TIGERさんの長文コメントへレスがついたもの

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現在、真面目に感想を書くようにした。点数は常に直感的。他の作品の点数と照らし合わせ、再度確認している。

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87暁の護衛 ~プリンシパルたちの休日~ (しゃんぐりら)
そもそも本作は“FD”と称しているものの、『暁の護衛』の次回作のボリュームが予想以上に多くなってしまったため、“已む終えなく”分割して発売したものである。ただし、分割したことに対しブランド側も謝罪の意を込め、価格設定を赤字が出ない程度まで切り詰め、個数も限定して販売した。ブランド代表のミマス氏がこの低価格設定には難を示しているように、商業的には失敗だと私は考える。要は、本作。発表当時から続編に繋がることは前提であり、伏線が回収しきれないのは『仕様』である。その辺を理解した上で、一部の方には再度点数の見直しをして欲しい限りだ。 → 長文感想(3158)(ネタバレ注意)(2)
最新レスPMX-003さんへ

>……どう考えてもG線発売延期のとばっちりで見切り発車せざるをえなくなったとしか考えられません。
>前半が良かったためそこまで叩かれませんでしたが、Hシーン選択のAorBとか本来ありえません。

同意見です。
本来であれば、Hシーンをエンディング後に付け足し、AorBなんて言語道断。
Hシーンの数を合わせるのが目的なのか…とそこにかなりの強引さを感じました。
ただ、当時あかべぇブランドのメイン作である『G線上の魔王』の度重なる延期…。
『暁の護衛』をあの状態で出さなければならない要因が、その辺りにあるように自分も思います。
前半のテキストが秀逸であった結果、私自身もある程度の満足をし、FDが出ればいいなレベルで軽く考えていました。
そこにきて、FDの企画が内部的に上がってきているとのスタッフ日記。
その企画そのままでは通らないとは書かれていたものの、FDを望むユーザーの反響が多くあるのだと気付かされました。

私は、スタッフ日記のみを根拠とし、本作品は続編の分割であると考えました。
ただ、PMX-003さんのおっしゃる通り、無印『暁の護衛』の補完という意味合いもかなりあったのかもしれませんね。
恐らくライターの中には本作FDの杏子ルート、さらには薫ルート(次回作に入る?)を含めたのが無印『暁の護衛』の当初の企画構想であったのだと思います。
そうでなければ、杏子というキャラの設定も必要ないですし、薫フラグなど立てる意味などないのですから。
それが、G線の延期のせいで縮小せざるを得なかった……と。

そして発売後、予想以上に反響が良く、FDの製作に乗り出す事が出来た。
結果的には、妙の母やツインなども攻略でき、無印『暁の護衛』が中途半端で良かったな、などと失礼なことも考えております。


どちらにしても、スタッフの誠意とクリエイター精神を感じられた作品だったと思います。
あかべぇ厨ではないので過度な期待はしてはいませんでしたが、今作で衣笠ファンになったのは間違いないです。

次回作『~罪深き終末論~(仮)』の発売をPMX-003さんと一緒に、今や今かと待ち望みたいと思います。
レスありがとうございました。
TIGER2009年01月06日

87暁の護衛 ~プリンシパルたちの休日~ (しゃんぐりら)
そもそも本作は“FD”と称しているものの、『暁の護衛』の次回作のボリュームが予想以上に多くなってしまったため、“已む終えなく”分割して発売したものである。ただし、分割したことに対しブランド側も謝罪の意を込め、価格設定を赤字が出ない程度まで切り詰め、個数も限定して販売した。ブランド代表のミマス氏がこの低価格設定には難を示しているように、商業的には失敗だと私は考える。要は、本作。発表当時から続編に繋がることは前提であり、伏線が回収しきれないのは『仕様』である。その辺を理解した上で、一部の方には再度点数の見直しをして欲しい限りだ。 → 長文感想(3158)(ネタバレ注意)(2)
最新レス結論は同じになりそうですが、TIGER様の過程の考え方に納得することができませんでしたので一言。

そも、暁の護衛の発売日は3月27日。
そう、通常の会社の決算期である3月末ギリギリです。
そして、しゃんぐりらの姉妹ブランドにはあかべぇそふと2がいる。
……どう考えてもG線発売延期のとばっちりで見切り発車せざるをえなくなったとしか考えられません。
前半が良かったためそこまで叩かれませんでしたが、Hシーン選択のAorBとか本来ありえません。
もちろん、そんなことスタッフが公に認めるわけにはいきませんし
実際日記のコメントにああ書いてある以上は私の考えこそ根拠なき妄想でしかないのですが
それでも私の中で本作は「次回作」の分割ではなく「暁の護衛」の分割作品であり補完であると考えております。
本来構想に存在し組み込めるはずのモノが削られたからこそ、プライドのあるスタッフは
次回作とは別にFDという形で「暁の護衛」を完結させ(値段も抑え)次回作を迎えたかったのでは、と思います。
すなわち、本作まで含めて「暁の護衛」であり、小説の上巻なのではないでしょうか。

他の点に関しては自分も存じておりますし、同意なので割愛させていただきます。
>結果的に分割で販売したことに対する、ブランドの謝罪を込めた意思表示
結論として同じように感じましたが、「どの作品の」分割と感じたかの過程が異なりましたので
>人それぞれの捉え方は違うと思われる
とありますが、あえてお目汚しと思いつつもレスをさせていただきました。

ともあれ、スタッフの誠意を感じられたと同時に(主にライターの)力も感じられた本作。
私もTIGER様と同様、~罪深き終末論~(仮)を楽しみに待ちたいと思いつつ、ここらで失礼します。
PMX-0032009年01月06日