ringoさんの長文コメントへレスをつけたもの
ringo
総合得点はシナリオと笑いが比重高めです。 平均して良いかどうかよりも、多少の欠点があっても何かずば抜けた部分のあるものに高評価をしています。 評価基準:【0~19点】酷過ぎ…【20~39】勘弁して【40~59】う~ん…【60~69】もうちょっと【70~79】なかなか【80~89】満足【90~99】大満足【100】ヤラレタ (0~80点までは5点刻み、80点以降は細かく点数をつけています。90点以上のものは、甘く付けると100点ばかりになるので、厳しめに評価しています。95点以上の物は100点満点付けたかったものです)
レス
まずこの作品について私が率直に思ったこと。「ああ、俺今エロゲやってるんだなあ」 → 長文感想(3578)(ネタバレ注意)(12)
私も最近の美少女ゲームは、「主人公=プレイヤー」のゲームがほとんど無くなってしまったと思っていました。
昔は「主人公=プレイヤー」として、名前も入力できて、性格描写も控えめで、プレイヤーが主人公の行動を選択していくタイプの、恋愛シュミレーションゲームが主流でした。
しかし、ここ数年はそういうゲームはめっきり無くなり、シナリオ重視でプレイヤーはルートを選択するのみというものが殆どです。
こういうタイプのゲームは、シナリオさえ良ければとても良いゲームになるのは確かですが、恋愛をするのはプレイヤーではなくて主人公なんですよね…。
シナリオの良いノベルゲームは好きなので、この流れが悪いとは思いませんが、「主人公=プレイヤー」として、恋愛を疑似体験できるようなゲームも出てきて欲しいと思います。
「俺たちに翼はない」は、疑似体験とはちょっと違いますが、プレイヤーは「複数の人格の中の一人」として、主人公達に話しかけられたり、物語に参加しているので、他の作品には無い感覚でプレイできて面白かったと、私も思います。
ここで書いていいのか解りませんが、最近PS2で発売された「アマガミ」というゲームが、「主人公=プレイヤー」タイプの擬似恋愛シュミレーションゲームとしてかなり完成されていると思います。
nineneunさんの過去の評価を見ると、シナリオの好みは私と近いようですので、宜しければお試し下さい。
長文レス失礼致しました。
このゲームが絶賛されていることにちょっとショックを受けてます。 → 長文感想(152)(ネタバレ注意)(14)
私の場合、このゲームに高得点を付けたのは、あくまでも物語として、「笑い・謎・意外性」などの要素が盛り込まれており、展開のさせかたも面白く、楽しめたからというただそれだけの事です。
このゲームには熱烈なファンと共に、共感できない方も多いようですが、こうやって高評価と低評価のはっきり分かれる作品(作品に強い反発・反論の出る作品)というのは、ある意味「作品」としては高いレベルにあると言えるのではないでしょうか。
反発・反論を展開する方も、ある意味この作品というか作者の術中にはまってしまっているのではないでしょうか。
おまけですが、
コトを終えたあとのヒロインが頬染めて主人公にベタ惚れになるのは、この作者がどうのではなく、エロゲの宿命じゃないでしょうか。