ErogameScape-エロゲー批評空間-
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cusyalu
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CGが美しいゲーム
A
Strawberry Nauts
(
HOOKSOFT(HOOK)
)
可愛い。ちょっとだけパステル寄りに塗ることで、配色がよくまとまっています。制服のばかでっかいリボンにせよ、ヒロインの髪色・瞳の色にせよ、萌えゲーらしい現実離れしたカラフルさではある。なのだけども、全体的に彩度は控えめに、白をカラーパレットへと多めに混ぜているから、やわらかいタッチで統一感がついているんです。制服の赤リボンにしても、ワイン色の影を多めにつけておくのでワンポイントとして構図のなかに収まっていて。まわりを落ち着かせた色づかいは目にも安心です。パステルは、見る人を圧倒することなくふんだんにカラーを使うことができるから、素晴らしい手法なんです。そんでそんで、白をふんだんに含んだ彩色ゆえ、光の表現にヒロインたちが実によく馴染んでもいくのですよね。たとえば穂海と出会ったときの一枚絵の背景なんて、若萌の色から白昼光へのグラデーションがこの世のものとも思えぬところへ、彼女の色素の薄いブロンドが合わさってきて女神感ましましなんですっ。あるいは耶央が抱きしめてくれるときの一枚絵は、やや遠目からのショットだけど、小さな耶央のやさしい表情がよく見えています。周りのパステルカラーの主張がいっそう小さいものだから、自然と彼女にだけフォーカスが合わさっていくわけで。弱いものを、もっと弱い色でもって囲ってくれる、やさしい塗りだなぁと感じます。とりわけに好きなのは、みかもの水泳特訓中の一枚絵です。リアルでやったら「貞子」とかのネタにしかならないところ、エロゲのなかでなら、あの子のきれいな水色の髪はプールに溶けこんで、キャラクターカラーがみなもいっぱいに広がってゆき涼やかです。ちなみに嵐が過ぎたあとの一枚絵なんかも、真っ白い体操服のかもちゃんからパアッと晴れ間がひらけていくみたいで素敵なんです。告白シーンもまばゆい青空のもとだったから、初々しいトーンによって場面全体が包み込まれていって (寒色を上手に挿している作品なのです)。そもそも先輩のマイルームからして青白基調なものだから、そこにかもちゃんが居てくれるだけで色合わせは自然すぎて、しあわせで。……長文失礼とどのつまり何が言いたいかというと、かもちゃんのパステルブルーがめちゃくちゃ可愛いと思うのですよっ。すごい……好き…!! これからも毎朝かかさずスプリンクラーの誤作動に見舞われて、水も滴る良いかもちゃんでいて欲しいのですっ。グラフィッカーさんたちが、とても良い仕事をされた作品だと思います。
声がいいゲーム
A
素晴らしき日々 ~不連続存在~
(
ケロQ
)
ざくろ役・涼屋スイが好きです。本の朗読がたくさんあるのも嬉しい。古びた文章を真面目に読み上げていても、神妙にはならず羽毛のようにハネて、ふわふわ焦ったり、もつれたり、おどけた風になる声のトーンがよい。なかでもいっとう好きなセリフは「――他のことは、笑いたまえ」。『荒野のおおかみ』において、子供っぽい老ゲーテ(!)とか今風なモーツァルト(!)が、クソ真面目さをいたずらっぽく戒めるシーンからの読み上げです。そこに線が引かれていたから読める、手のひらの文字。クソ真面目の権化だったウィトゲンシュタインをこんなかたちに描き直してしまう本作にぴったりの、解放感をともなう、ざくろの語りです。長い夜にじっと眠りを待つとき、よく聴かせてもらっています。
前作をやってから
C
こころリスタ!
(
Q-X
)
シナリオ理解には不要。前作ヒロインと同じ絵面になっており感慨を呼び起こされるなどのプラスアルファがあります。
名シーン・名台詞あります
A
SEVEN-BRIDGE
(
Liar-soft(ビジネスパートナー)
)
ヘンリー7世は何百キロの彼方に置きざりだ。こいつにはもう何も残っちゃいない。
夏ゲー
A
向日葵の教会と長い夏休み
(
枕
)
向日葵畑には詠がいて、陽を浴びると桜色になびく髪が映えわたる、余花の夏。まもなく花は終わり、生った"余実"も地に落ちて、そこからはやっぱり桜がまた芽吹くお話。挙げ句では、読み人知れず「さくらとことり」と歌われて。そんな語呂合わせで記憶しちゃった夏の余暇。
テキストGOOD
A
幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~
(
3rdEye
)
思い入れと思い上がりで生み出された厨二テキスト。だからこそとても面白い。
CGが美しいゲーム
A
幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~
(
3rdEye
)
素点は非常に高い。ただ正面絵とかでキャラの統一感が取れているか、やや疑問に思ったところも。
名作になりそこねた作品集
A
幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~
(
3rdEye
)
よくやったというよりは惜しかったと言いたい。頑張ったんだけどね。
声がいいゲーム
A
幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~
(
3rdEye
)
でもこれぐらいは今じゃ普通なのかなあ。
強気のあの娘が魅力的
A
幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~
(
3rdEye
)
リノンたんが稀ビトに凌辱されるのを想像して興奮した自分はゲスですか?
ヴィヴァ!学園物!
B
幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~
(
3rdEye
)
学園あまり生活関係ねえ。
歌がいいゲーム
A
幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~
(
3rdEye
)
イノセンス。こういう曲に会えるからエロゲはやめられない。
タイトルの良いゲーム
A
幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~
(
3rdEye
)
タイトルはいいが、内容がこれについてこれていないんだよね。
濡れ場必要なし!
A
幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~
(
3rdEye
)
ノエル、私は浮気などしていない。ただ成り行きで性行為に及んだまでだ。不可抗力、というやつではないか?
炉利(ロリ)
A
幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~
(
3rdEye
)
ひまわりたんが自分でお股いじるのを想像して興奮した自分はゲスですか?
熟読・考察の価値あるシナリオ(ネタバレ注意+補足説明参照)
A
幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~
(
3rdEye
)
哲学的に非常に深いテーマを持たせている。自分なりの考えと照らし合わせてみるのも面白い。
メイドさん…
A
幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~
(
3rdEye
)
っつってもメイドらしいこと何もしてないし。そのカッコでしれっとおでん食ってんじゃねえよ(笑)。
ムービーが良い!(エロ動画除く)
A
幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~
(
3rdEye
)
ディストピアを青で表現し、ユートピアを赤で表現し、その境界を混合色で…きれいだよね。
死生観
A
幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~
(
3rdEye
)
死生観というべきか、命のあり方というべきか。
BGMに惚れ惚れ(*'-')
A
幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~
(
3rdEye
)
でもアレンジばっかりだったぞ。
主人公が素敵
A
幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~
(
3rdEye
)
でも絶対優真君って「イエーイ」とか叫びながら精神病院にドナドナされるタイプだよね。
夏ゲー
A
幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~
(
3rdEye
)
いちおう7月が舞台。
「あまりにも」ご都合主義な展開
A
幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~
(
3rdEye
)
「カモがネギしょってやってきたってわけか!」どんだけご都合やねん!
締まりの悪いゲーム
A
幻創のイデア ~Oratorio Phantasm Historia~
(
3rdEye
)
風呂敷の畳み方がね…。
ちょっとした工夫のあるゲーム
A
新世黙示録 -Death March-
(
XUSE
)
剣にはやたらこだわりを見せていました。
期待はずれだった作品(ゲーム)
A
新世黙示録 -Death March-
(
XUSE
)
購入者ともどもゾンビになってしまったのである。
隊長! 地雷を発見しました!(クズゲー)
A
新世黙示録 -Death March-
(
XUSE
)
なぜ学園モノにしたのか、それがわからん。
BGMに惚れ惚れ(*'-')
A
CARNIVAL
(
S.M.L
)
いちばん聞き慣れしてるエロゲBGM。当時は大学生だったので「今日中にレポートひねり出さなきゃー」とか焦るだけ焦りながら、真夏の室内、汗べったりになりながら音楽鑑賞モードをずっとずっと聞いてた。なかば暑さで落ちるようにそのまま昼寝しちゃったりして、そのうち差し込んでくる西日で起こされる部屋だった。リピート再生しているので目が覚めた時にも流れっ放しなのだけど(たいてい片耳だけイヤホンが外れてる)、その時「月夜の夢」で起きても「二人の景色」で起きても別に気分へは影響しないのがちょっと不思議。ゲームの特定の場面が想起されるようなことも失くなっていき、その頃の生活のBGMとして根づいていった感じ。そもそも瀬戸口廉也の文章にも、絵や音を置き去りにして独りで深まっていっちゃうところがあるようで、『CARNIVAL』はどうしてもボイスが重たくなってオフにした唯一の作品でもある。そんな風にして作品から切り離しながらひと夏ほど聞き続け、その後はパッタリ放置することに。それでもなお、わたしの『CARNIVAL』への過大な評点には強く影響しています。これらの楽曲の音作りには、ひとときの作り物めいた色つやを感じたのだけど、それがプラスチックのように軽く、しかも分解されないまま耳の奥に残留していてケミストリー。いつかボケた時とかに、そこから聞こえてくる「すったかたん」に合いの手を入れちゃえたりしてたら可笑しい。
友情発恋愛行き
A
MeltyMoment -メルティモーメント-
(
HOOKSOFT(HOOK)
)
これがメインじゃないの?
炉利(ロリ)
A
MeltyMoment -メルティモーメント-
(
HOOKSOFT(HOOK)
)
なぜみるはここまで妹系路線にシフトしているんだ?
秋ゲー
A
MeltyMoment -メルティモーメント-
(
HOOKSOFT(HOOK)
)
秋ってやっぱりいい季節だよねえ。
主人公が素敵
A
MeltyMoment -メルティモーメント-
(
HOOKSOFT(HOOK)
)
よく行動するいい奴です。
Hシーンのある女の子がいっぱいいるよぉ
A
MeltyMoment -メルティモーメント-
(
HOOKSOFT(HOOK)
)
攻略人数多いよね。
タイトルの良いゲーム
A
MeltyMoment -メルティモーメント-
(
HOOKSOFT(HOOK)
)
ちょっとクサいけどな。
作業プレイなゲーム
A
MeltyMoment -メルティモーメント-
(
HOOKSOFT(HOOK)
)
そしてコンプしようとする気が起こらないよね。
魅力に溢れた幼なじみ
A
MeltyMoment -メルティモーメント-
(
HOOKSOFT(HOOK)
)
っていうか拓斗が浮かばれんよこれ。
年上スキー
A
MeltyMoment -メルティモーメント-
(
HOOKSOFT(HOOK)
)
りのさんが喪キャラじゃない!
声がいいゲーム
A
MeltyMoment -メルティモーメント-
(
HOOKSOFT(HOOK)
)
Sって言って問題ないと思う。全体的に良かったが、なずなはなぜここまでフルターボ仕様?
着物・巫女・袴ゲー
B
恋DOKi
(
Etoiles
)
だがみこちんの巫女服でのHは1回だけであった。
ドジっ娘・天然キャラ萌え
A
恋DOKi
(
Etoiles
)
みこちんのネジの外れっぷりはいい線ついてる。
シナリオが平易(またはシナリオの平易度)
A
恋DOKi
(
Etoiles
)
SFとか知らなくても全然大丈夫ですよ。
家族っていいなぁ
A
恋DOKi
(
Etoiles
)
自分、家族っていいというと偽善っぽく思う人間なんですがこの作品はよかった。
エロゲー初心者にお勧めな作品
A
恋DOKi
(
Etoiles
)
鳴れちゃってる人だとあまり楽しくないかも。
魅力に溢れた幼なじみ
A
恋DOKi
(
Etoiles
)
幼馴染っていうのは涼香みたいなのが基本だよな。
妹ゲー
B
恋DOKi
(
Etoiles
)
癒し系でいい味出してる。
控え目・おとなしいヒロインがいるゲーム
A
恋DOKi
(
Etoiles
)
知香ちゃんがねえ、単におとなしいだけじゃなくて。
BGMに惚れ惚れ(*'-')
A
はるかかなた
(
SORAHANE
)
シトランテ、loved ones to be dedication.は大好き。
期待はずれだった作品(ゲーム)
A
はるかかなた
(
SORAHANE
)
とりあえずさ、羽は二つあっても空は飛べないと思うよ、翼だったら何とかなるだろうけどね。
歌がいいゲーム
A
向日葵の教会と長い夏休み
(
枕
)
「さくらとことり」が好きです。ごきげんに絡み合うツインギター(前面の二本)とか、朧白探検隊で先頭きってく月子&金剛石みたい。ドラムスはルカを思わせる几帳面さで刻むとフィルインもこざっぱりとしたもの。たえずみんなに目配りするのがベースラインで、変幻自在なブリッジ(※だってね そうでしょ?~)を足元で導いてもくれる。猫みたいに伸びやかに、音を波打たせると一瞬のブレイクは跳び越えて繋げちゃう。そんな響きにとりまかれ、親しげなボーカルが一言一句に思いきり力を込めて、湿っぽさを吹き払ってく楽曲。どこまでもひたむきだから、雛桜が色んなものをお姉さんたちに担ってもらいながら一歩前へ踏み出したイメージと幸せに結びついてゆきます。
CGが美しいゲーム
A
羊の方舟
(非18禁)
(
工画堂スタジオ
)
ずぶの素人の見当違いなのですが、しろ絵を見ていると洋画家の藤田嗣治を連想することがある。晩年のフランス永住時代に子供を描いた作品、例えば『朝の買物』あたりとか。子供らしさを求めて額が強調された顔のバランス、謎めかせて結んだ口もと、陶器のような白色といった点から受ける印象が重なるのだと思う。それはさておき、しろ絵はいいなぁ。決して手に入らないものが描かれてる。
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可愛い。ちょっとだけパステル寄りに塗ることで、配色がよくまとまっています。制服のばかでっかいリボンにせよ、ヒロインの髪色・瞳の色にせよ、萌えゲーらしい現実離れしたカラフルさではある。なのだけども、全体的に彩度は控えめに、白をカラーパレットへと多めに混ぜているから、やわらかいタッチで統一感がついているんです。制服の赤リボンにしても、ワイン色の影を多めにつけておくのでワンポイントとして構図のなかに収まっていて。まわりを落ち着かせた色づかいは目にも安心です。パステルは、見る人を圧倒することなくふんだんにカラーを使うことができるから、素晴らしい手法なんです。そんでそんで、白をふんだんに含んだ彩色ゆえ、光の表現にヒロインたちが実によく馴染んでもいくのですよね。たとえば穂海と出会ったときの一枚絵の背景なんて、若萌の色から白昼光へのグラデーションがこの世のものとも思えぬところへ、彼女の色素の薄いブロンドが合わさってきて女神感ましましなんですっ。あるいは耶央が抱きしめてくれるときの一枚絵は、やや遠目からのショットだけど、小さな耶央のやさしい表情がよく見えています。周りのパステルカラーの主張がいっそう小さいものだから、自然と彼女にだけフォーカスが合わさっていくわけで。弱いものを、もっと弱い色でもって囲ってくれる、やさしい塗りだなぁと感じます。とりわけに好きなのは、みかもの水泳特訓中の一枚絵です。リアルでやったら「貞子」とかのネタにしかならないところ、エロゲのなかでなら、あの子のきれいな水色の髪はプールに溶けこんで、キャラクターカラーがみなもいっぱいに広がってゆき涼やかです。ちなみに嵐が過ぎたあとの一枚絵なんかも、真っ白い体操服のかもちゃんからパアッと晴れ間がひらけていくみたいで素敵なんです。告白シーンもまばゆい青空のもとだったから、初々しいトーンによって場面全体が包み込まれていって (寒色を上手に挿している作品なのです)。そもそも先輩のマイルームからして青白基調なものだから、そこにかもちゃんが居てくれるだけで色合わせは自然すぎて、しあわせで。……長文失礼とどのつまり何が言いたいかというと、かもちゃんのパステルブルーがめちゃくちゃ可愛いと思うのですよっ。すごい……好き…!! これからも毎朝かかさずスプリンクラーの誤作動に見舞われて、水も滴る良いかもちゃんでいて欲しいのですっ。グラフィッカーさんたちが、とても良い仕事をされた作品だと思います。
ざくろ役・涼屋スイが好きです。本の朗読がたくさんあるのも嬉しい。古びた文章を真面目に読み上げていても、神妙にはならず羽毛のようにハネて、ふわふわ焦ったり、もつれたり、おどけた風になる声のトーンがよい。なかでもいっとう好きなセリフは「――他のことは、笑いたまえ」。『荒野のおおかみ』において、子供っぽい老ゲーテ(!)とか今風なモーツァルト(!)が、クソ真面目さをいたずらっぽく戒めるシーンからの読み上げです。そこに線が引かれていたから読める、手のひらの文字。クソ真面目の権化だったウィトゲンシュタインをこんなかたちに描き直してしまう本作にぴったりの、解放感をともなう、ざくろの語りです。長い夜にじっと眠りを待つとき、よく聴かせてもらっています。
シナリオ理解には不要。前作ヒロインと同じ絵面になっており感慨を呼び起こされるなどのプラスアルファがあります。
ヘンリー7世は何百キロの彼方に置きざりだ。こいつにはもう何も残っちゃいない。
向日葵畑には詠がいて、陽を浴びると桜色になびく髪が映えわたる、余花の夏。まもなく花は終わり、生った"余実"も地に落ちて、そこからはやっぱり桜がまた芽吹くお話。挙げ句では、読み人知れず「さくらとことり」と歌われて。そんな語呂合わせで記憶しちゃった夏の余暇。
思い入れと思い上がりで生み出された厨二テキスト。だからこそとても面白い。
素点は非常に高い。ただ正面絵とかでキャラの統一感が取れているか、やや疑問に思ったところも。
よくやったというよりは惜しかったと言いたい。頑張ったんだけどね。
でもこれぐらいは今じゃ普通なのかなあ。
リノンたんが稀ビトに凌辱されるのを想像して興奮した自分はゲスですか?
学園あまり生活関係ねえ。
イノセンス。こういう曲に会えるからエロゲはやめられない。
タイトルはいいが、内容がこれについてこれていないんだよね。
ノエル、私は浮気などしていない。ただ成り行きで性行為に及んだまでだ。不可抗力、というやつではないか?
ひまわりたんが自分でお股いじるのを想像して興奮した自分はゲスですか?
哲学的に非常に深いテーマを持たせている。自分なりの考えと照らし合わせてみるのも面白い。
っつってもメイドらしいこと何もしてないし。そのカッコでしれっとおでん食ってんじゃねえよ(笑)。
ディストピアを青で表現し、ユートピアを赤で表現し、その境界を混合色で…きれいだよね。
死生観というべきか、命のあり方というべきか。
でもアレンジばっかりだったぞ。
でも絶対優真君って「イエーイ」とか叫びながら精神病院にドナドナされるタイプだよね。
いちおう7月が舞台。
「カモがネギしょってやってきたってわけか!」どんだけご都合やねん!
風呂敷の畳み方がね…。
剣にはやたらこだわりを見せていました。
購入者ともどもゾンビになってしまったのである。
なぜ学園モノにしたのか、それがわからん。
いちばん聞き慣れしてるエロゲBGM。当時は大学生だったので「今日中にレポートひねり出さなきゃー」とか焦るだけ焦りながら、真夏の室内、汗べったりになりながら音楽鑑賞モードをずっとずっと聞いてた。なかば暑さで落ちるようにそのまま昼寝しちゃったりして、そのうち差し込んでくる西日で起こされる部屋だった。リピート再生しているので目が覚めた時にも流れっ放しなのだけど(たいてい片耳だけイヤホンが外れてる)、その時「月夜の夢」で起きても「二人の景色」で起きても別に気分へは影響しないのがちょっと不思議。ゲームの特定の場面が想起されるようなことも失くなっていき、その頃の生活のBGMとして根づいていった感じ。そもそも瀬戸口廉也の文章にも、絵や音を置き去りにして独りで深まっていっちゃうところがあるようで、『CARNIVAL』はどうしてもボイスが重たくなってオフにした唯一の作品でもある。そんな風にして作品から切り離しながらひと夏ほど聞き続け、その後はパッタリ放置することに。それでもなお、わたしの『CARNIVAL』への過大な評点には強く影響しています。これらの楽曲の音作りには、ひとときの作り物めいた色つやを感じたのだけど、それがプラスチックのように軽く、しかも分解されないまま耳の奥に残留していてケミストリー。いつかボケた時とかに、そこから聞こえてくる「すったかたん」に合いの手を入れちゃえたりしてたら可笑しい。
これがメインじゃないの?
なぜみるはここまで妹系路線にシフトしているんだ?
秋ってやっぱりいい季節だよねえ。
よく行動するいい奴です。
攻略人数多いよね。
ちょっとクサいけどな。
そしてコンプしようとする気が起こらないよね。
っていうか拓斗が浮かばれんよこれ。
りのさんが喪キャラじゃない!
Sって言って問題ないと思う。全体的に良かったが、なずなはなぜここまでフルターボ仕様?
だがみこちんの巫女服でのHは1回だけであった。
みこちんのネジの外れっぷりはいい線ついてる。
SFとか知らなくても全然大丈夫ですよ。
自分、家族っていいというと偽善っぽく思う人間なんですがこの作品はよかった。
鳴れちゃってる人だとあまり楽しくないかも。
幼馴染っていうのは涼香みたいなのが基本だよな。
癒し系でいい味出してる。
知香ちゃんがねえ、単におとなしいだけじゃなくて。
シトランテ、loved ones to be dedication.は大好き。
とりあえずさ、羽は二つあっても空は飛べないと思うよ、翼だったら何とかなるだろうけどね。
「さくらとことり」が好きです。ごきげんに絡み合うツインギター(前面の二本)とか、朧白探検隊で先頭きってく月子&金剛石みたい。ドラムスはルカを思わせる几帳面さで刻むとフィルインもこざっぱりとしたもの。たえずみんなに目配りするのがベースラインで、変幻自在なブリッジ(※だってね そうでしょ?~)を足元で導いてもくれる。猫みたいに伸びやかに、音を波打たせると一瞬のブレイクは跳び越えて繋げちゃう。そんな響きにとりまかれ、親しげなボーカルが一言一句に思いきり力を込めて、湿っぽさを吹き払ってく楽曲。どこまでもひたむきだから、雛桜が色んなものをお姉さんたちに担ってもらいながら一歩前へ踏み出したイメージと幸せに結びついてゆきます。
ずぶの素人の見当違いなのですが、しろ絵を見ていると洋画家の藤田嗣治を連想することがある。晩年のフランス永住時代に子供を描いた作品、例えば『朝の買物』あたりとか。子供らしさを求めて額が強調された顔のバランス、謎めかせて結んだ口もと、陶器のような白色といった点から受ける印象が重なるのだと思う。それはさておき、しろ絵はいいなぁ。決して手に入らないものが描かれてる。