90点 フレラバ ~Friend to Lover~ (SMEE)
「Friend to Lover」。それは「友達から恋人へ」というただそれだけのことである。フランクな関係から一変、アダルティーな関係になるどこにでもあるようなテーマ。客観的に見たら過大評価かもしれない。しかしね、私はこの作品をプレイしてる間は本当に幸せだった。好きだと言葉で伝える主人公...それに最大限の愛を込めて応えるヒロイン。それらの恋愛を陰ながらサポートするサブキャラ。そして、なによりもこの「フレラバ ~Friend to Lover~」という世界を愛している。それがこの評価に繋がってるんだと思います。各ルートのラストは号泣した。フルコンプした後はただただ辛かった。それでも本当に楽しかった。友達でいること...恋人でいること...実に「 ~Friend to Lover~」。これ以上語ることはないですね。フレラバ ~Friend to Lover~...それは”愛”であったと...
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八乙女梓乃への想い → 長文感想(2571)(ネタバレ注意)
[ネタバレ?(Y1:N0)]「この、くそったれな世界に、精一杯の愛を込めて。」鹿之助が手にしたモノ。それはあまりに儚くも強い意志。どこにでもあるような駆け出しバンドが繰り広げる青春。瀬戸口はそんな作品をこの壮大なスケールで描いた。誰もが抱く主役に対する執着心。しかし、人は大きくなるにつれて就職活動をするし。いずれは死ぬ。結局は誰もが皆主役になれるわけではなく世界が動いている限り一人の人間であると。彼らがこのくそったれな世界でやってきたこと一つ一つはしょーもないことかもしれないけど、それはとてもダサくも一瞬の輝きを含み、なによりも美しくてかっこいい。coolでrock。平凡な主人公・鹿之助がヒロインたちと過ごした日々は不幸か?幸福か?いいや、彼らが過ごした青春のかけらは良くも悪くも最高にキラキラだったぜファッキン!
「ゲームではなく現実的 ヒロインではなく彼女」はい、その通りでした笑LOVELY×CATIONシリーズでお馴染み・hibiki worksさんの新作ということでかなりの期待を寄せていましたが......チョーイイネ!ここの作品は本当に高校生の甘酸っぱい恋愛模様を作るのが上手いといいますか、イチャイチャ具合は業界随一といいますか。悶える。とにかく、悶える。前作よりかは抜き性能は抑えめですが、その分イチャラブ展開をふんだんに盛り込むことによって補っていたように見えました。う~ん、やっぱりさあ、先生と恋人になってイチャイチャ甘えながらエッチできるエロゲー?そういう”無限の可能性を秘めた”タイプのエロゲー?サイコーで~す笑ちなみに前評価は小町>レーチェ>希美>咲良でしたが、攻略後は小町>希美>咲良>レーチェと好きなキャラが入れ替わりました。
「僕らが君に語るのは、たとえばそんなメルヘン。」はたして彼らに翼はなかったのか。いいや、私はあったと解釈してます。主人公たちは悩みを抱えた小さくて脆い羽根。ヒロインたちはそんな羽根を育てる翼を持った天使。天使は羽根を愛し支え、羽根は天使を愛し自らをさらけ出していく。辿り着くは羽根を翼に変えた少年と、自らの翼で羽根を支え続けた少女の世界。二人は幸せそうに翼を羽ばたかせて一緒にどこまでも飛んでいったと...彼らは最後には翼を獲得したのではないだろうか。まっ、これは"たとえば"の話だけど。世界が平和でありますように...世界が平和でありますように...誰しも平和の象徴である"翼"を持っているが、それを羽ばたかせるのには「自分の努力」と「人の気持ち」が必要なんじゃないかなって。
「 あの日の約束……覚えてる? 」久々にALcot作品をプレイしましたが、やはり繊細さというか...心にしんみりくる仕上がりは流石だなぁと。その反面、「どこがよかったの?」と聞かれるとパンチが弱い分答えづらい。約束を媒体にイチャイチャ具合を楽しむと言えばそうなんですが、部分的な高評価ポイントは個人的にちょっと見出せなかったという感じでした。約束だけなら誰にでもできる、それを守るか守らないか...誠実に想いを伝える主人公。本音で応えるヒロイン。それはまるで”四つ葉”のように美しい...
はい。というわけで感想になります。はい、えー、もうとにかくサイコーでした。オッパイサイコーでした。お尻サイコーでした。おま○こサイコーでした。恭子姉・涼子姉・杏子姉ホント全員サイコーでした。お姉ちゃんとドエロいエッチするのマジサイコーでした。ありがとうchoco chip先生。ありがとうアトリエかぐや。ありがとう姉汁。家宝にさせていただくと同時に一生ついていきます。
「奇跡なんかが起きなかったとしても...」Asterとはギリシャ語で”星”、シオン(Aster tataricus)という花の花言葉は”追憶”という意味らしいです。なるほど、中々シナリオやテーマ性を表していたのではないでしょうか。ただ若干展開が駆け足気味だったというか、失明しました私達別れましょう→別れない君の事を一生守るから結婚しよう→はい...///・・・・・う~んこのスピード婚笑。ここら辺の見せ場をもっと丁寧に深々と展開していったらとても良かったんですが...それでも結構しんみりくるシーンも多く泣きゲーとしてもキャラゲーとしても大変満足のいく作品でした。「俺は泣きたいんや!中だるみとかどうでもいいからラストで泣けるエロゲーをやりたいんや!」って人いたらオススメです。※褒めてます
「幸福に溺れる事なく...この世界に絶望する事なく...ただ幸福に生きよ!」キャラの個性、シナリオの構成、表現方法、音楽性、細部への配慮...これがノベルゲーの頂点であったと私はこの先も思い続けるでしょう。本当にプレイヤーを選びます。エロゲーとしては成り立っていないかもしれません。この作品が不快だと感じる人も多いようですが、それはそれで1つの事実。それでもね、プレイしていた頃の昂揚感・臨場感・焦燥感等の感情は二度と味わえないんじゃないかというくらい楽しかった。おそらくこれを超える作品は人生ではプレイできないでしょう。最高でした。死に抗い、幸福を掴み、人は生きていく...それら全てがここに存在したという証明、”素晴らしき日々”なのではないだろうか...。
「生きている人、居ますか?」。普通であることが普通ではなく普通ではないことが普通である...恐ろしいですね。作品から伝わってくる絶望感が凄い。 プレイしてた当初は「気持ちが悪い」の一言。しかしプレイ後は考えさせられた。「狂気」を表しているこの作品のラストを「幸福」で締めくくった田中ロミオ氏に賞賛を送りたい。結局のところ、彼らは「最低の群青色(異端者、社会不適合者)」にして「最高の人間」であったと私は思いました。他次元世界とクロスするということ...太一が送ったメッセージとチャンネルが合うということ...人との繋がりは人を傷つける。けれど、何気ない繋がりが、人一人を救うことだってある。そんな群青色たちが生きるということに対して向き合う物語。...彼らは狂っていたのではなく、私達ユーザーが狂わされていたんだ。
「Friend to Lover」。それは「友達から恋人へ」というただそれだけのことである。フランクな関係から一変、アダルティーな関係になるどこにでもあるようなテーマ。客観的に見たら過大評価かもしれない。しかしね、私はこの作品をプレイしてる間は本当に幸せだった。好きだと言葉で伝える主人公...それに最大限の愛を込めて応えるヒロイン。それらの恋愛を陰ながらサポートするサブキャラ。そして、なによりもこの「フレラバ ~Friend to Lover~」という世界を愛している。それがこの評価に繋がってるんだと思います。各ルートのラストは号泣した。フルコンプした後はただただ辛かった。それでも本当に楽しかった。友達でいること...恋人でいること...実に「 ~Friend to Lover~」。これ以上語ることはないですね。フレラバ ~Friend to Lover~...それは”愛”であったと...