牛若丸さんの「レッスルエンジェルス サバイバー2」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

懐かしすぎる。レッスルシリーズをプレイしたのはPC版のレッスルエンジェルス3以来だ。ゲーム内容もほぼそのままで、多少運営や育成が細かくなったぐらい、かな? 何せ昔のことだから記憶が……
 プレイ当初は面白い。15時間くらいはハマれます。でもそれを過ぎたら半端ない作業感が襲いかかってきます。ダークカオスさんより強敵だよ、この作業。
 各キャラに萌えれる人間はそれでも買う価値あるだろうけれど、一般のゲーマーにはオススメできません。


 ゲーム内容は一言感想の通り、レッスルエンジェルスV3とほぼ変わりません。プロレス団体を運営してプロレスラーを育てていく。そしてクライマックスといえるEXシリーズやファイナルシリーズと銘打った興行において、総合成績トップを狙うことが目標となります(それによってエンディングが流れる)。
 しかしその後もゲームは続く。エンドレス。引退しては新人として生まれてくる色違いのキャラ達を繰り返し繰り返し育てては何度も何度も優勝を繰り返すことになります。ここまで来るともう作業。うわ~、すげー倦怠感。
 そうなったら新ゲームを始めて、また一から団体を育て始めることも可能なのですが、それもやることは変わらないんですよね。選手を育てて興行地を選んで行くだけ。カードバトルの面白さも、その仕組みがわかるとあまり楽しみがなくなってしまう。一発逆転で弱いキャラが強いキャラに勝てる要素がもう少しあったり、或いは興行の観客動員数にギャンブル的な要素があればまだ面白いのかもしれませんが、全て選手評価団体評価の数値による「誤差」の範囲内で収まってしまっているような気がします。まあ最初のうちは面白いんだけどね……ある程度ゲームに慣れてしまうと途端に面白みがなくなってしまうのは否めません。
 育成にしても運営にしても、アグレッシブな行動を起こす必要はなく、堅実にプレイするだけで成功が納める。そして一度軌道に乗れば、後はわざと破産を狙わない限りゲームオーバーにならない。早い話、運営上の「障害」が存在しない。そこが運営シミュレーションとして満足できない点でしょう。

 しかしこのゲームにおいて、実はそういったゲーム性は2の次なのかもしれません。メインは各女性プロレスラーとのきゃっきゃうふふなイベント群にあるのかもしれません。
 なんせ登場キャラ120人以上。イベントグラフィックが300枚以上(差分除く)。膨大な数です。そしてそのイベントCGには微妙に劣情を煽るものがちらほらと!! もともとのPC版シリーズには「水着剥ぎデスマッチ」というものがあり、アダルトではないエッチなCGが各選手分拝めるようになっていたのですが、それに勝るとも劣りません。見方によってはサバイバー2のような着エロのほうがエロいよな。
 イベントは日本人キャラ一人に付き2枚が基本ですが、300超という枚数から考えるとまだ私が知らないイベントCGが存在しているんだろうな。各キャラクタには今までのシリーズ内容を背景とした人間関係が存在しているので、それに応じたタッグ台詞等もあります。
 各キャラデザインもなかなかに区別されていて個性あり。一人ぐらいはお気に入りのキャラクタが見つかるでしょう。そんなお気に入りのキャラクタを自分好みのレスラーに仕立て上げていく快感! 虚弱キャラを鍛え上げてダークカオスさんを撃破した時とかもう興奮モノですよ! エンディングで特別な台詞言ってくれたりもするし。
 他の団体からお気に入りを引き抜くのも、なんか強引に自分のものにしたようでいいしね!

 ただそういったお気に入りキャラを鍛え上げても、いずれは減衰(年齢による能力の低下)がはじまり、やがては勝手に引退してしまうんですが……
 同じキャラが後で出て来たとしても私の脳内ではそれは別人。それに何度鍛え上げても、そのうち引退してしまい、また新人として雇って鍛え直す、その繰り返しを考えると……なんか虚しくなってしまう。
 なんでファンタジープロレスに年齢なんて要素入れやがったんだ、チクショー! レスラーが年取っていくのに社長と秘書はいつまでたっても年とらねーで新人達とキャッキャウフフやってやがるし、それならそれでもっと夢見させてくれよ。引退して自分の目の前から去られると、繋がりが切れて離婚されたようでなんかイヤン。
 その点で、プレイヤーの浅ましい独占欲を満たしてくれないところが残念ではありました。

 オフィシャルHPの冗談企画であったように、このキャラ達で「ときめき○モリアル」のような恋愛シミュレーションにしてくれたらバカ売れじゃないだろうか、とかチラリと思ったりして。その時はカオスさんとか逆告白してきそうで怖いな。「フッフッフ、黒い告白は無敵だ」とか言いながらラリアットかましてきそうだ。


 とまあ、シミュレーションとしてのゲーム部分に関しては不満が残りますが(せめてV2のようなストーリーモードが欲しい…)、キャラゲーとしては及第点だと思います。二つを合わせれば、十分に元が取れるゲームです。
 好きなキャラが居たりレッスルエンジェルスシリーズに思い入れや懐かしさがある人に対しては、むしろオススメの一本でしょう。

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