ErogameScape -エロゲー批評空間-

人間界とつながったもう一方の世界で、長期間暮らしていた経験を持つ唯一の人間。
自身の置かれた境遇に不安を抱えていた際、異世界人たちが親身になって解決してくれたことで、逆の立場となった現在では自分が人間界にやってきた異世界人の支えになろうと考えている。
特に対話によるコミュニケーションを大切にし、相手の感情を察してさりげなくフォローを入れるところもあれば、あえて前に出て力強く周囲を引っ張っていくこともあり、状況に応じてベストな解決へと導いていく。
そんな話しかけやすい空気を作っているため、会話の中心立つことも多く、周囲からは男女問わず頼りにされる。
人間界の勉強はほとんど受けてこなかったため学力は壊滅的で、日常生活に支障をきたすほど常識が通用しなかった。とはいえ、知らない知識を得る事を純粋に楽しむことができたので、２年ほどでごく普通に生活できるくらいにまでこちらの社会に適応している。ただし分数の足し算と割り算はいまだにたまに間違えることがある。
また常識を学ぶ際、マンガや小説を参考書としていたこともあり、マンガの主人公のキザな振る舞いかっこいいと考える痛い一面を持つ。
しかしそれに疑問を持つこともなく自然と実行している節があり、気づいたら本当に女子から好意を寄せられることも。

その場にいるだけで空気が明るくなる、活発でいつでも前向きな女の子。
喜怒哀楽がはっきりとしており、どんなときでもつねに全力。一緒になってふざけたり、思った事は何でも言い合える仲で、相馬にとっては数年ぶりに再会を果たした親友であり幼馴染。親友として、性別を考えない大胆なスキンシップにドキッとさせられることも。

さっぱりとした性格で、何事にも強気に挑戦していくスタンス。運動が得意で、考えるよりも（考えることは苦手）まず行動に起こす。アクセルのような性格のため、考えて行動する（ブレーキ）相馬と２人で１セット。けれど暗いところが苦手で、オバケを信じているところがあったり、キラキラした物を集めたり、小物作りが趣味であったりと中身はちゃんと女の子。気心の知れた親友のような存在。そんな彼女だからこそ、時折見せる女の顔は効果絶大！

異世界からやってきた、長い耳が特徴的なハイエルフの女の子。
人間よりも長寿な種族のため、実際の年齢は１００歳を超えるがあくまで女の子。特殊な事情で出会った幼い相馬を、本当の弟のように可愛がってくれた。そして今でも１から１０までお世話をしようとしてくれるあまあまなお姉ちゃん。
とはいえ弟として可愛がりつつも、相馬から女性として扱われることに喜びを感じ、自身も相馬を頼れる男性として見ている部分もある。そのため母性を象徴する大きな胸を武器に、隙あらばすり寄って可愛さアピールをしてくる。それでも間違ったことは間違っているときちんと叱ってくれるため、相馬にとっては精神的にも信頼できるお姉ちゃんとして心から慕っている存在。

実は今の相馬は彼女の理想の男性像なのか。光源氏計画は絶賛進行中！？

クールな言動で、誰もが思い描く絶対強者の吸血鬼を体現したかのような女性。厳しい言葉でたびたび他人をけん制するが、結局は放っておけない仲間想いで面倒見がいいある意味ツンデレ。放っておいても死ぬことがない体にもかかわらず、なにかと心配して普通の人間と同じように世話を焼いてくる相馬には一目置いている。
凛として高貴な雰囲気を身にまとい、自然と滲み出る存在感で他者を圧倒する夜の王者。
しかし日中は気だるげで、すべてにおいてスペックダウンするデイウォーカー。ちょっと目を離したスキに階段から落ちていたり、壁にぶつかったことにも気づかずぶち破ってしまうドジっ子な一面も（てへぺろ♪）。

だからこそそんなギャップについつい世話を焼きたくなってしまう。
こんな吸血鬼になら是非とも血を吸ってもらいたい！？

イギリス（イングランド）からやってきた生粋の英国淑女。
科学文明の世の中に存在している、本物の魔女の家系の女の子。
とあるきっかけから、相馬に対してアグレッシブにアプローチをかけてくるようになる。……が、そのたびに自分が相馬に惚れ直すことを繰り返す（チョロい）。
淑女の顔とは裏腹に、自分が魔女であることには高い誇りとプライドを持っており、周囲に魔女としての力を示して「あっ！」と言わせようと日々努力を欠かさない。しかし詰めが甘く、最後の最後でドジを踏んでしまう。またどんなにすごくても、相馬の前では繊細な乙女を演じるため、ある意味周りからは一目置かれている。（温かい目で見守られている）。

たとえチョロいと言われても、裏を返せば純情可憐。
魔女の秘薬はチャーミングな笑顔、狙った獲物は逃しませんわ♪

美術館に飾ってある絵画から抜け出したかのような、天使のように愛らしい女の子。
その実体はまさに天使であり、神様をその身に降ろすことができる特殊な存在。異世界では神様の言葉を人々に伝えるためだけに生きてきたため、こちらに来てからは自分自身で考えて行動することができずにいる。そのため自分のために親身になって手を貸してくれる相馬に大きな信頼を置き、親しみを込めて『お兄さん』と呼び、純真無垢な表情でひな鳥のようにあとをついてくる。

見た目以上に言動から幼さが滲み出ており、ちょっとした冗談もすぐに信じてしまう素直なところがある。感情の起伏はほとんどみられないが、表情に出さないだけで実はがんばり屋さん。助けを必要としながらも、少しずつ成長しようとする姿には庇護欲をかきたてられる。その穢れを知らない瞳で見つめられると、ついついお菓子をあげて、どこかへ連れ去ってしまいたくなること間違いなし。

魔族の棲む国で女王になるという大きな目標を持ち、その足がかりとして人間界の征服をするためにやってきた悪魔の女の子。
一度手合わせした際の敗北から相馬の力を高く評価し、自身の目的達成のための仲間にしようと事あるごとに勧誘してくる。
見た目に反さず中身も『超』がつくお子様で、特に運動神経は壊滅的。その実力は５０ｍを１５秒の遅さで駆け抜け、ゴールした瞬間には息切れで倒れるほど。人間界を征服に来たはずが、ニジゲンや甘いお菓子にドハマりし、逆に人間界の文化にじわじわと染まっていくポンコツな女王様（仮）。さらには商店街の人たちに可愛がられ、いつの間にか商店街のジュニアアイドルに。
手がかかる子ほど可愛いと言うが、では逆に手がかかりすぎる子は……？
やっぱり可愛い！自由奔放ワガママだけど、なぜかにくめない侵略者（笑）。