最後の作品をプレイしたので、以前からの予定通り18禁ゲームのプレイは終了。費用は多少割高ですが色々参考になりました。少し前から投票やレスを不可にしています。
ゲーム ブランド クリエイター 音楽 音楽関連商品 ユーザー POV/タグ SQL 職種詳細 クリエイター(すべて) キャラクター 名前 フリガナ
レス
☆☆初めに部分的な感想☆☆ → 長文感想(2783)(ネタバレ注意)(6)
智代アフターも、恋愛を知らない作者が無理をして作っているような印象に見えてしまうんですね。断言は出来ませんが、つい判ってしまうというか、感じてしまうというか。もし朋也の子供が生まれていれば「永遠の愛」を続けていく勇気・義務になるので一応筋も通って、個人的にプラス10-12点でもいいかなと思います。
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そもそも結婚というのは「永遠の愛」に対する諦観から生まれた制度だと思います。
本当に永遠の愛があるなら結婚などという制度で二人を縛る必要なんてないんでしょうし。
この結婚は三国志演義の劉備の諸葛亮に対する遺言を連想させますね。真意がどこにあるにしろ、結局その言葉は鎖にしかなっていないと思います。
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「永遠の愛」の解釈についてのプレイヤーの意見は、2通りあるようです。
(1)文字通り「永遠に続く愛」という解釈。-----> 朋也の死後、ウソくさい愛を誓った智代は束縛される。
(2)「朋也が死んでも愛し合った事実は永遠に残る」という解釈。 -----> 朋也の死後、その想い出を支えに生きるだけで、束縛されない可能性はゼロとは言えない。
大部分の意見は(1)で私もそちらですが、正反対の(2)の意見もあるようです。初めの感想は、(1)の解釈に合わせた批判です。次の投稿は、(2)の解釈に合わせた批判です。そもそも、なぜこんな正反対の意見が出てしまうのか。それは、作者(朋也)の言動が矛盾しているからだと思います。
「この先何があってもこの愛は永遠だ。」「もうこの先何があっても大丈夫だよな。3年という長い逆境さえ乗り越えられるんだから。」
(1)の解釈
=「俺が死んでも、この愛は永遠に朽ち果てないんだ。」「俺の死後も、愛し続けてくれるよな。3年という長い逆境さえ乗り越えられるんだから。」
(2)の解釈
=「自分が死んでも俺達が愛し合った事実は永遠に残るのだからそれだけで満足だ。」「もう俺の死も乗り越えて、新たな人生を歩めるよな。」
劇中で、実は(2)の解釈の方が自然だなと思わせる部分があるにもかかわらず、次の劇中部分が奇妙な矛盾を引き起こすのです。
永遠に"愛してる"を意味する言葉。「結婚しよう」俺と智代は家族になる。
自分が死ぬかもしれない状況でこの発言をすることは「かなり強力な束縛」である"形としての契約"を智代に要求する事になり、結局(1)の方だったのか???とプレイヤーは解釈するのです。私には、作者の主張がサッパリ解りません、根本的に変だと思います。
まあ・・・私は、(1)でも(2)でも現実的には、想い出は風化し家族という型式だけが呪縛として残ると思ってますので。苦しんでる智代に恋したなら、むしろ「そんなに強くなんかならなくていい」と言ってやりたいです。その上で「朋也さんの素敵な話をいっぱい聞かせてください」とか言って近づくことになるんでしょう。これは、朋也の尊敬できる部分を知りたい・話すことで少しでも智代を楽にしてあげたいというのが半分。もう半分は当然「打算」です。私は、男女の恋愛は利己的だと思います・・・。
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携帯もパソコンも無い時代設定の作品ですが、たぶんどの世代の人が読んでも心に染みると思います。
なんだか世界中にファンがいるようですね。悲しみではなく祝福の涙がポロッと零れた漫画は、過去この作品だけです。
漫画は安いという点でも薦められます。
浪人から大学卒業後までをじっくり描ける漫画と違って、ゲームの場合いきなり数年後に跳ぶなど、ジャンル自体の限界がどうしても見えてしまいます。この漫画を読むと、女性ライターの起用を一考するのも良いんじゃないかと思ったりもしますが。
わざわざこの作品を具体例に取りあげたのは、簡潔に次の事に疑問を抱いたからです。
「愛し合った日々は永遠に過去に刻まれ、その輝かしい記憶を心の支えにすれば、どんなことも乗り越えられる」と言っていますが、「支えである宝物自体もいつかは色褪せてしまう」という現実の認識が抜けているようなので。
その現実に直面、さらには「新たな恋」という、皮肉にも宝物の風化を加速させるような状況に直面した時、宝物を支えにどんな困難も乗り越えていく智代は、強靭になってしまった忍耐がかえってアダになり「風化していく宝物を頑なに守る方向」に乗り越えてしまうと思います。しかし、新たに誰かを愛することを少しでも躊躇ったならば、それはすでに「呪縛」と呼ぶものへと変貌していると思うのですが。智代がそんな状況でも正しい選択が出来るのか、この作品の流れでは疑問に思います。それでも幸せだと言うなら、何も言えないですが。
朋也の子どもができていれば丸く解決しそうだったんですが、かなりありがちな話になってしまうので、その案は作者が却下したのかもしれません。
他は結局のところ、この作者は私の好みには合わないことがハッキリしたというだけという、単に好嫌いの話にすぎません。
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冗談抜きで世界一でしょう。バークレー校の学生がまとめサイト作ってるくらい。
http://www.csua.berkeley.edu/~leon/mi/
本編と関係ないレスでごめんなさい。
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めぞん一刻は不朽の名作です。
この思いを共有出来る方(しかも同世代の)に会えたのが嬉しくて思わず書き込みしてしまいました。
変な書き込みですみません。