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95ひまわり (ぶらんくのーと(同人))
最後まで楽しめました。非常に満足。ただ、プレイ後に多少の疑問が残るかも → 長文感想(1490)(ネタバレ注意)(7)
最新レスazumiさん、毎度レスどうもです。
ここまで私の疑問や感想・勘違い等に付き合ってくれて本当にありがとうございました。
おかげさまでプレイ後に残ったもやもやとした感じがなくなりましたし、このような形でクリア後も作品を楽しむことができました。
ひまわりのような、まだまだマイナーな同人ゲームの感想について話し合うことができる場として、このサイトがあってよかったです。
yappi2008年03月27日

95ひまわり (ぶらんくのーと(同人))
最後まで楽しめました。非常に満足。ただ、プレイ後に多少の疑問が残るかも → 長文感想(1490)(ネタバレ注意)(7)
最新レスazumiさん、またしても返答ありがとうございます。私の大量の疑問に、丁寧に答えてもらえて恐縮です。
明香編の最後、名前が「あおい」だったら…という話ですが、私が一番怖かったのは
陽一自身、アオイのことを覚えていないのに、子供にその名を付けてしまうことです。
そんなことになってしまうとアオイがかわいそうでw

・(記憶の発現条件)について
なるほど…その考え方なら筋が通りますね。正直この疑問に納得のいく考え方があるとは思ってなかったので驚きました。
確かに秋桜がどこまで知っていたかということには疑問が残りますよね。
「7年前負けかけた」等の台詞からは、事故の真相もウイルスのことも知っているという感じがします。
そこで気になるのがどうやって情報を入手したのかですが、
ルナウイルスについてはオリジナルの記憶からの知識で、
事故の真相については、そこから推察したことでしょうかね?そうなると勘良すぎですが。
まあこの点や、秋桜が「人類を滅ぼさなければならない」その理由については、作者のみぞ知るというか、
もう完全に作品中でのフォローもない、個人の想像で補完するしかない問題のような気がしますね。

あと些細なことですが、秋桜の会話シーンで二つほど気になる表現があります。
まず秋桜が、記憶を「取り戻す」「思い出す」という表現を使っていること。
陽一のように失われた自分の記憶という場合だったら当てはまる表現ですが、秋桜の場合は違いますよね。
これは「発現したウイルスの記憶のほうに多少意識を持ってかれている」という解釈をして良いということでしょうかね?
まあ、ウイルスの記憶が現れた時の感覚が「思い出す」という感覚に近かったからこういう表現をしているだけ、とか、
他に適当な言葉が見つからなかったから、ということかもしれませんが、
正直、それがどんなにとんでもない記憶であったとしても、意識を乗っ取られてでもいない限り、
普通の一地球人だった秋桜が「人類を滅ぼさなければならない」とまで言い始めるとは私にはどうも思えないのでw

もう一つは、そのときの秋桜の台詞
「私もひまわりちゃんのパパ、好きだよ。でも、気づいてくれなかった。――5年前、私が記憶を取り戻す前に気づいてくれれば…」
について、二通りの解釈が出来ると思うのですが、どうなんでしょう。
・秋桜が感染していたことに気づいてくれれば
・秋桜が陽一を好きだったことに気づいてくれれば
前者と考えるのが普通でしょうかね。ほんと些細な事で申し訳ない…w

・(雨宮家のリスト漏れ)について
「大吾の持っていた指輪に使用した月の鉱物にウイルスが含まれてた」説についてなんですが、
あれに元々ウイルスが含まれていた、と考えるのではなく、明香里の血液によってウイルスが付着した、と考えるのはどうでしょうか。
明香里は大吾から指輪を受け取った時、抜けなくなってしまい、血が出るまで外そうとしたとありました。
「死ニタクナイ」の血文字をその血で書いたとすると、指輪には明香里の血がたっぷりと付いていたと思われます。
明香里は指輪を受け取った後、「8月23日――あと一ヶ月もない。あたしだって………死ニタクナイ」と言っているので、
大吾がひまわりを去るまでの数日間に、何らかの形で大吾と血染めの指輪との接触、もしくは壁の血文字との接触があり、
それによって感染したとも考えられると思います。
これなら、16年前の血液検査の時点では感染していなかったのに、
ウイルスが破棄された後に感染していたということについても説明できると思うのですが。

あと、「好きな作品だから考察したり色々考えるのが楽しい」という意見にはまったくもって賛成です。
「この世界をまだ楽しみたい」と思うからこそ色々考えるわけですからね。
もちろん、ひまわりの場合ある程度しっかりとした世界観が構築されているので安心して考察できるという部分もありますが。
yappi2008年03月18日

95ひまわり (ぶらんくのーと(同人))
最後まで楽しめました。非常に満足。ただ、プレイ後に多少の疑問が残るかも → 長文感想(1490)(ネタバレ注意)(7)
最新レスazumiさん、返答ありがとうございます。分かりやすい説明で助かります。
疑問の大部分が解決しました。 やはり本編でしっかりと回収されていたんですね。

公式HPのヒント3、
「アリエスはアクアと宗一郎の通話を聞いている(アリエス編のとある伏線を回収しています。)」
この「アリエス編のとある伏線」というのが疑問1だったのですか…なるほど。
作者さんも「あまり悩まれるのは心苦しい」と言っている割に、考察のためとしか思えないヒントを出すあたり恐ろしいw

これ以上追加するのはどうかとも思ったのですが、どうせなので残りの疑問も書いておきます。

・疑問7
なぜ秋桜やその母親・紅葉は生きていたのか?
感染者リスト(搭乗者リスト)に雨宮家がなかったのはどうして?ということです。
  ・銀河は感染していない
  ・宗一郎には秋桜の存在すら知られていなかった
  ・宗一郎は紅葉が感染しているとは思っていなかった
  ・宗一郎は、雨宮家で感染しているのは大吾だけだと思っていた
  ・大吾はひまわりにいたのでリストには載せなかった
…という仮定の上でなら納得できるんですが…

・疑問8
秋桜が、ひまわりにもルナウイルスの記憶が現れるとしたのはなぜ?
つまり、ルナウイルスの記憶の発現条件とは何なのか?ということです。
本編でルナウイルス自身の記憶が確認されているのは、明香里・秋桜・ひまわり(不確定)の3人だと思うのですが
(明香里は「知らない場所で知らない人たちが知らない言葉で話す」という夢を見ている)、
なぜこの3人だけ? それとも他の感染者も発現の可能性はあったのでしょうか?
…そもそもこの記憶は何の記憶なんでしょうか?…宇宙人?古代地球人?…というか続編は…?w

疑問だけでは何なので、感想も。

どの結末にも次回への「引き」みたいなものがあり、先が気になって仕方が無くなるようにできている作品だと思いました。
実際、すっきり完結しているのはアクア編だけのように見えます。
(最終TIPSで葵ENDをうまくまとめたのはすごいと思いましたが)
最後のルートとなる明香編ですら、あの終わり方です。あれはずるい。
まあ、陽一くんと明香の子供の名前が「あおい」とかじゃなくて良かったですが。
私は明香編の最後をプレイしているとき、それが不安でしたw
ものすごいバッドエンドの図だと思います。最後の台詞が「さ、行くよ…あおい」とかで終わる、という。
まあ「ひまわり」も似たようなものかもしれませんがね…。
…とまぁつまり、こんなことを色々考えるほど、この作品は魅力的だった、ということです。
yappi2008年03月14日