期待値が高い作品か疑いの目を向けている作品はプレイするようにしている。今回は、前作の出来を鑑みて後者の理由でプレイした。そして、現時点での評価は最悪レベルの印象。形容するなら「露出した地雷」。これを踏みに行くのは大変勇気のいることで、もはや蛮勇とさえ思えてくる。見た目は商業レベルだが、中身がその域に達していない。この内容のままリリースするのは、正気の沙汰とは思えない。
【ビジュアル】☆【シナリオ】☆【エロ】◎【雑記】ビジュアルもエロも最高峰。あとはシナリオだけ……というのが、結構な数のエロゲーブランドの課題ではあるのだが、このところのminoriは好調だ。夏ペル以降の立ち直りぶりには、もう脱帽の一言。地を揺るがすような大ヒットはないけれど、どれも安定して“魅せる”“読ませる”“ヌかせる”の三拍子が揃っている。これに加えて演出が抜きんでている(はるおと、efほどの驚きはないが)ため、これまで買って損をしたという経験がない。今回も良さげな雰囲気を強く匂わせている。これは買いだろう。なお、題材となるは児童文学家小川未明の代表作。モチーフとなった童話をどう生かし切るのか……。今はリリースを待つばかりである。それにしてもヒロインみんな、お胸とスタイルの割に軽いなあ……。
【ビジュアル】◎【シナリオ】△【エロ】◎【雑記】エロは濃いように見えるし、せせなやうさん担当作品としては、おそらく最もエロ方面が充実した作品になることだろう。気になるのは、シナリオを説明に費やす水増し感が拭えていないことだが、プリコレほど冗長と言うわけではなかったのは好印象。設定上多用される性的な小話がスパイスとして作用していて、体験版段階の感触としてはまずまずか。アリカが、エロ・シナリオともにキーパーソンとなりうる。このブランドはドラマCDの聞き映えが安定しているので、本編のテキストも同程度のものを期待したい。ただ、ブランド自体の停滞感も相当強くなっているので、新しい長所を模索する必要があるだろう。この作品では、そのマンネリを打破するのに力不足な気がしてならないので、期待は控えめに。
面白いです。特にテキストが気に入りました。キャラの掛け合いは良いテンポですし、テンプレな流れからちょっとズラして笑いを取る辺りにもセンスを感じます。後はせっかくいいキャラしてるのに萌えが足りないヒロイン達をどう魅せていくか。シリアスに向かっていきそうなお話をキチンと描き切ることができるか。この2点だと思います。3月のダークホースとして期待値大です。
--点 おとなり恋戦争! (シュガーハウス) (2014-02-28)
テキスト……微妙。絵……意外と不安定。キャラクター……付与された属性のテンプレ言動を繰り返すだけで人間味に欠ける。コンフィグ……変更したはずの設定がしばらく反映されない。体験版を終えての購買意欲……なし。
--点 恋する夏のラストリゾート (PULLTOP LATTE) (2014-03-28)
この体験版の8割は幸崎羽海とかいう可愛い生物でできています。実際前半部は全て主人公と羽海だけで話が進む上、他ヒロインが出てきてからも羽海√目指して一直線なので羽海を愛でる以外にない状況です。ですので羽海を気に入らなかった方には辛い体験版になることが予想されます。ただ羽海を気に入ったとしても、彼女との初Hまでいけてしまうのでそこで満足してしまう人もいそうで、そうなると果たして販促として機能しているのか疑問になってくる内容です。まぁ最後のオマケ内で本編には3Pがあると宣言していたので、そこを期待すべきなのでしょう。
--点 恋する気持ちの花言葉 (HexenHaus) (2014-02-28)
気まぐれで落とした体験版が面白かった件。キャラの掛け合いが楽しいので飽きずに進めることができます。シナリオがどういう方向に行くのか体験版時点では全く読めないのですが、無難にまとめれば佳作ぐらいにはなりそうです。ただあのやたらモッサリした絵が……ね。見てると酔いそうになるHシーンアニメーション共々、微妙かなぁと。ヒロイン達、皆いいキャラしてるんですけどねぇ。
50点 目覚めると従姉妹を護る美少女剣士になっていた (ミルフィーユ) (2013-01-25)
女体化した状態でスタート。性転換した事を嫌がったり恥ずかしがる描写もなくオナニー三昧。Hシーンも含め、快楽堕ちの女が卑語連発するだけな「なんちゃってTS」の予感です。物語的に女の子生活を丁寧に描くとも思えませんし、コスも学校系のみでしょう。購入は見送り。絵や声優さんが好みなら、って所でしょうか。可逆ならまだ見込みもありますが、非可逆どころか最後まで戻らないっぽいんですよね。そこにも地雷臭が漂います。
90点 大図書館の羊飼い a good librarian like a good shepherd (AUGUST) (2013-01-25)
2012年発売作品の体験版、そのほとんどが動きもしなかった我がポンコツPCで快適に動作したことにまず感動。次にかゆいところに手が届きすぎるくらい届く設定画面に感心。そして『穢翼のユースティア』を経て大化けした読みやすく面白いテキストに驚愕。そのテキストを支える演出その他もろもろも、傑出してるとまでは言わないものの全てが高水準・高み安定。いやー恐れ入りました。この体験版だけで、この作品にというより寧ろオーガストに惚れます。質の高い作品ほど、ある程度以上のスペックをPCに要求する。そんな時代かなー。止むを得ないかなーと思っとりましたが、なんの作れるじゃないですか、これほどのものが。もちろんシナリオはまだこれからです。そこが弱い可能性もあります。でももしそうなったとしても、充分に楽しめてしまいそうなポテンシャルを、この体験版からは感じ取ることができました。買いでしょう。
--点 フツウノファンタジー (EX-ONE) (2012-06-29)
長ぇよ(笑)出し惜しみしないのはいいけど、製品版大丈夫?ダメ出しもくらったみたいだし……。色々不安なので面白かったんだけど様子見止まり。あ、あとマーモンちゃん不憫可愛いかったなぁ。