rhknogoさんの「君が主で執事が俺で -They are My noble Masters-」の感想

ネタバレ感想を見たくない場合、文字を背景色に設定することが可能です。 → 設定変更

**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

個性豊かなキャラたちによる賑やかで楽しい日常はさすがといったところ。執事として主人にお仕えするという作品のコンセプトは、単純に年上お姉さんとのラブコメディに活かされているだけでなく、誰かが誰かのために一生懸命に尽くすという主従関係の絆を上手に描いている印象でした。
個別ルートのシナリオは主人だけでなく従者にも用意されており、おまけレベルではないボリュームが用意されていたのは満足です。
個人的に順位をつけるなら、森羅>朱子>夢>未有>美鳩>南斗星、でしょうか。森羅チームの2人のルートは面白く、特に森羅ルートはメインヒロインなだけあり燃えて泣ける良いルートでした。このルートの朱子のように、サブキャラが主人公をかばう、という展開が当方は大好きなこともプラスでしたね。ただ朱子ルートの終わりで、森羅が自然保護のために森や山を買い取っているのを見て、上昇志向でハングリー精神すぎる自分を見つめ直そうという朱子の決意には違和感がありました。自然保護、というのも森羅のキャラにあまりそぐわないような印象を受けました。
当方は「マジ恋」シリーズを一通りプレイしてから本作をやったのですが、間違いなく本作はタカヒロの代表作品である「マジ恋」シリーズ、ひいてはみなと系列の他作品のルーツである、と思います。タカヒロの描くキャラというのは、少なからず自分の中に芯を一本持っていて、その自身のポリシーを貫こうとするがために主人公や周囲のキャラと衝突する、そういった印象があります。そして、そういった他人との摩擦や、仲間からの鼓舞を通して成長していく、それがタカヒロの生み出すキャラクター像であると感じます。
本作においても、父親の名に恥じぬように在らんとする森羅、大切な人を絶対に守ると誓う南斗星、勝ち組になることに拘る朱子など、譲れない想いがあるからこそ周りとぶつかるようなキャラが描かれていました。
また、「マジ恋」のルーツ、という観点からいくと、例えば従者の反省会は金曜集会の原型にも見えたり、夢ルートの周囲への依存ぶりは京ルートを想起させたり、未有ルートのデニーロとの別れ(実際は違うのですが)は由紀江ルートの松風とのお別れを彷彿とさせたり、もっといえば森羅ルートで親子だからといって人間性まで同一視される錬をかばった朱子は家柄を貶す麻呂に一太刀浴びせた翔一の姿と重なったりと、随所に「マジ恋」の物語につながるピースがあったようにも思いました。過度な間違い探しかとは思いますが、当ブランドおよび関連ブランドの作品が好きであるからこそ、原点作品に対するこういった見方は楽しかったと振り返ります。
新品/中古アダルトPCゲーム販売 通販ショップの駿河屋

長文感想へのレスを書くには
 ・ユーザーIDを有している
 ・COOKIEが有効である
 ・COOKIEを有効にした状態でログインしたことがある
 ・5つ以上一言コメントを書いている
 ・長文感想を書いたユーザーが長文感想へのレスを許可している
の5つの条件を満たしている必要があります。

コメントデータ

このコメントはだいたい83回くらい参照されています。