ErogameScape-エロゲー批評空間-

66点 突然小さくなった僕が、学校へ転入して悪戯しまくる話 (パンプキン(同人))
シーン数は１７（本番は１１程度）と、コスパは上々。シーン内容やシナリオ展開については、正しく凌辱ゲーなので甘いアレを期待して買うのはＮＧです。主人公がロリを愛でたい系ではなく、性の捌け口としか見ていない系なので。卑語は無修正＆それなりの頻度。吹き出し演出（漫画のセリフみたいなヤツ）あり。断面図も搭載しているものの、半分くらいの頻度で外出ししやがるので価値が薄い。初潮がまだと明言している子にも外出しするとか本当に信じられない。ひどい。絵はかなり好みでした。この絵でベロチューや乳舐めなどのネチっこいシーンも欲しかった。

68点 神様のような君へ (CUBE)
無駄にエグイ展開や超絶不快ヒロインの存在が恋愛描写やキャラ萌えを阻害し、しかし決着は萌えゲー特有の「優しい世界」でゴリ押すので非常にモヤモヤする。カントク先生の絵だけで勝ち確なんだから、シナリオを張り切るより、マッタリ恋愛するだけで良かったんだけどな。 → 長文感想(5319)(ネタバレ注意)

77点 モノノ系彼女 ～陰キャですが、恋して良いですか?～ (North Box)
荒削りなのは否めないけど、処女作としては全然頑張れてる部類。美麗なグラフィックスと滑らかな動きのLive2Dアニメーションを使った迫力のエロシーンは魅力的で、ブランドとしての武器になると思うので、今後も伸ばしていく方針で頑張って欲しい。 → 長文感想(1881)(ネタバレ注意)

75点 隠恋ぼ ～二人だけのヒミツの時間～ (マーブルCandySoft)
寝ている幼女に悪戯を働く背徳感とスリルに満ちた非本番は相変わらずシコリティ高く、本番解禁後は幼さゆえの好奇心でセックスにドップリはまっていく様子がエッチだった。太った童貞オタの体と未成熟な女の子たちの体の対比も凄く破廉恥ですね。「通心ぼ」から遡ってのプレイだったけど、概ね期待通りのクオリティは見せてもらえました。シーン数は、かのん１１、ゆず１２、しおり１０、ハーレム２の合計３５回。卑語無修正。射精カウンターあり。セミの声を聞きながら汗だく幼女とベロチューセックスの夏休みかぁ。風流だなあ。

75点 ガラス姫と鏡の従者 (戯画)
共通は主人公の成長とサクセスストーリーを描いた王道展開。個別はお菓子のアソートパックのようで、複数ライター作品かと思うほど、色味の違う話を展開しています。まあ流石に全部美味しかったとは言えないものの、少なくとも退屈はしなかったかな。 → 長文感想(5947)(ネタバレ注意)

80点 冥刻學園 胎動編「お願いします…先生の精液で、私達を孕ませて欲しいんです…♡」 (ルネ)
シナリオは前編で期待していた伝奇方面の深掘りはなかったものの、独占和姦と寝取られ（寝取らせ）輪姦の狭間、薄氷を踏むようなスリルを味わえる舞台づくりは秀逸で、閉鎖空間モノ特有のエロスを創出していました。主人公も前編より積極的な姿勢を見せてくれるので、シーンの質もかなり改善されています。 → 長文感想(3095)(ネタバレ注意)

72点 悪魔娘の看板料理 (ソフトハウスキャラ)
周回の度にインフラ整備からやり直さなくちゃいけないのは正直言って面倒くさかったので、無理に個別ルート分岐に拘るより（妾公認だし）ハーレム一本道の方が納まりが良かったのではないかと思う。まあ現状でもそこそこ遊べたので悪いゲームではないですが。絵に関しては料理デザイン、キャラデザとも良好でした。ミフリーさんがセクシーで好き。体の描き方も上手く、非常に官能的なエロ絵だったのですが、尺が絶望的に短くて使えなかった。ちな回数はアルテ６、サシィ２、キイ２、クム３、ミフリー３、マウ３、ライゼ４、従業員２、その他２。ＣＧ使い回しはカウントせず。サブキャラＨはまだあるかも。フルコンプまでは気力が湧かなかったので、中途半端な状態での投稿で失礼。

80点 妖怪事件改方の小噺 (Vanadis)
時代物の雰囲気が心地よく、キャラも生き生きとしているので、読んでいて楽しかったです。シナリオ自体も大きな失点なくまとまっていたので普通に良作判定ですね。一途な世話焼き恋女房の逆裟が健気で可愛い。短編に言っても詮無いけど、もう少し彼らの過ごす日々を見たかった。 → 長文感想(2740)(ネタバレ注意)

61点 完全時間停止 ～無理やり時間を止められた世界でハメられる女たち～ (Waffle)
何か思ってたのと違った。もっと町とか電車内とかで見かけた可愛い女の子や綺麗なお姉さんを片っ端から食い散らかしていくような自由でヒャッハーな感じを期待してたんだけど、実際は穴もシチュもワンパターンで、中盤以降は完全に飽きてしまった。 → 長文感想(2127)(ネタバレ注意)

--点 青春フラジャイル (Purple software)
(GiveUp) クソシリアスの見本市。ヒロイン造形には工夫が見られ好印象だっただけに、その魅力を壊してしまうような個別終盤の展開には閉口しました。わけても氷緒ルートは落差が大きく、個人的に越えちゃいけないラインを越えてしまったので継読のモチベが失せ、残念ながらギブアップ。長文は酷評（特に氷緒ルート）になっていますので、今作が好きな方は読まれませんようお願いします。 → 長文感想(3622)(ネタバレ注意)

63点 贄女将 ～爆乳女将はみんなの玩具～ (Monogram)
借金のカタに輪姦される未亡人という鉄板の設定。絵が古臭いのは否めないけど、そこに目を瞑れるなら。シーン数は１５回。オーソドックスな輪姦に加え、電流責め等、意外にハードなシーンも用意されており、マンネリ防止に貢献していました。個人的には旅館の従業員も竿役で参加して欲しかったですが。ちなみに全然聞いたことないメーカーでしたが、恐らくアパタイト系列だと思います。例のＵＩや制作陣、「チープ」という単語を法人化したかのような、あの独特の雰囲気がソックリでしたので。

75点 竜姫ぐーたらいふ (Whirlpool)
扱いを誤れば即不快キャラ行きとなるであろうニート主人公を寧ろ魅力的かつ自然体で描けているのは流石としか言いようがない。下手にシリアス入れなくても、既にキャラメイクの段階でリスク取ってて、かつ勝利してるって感じかな。仕事はなくても人徳があれば意外と生きていけるんですね。 → 長文感想(2876)(ネタバレ注意)

69点 メイドさんとボイン魂 (G.J?)
６人のメインヒロイン×各５回（うちムービー付きは２回ずつ）。御影３回。謎のメイド２回。複数人エッチが６回。合計で４１回。フルプラとしてはややコスパ悪めか。個人的には本番が多めで体位を変えての連戦もチラホラあるので全然悪い印象は無いけど。システム的には、巨乳ｏｒ爆乳選択が斬新だった。ただここで労力を食われたのか、その他の差分が少なめ。シーン内容的には、俺様系の主人公がグイグイ犯すシーンが大半。卑語は無修正だが、度を越して下品なものは無い。射精カウンターあり。シナリオはアレだけど、余計なシリアスとかは入れてないし、シーン間の間隔も短いので、個人的には問題なし。あと何と言っても佐野氏の描く美巨乳が最大の魅力。

68点 冥刻學園 受胎編「お願いします……先生の精液で、私達を助けて欲しいんです!」 (ルネ)
これだけズラリと巨乳ヒロインを揃えておいて、主人公が胸を弄ってる絵が３枚だけ。巨乳抜きゲーの主人公とか世界で一番楽な仕事まであるのに下手糞すぎだろ。異常な環境下でも常に生徒の安全や将来を案じて立ち回り、自身の性欲を可能な限り律しようとする。まあ良い先生なんだけどな、出るゲーム間違えてんだよな。 → 長文感想(1905)(ネタバレ注意)

72点 家出娘種付け姦誘 ～気弱なあの子を肉便器開発～ (クレージュA(同人))
１２シーン全てにアニメーションが有り、動きも非常に滑らかで素晴らしかった。卑語無修正で本番比率高め。多少の緊縛プレイはあれど、本当に痛かったりエグイことはしないのでハード凌辱はチョットなという方でも取っつき易くなっていると思います。シナリオは相変わらずアレ。監視カメラも人目もあるコンビニ店前で泊め交渉をしていて一向に捕まらないってのは流石にね。あと打ち切りみたいなエンドも微妙。まあムービーの乳揺れが良かったので、シナリオの出来なんて大して気にしちゃないんだけどね、正直。

--点 かけぬけ★青春スパーキング! (SAGA PLANETS)
(GiveUp) 何をするにも「これ青春っぽい」「これぞ青春！」「俺たちは今青春している！」といった執拗なアピールが入って逆に興が醒める。本当に良い作品って、登場人物にわざとらしくテーマを連呼させたりしないものだと思う。というか、この青春ノルマの為の水増しイベントよりも、他に尺を回すべき所は沢山あったのではないかと。 → 長文感想(1986)(ネタバレ注意)

70点 過保護でエッチな僕の姉 (マリン)
１人１２枠×４ヒロインで４８＋ハーレム７枠の計５５枠です。共通の前半で非本番を重ね、共通後半＆個別ルートで本番に偏るという構成。搾乳・授乳に特化しており、おっぱいを握りしめたり吸ったりしながら挿入しているシーンが多く、巨乳好きとしては大満足のクオリティ。１シーンあたり複数回射精が当たり前なので尺も長く、卑語も多めでした。ちなみに複数人プレイ中はレズキスも多いので苦手な方はご注意を。絵は安定感が乏しく、一枚絵の質にバラツキがあります。ですが、乳や乳首の塗りが良いので大丈夫です。シナリオは、ザ・抜きゲーって感じ。

73点 喫茶ステラと死神の蝶 (ゆずソフト)
期待を下回る出来。死神関連の設定は惹き込まれるものがなく浅く感じた。急迫性も無いから存在感も薄く、正直あの蝶に関しては忘れた頃に出てくる害虫くらいの認識にしかならなかった。肝心要のキャラ萌えも微妙で、ヒロインの（特に栞那の）下品な言動が目に余り、萌えるより眉をひそめる回数の方が多かったように思う。長文は酷評なので好きな方は読まれませんよう。 → 長文感想(4797)(ネタバレ注意)

74点 女忍者アズサvsオーク ～絶頂! 異種姦バトル!～ (エロイット)
グラフィックに惹かれ購入。だらしない乳と下品極まりないアヘ顔が素晴らしかった。敵地潜入→捕縛→凌辱祭りという展開で、シチュエーション的には目新しい物ではないけど、王道ゆえの安定感がありました。竿役はオークと小オークたち（輪姦要員）。そして自分が産んだオークとの子供にも犯されます。シーン数は１１回とやや食い足りないけど、ハード系の卑語が豊富で、連戦も多いため一回ずつの尺が長く、回数以上のボリュームは感じました。３０００円足らずの定価なのに、謎にボーカル曲が２曲も用意されている上、クオリティも高かったです。

71点 ラブコーディネーション! (しばそふと)
エロシーンは量的にはややコスパは悪いけど、色んな衣装でエッチできるのが良かった。「らぶ撮りハレーション」の親戚みたいな感じ。シナリオに関しては雑な展開が多かったけど、ヒロインはある程度可愛く書けていたと思うので目を瞑るべきか。ウザモブは勘弁して欲しかったけどね。 → 長文感想(1868)(ネタバレ注意)

74点 ふたなりエルフ快楽調教 だめっ♥でるううぅっ♥これ以上出したくないいいぃぃ♥ (CLOCKUP)
ふたなり特化の凌辱モノ。もう少し悲壮感がある系かと思っていましたが、快楽堕ちがメインで皆幸せそうでした。ちなみにスピンオフ元は全くやっていませんが、問題なく楽しめました。シナリオは一本道。シーン数は２０回。異種姦よりレズレイプ的なのが多いです。個人的にはフタナリサンドイッチがもう少し欲しかったなと思います。卑語が非常に豊富で、かつ無修正なので高評価。嬉しい射精カウンター付き。原画の大原先生も相変わらず素晴らしいお仕事でした。

81点 プリンセスX ～僕の許嫁はモンスターっ娘!?～ (Poison@Berry)
敗戦国民特有の希薄な愛国心に起因する忸怩たる国辱セクシーの数々で敵性異世界人を熱烈おもてなし。恋心や祖国の使命を胸に抱いてやって来たヒロインたちに対して小汚い仮性包茎一本で立ち回る姿がとても印象的でした。伊藤ヒロ氏の企画の中では比較的マイルドで、メッセージも小難しくないので、幅広い層のキチガイが楽しめる作品になっていると思います。 → 長文感想(10244)(ネタバレ注意)

63点 とらぶるでいず (qureate)
原画・塗りとも非常に美麗で、エモートもかなり自然に動いてました。背景絵も良く、総じてビジュアル面での加点が大きい。シナリオに関しては僕の好みからは大分外れていた。煮え切らないのに嫉妬だけは一丁前の主人公が面倒だったし、ヒロインも妄想癖ギャグを度々かましてくるけど、ちょっと僕のギャグセンスとは合わなかったです。エロシーンは全４回（本番は２回）。１３００円くらいの非抜きゲーだけど、それでももう少し欲しかったなと思う。

72点 pieces/揺り籠のカナリア (Whirlpool)
惰性で買ったけど、やっぱ本編同様、いまいちピンと来なかったです。元々ミッテベルという世界観自体にあまり魅力を感じてなかったせいでしょうね。相変わらずの結愛一強ぶりにも閉口してしまうし、しかも本編トゥルーの〆の方が正直好きだった。昇格の貴美香さんはウザ可愛かったけど、これまた結が微妙。ありすルートは散らかり過ぎ。紬ルートも長引くシリアスが邪魔。先輩ルートが一番よかったかもしれない。エロは色んなシチュが作れていて良かったと思います。ボーカル曲もＦＤながら３曲揃えてあり、力の入れ具合が窺える。

77点 ばくあね ～弟しぼっちゃうぞ!～ (アトリエかぐや)
絵がとても素晴らしく、巨乳を強調するような構図も多くて、個人的には満足度の高い抜きゲーでした。ちなみにかぐやの姉モノですが、経験豊富なお姉さんが弟をリードする、所謂おねショタ系ではなく、弟にだけ肉食系で初心なお姉ちゃんたちと緩く恋愛する感じの展開。 → 長文感想(2110)(ネタバレ注意)