KO_SHIN_RYOさんの「瑞本つかさ先生の【エッチ】を覚える大人の性教育レッスン!!」の感想

寺川唯子先生は、どうしてテラカワユイコなのか。
 まず最初に本作の総合評価はブログ(http://katoutatuki.blog89.fc2.com/blog-entry-492.html)にてまとめたため、ここでは一文だけでまとめておこう。シナリオやゲーム性を切り捨て、性教育ツールとして面白いモノを作ろうというアイデア一発の作品として、そのコンセプトの希少性だけで十分に楽しめた一作だった。
 しかし本作で個人的に一番評価したいのは他でもない、「萌えカルチャー的な分野」を担当する寺川唯子先生の魅力にある。


 結論から言えば、唯子先生はある意味完璧な美少女キャラクターだと感じた。


 それは本作がストーリー性という感性に訴える要素をごっそりと削ったために、萌えキャラ作りのロジックがストレートに魅力に反映されるという、本作の特異性から生じている。
 そう、本作にはストーリー性がない。そもそもなぜ性教育なのかその理由も描かれないし、なぜ性教育と称して女教師とセックスできるという羨まけしからん謎の教室が存在するのかというその背景も描かれない。ほんとに一切描かれない。
 それ故に、本作においては俺たちの大好きな記号的な萌え要素を、”ただ単純に足し算しても問題がない。”
・なぜ生徒に性教育を名目に処女を捧げるのか?
・なぜ教師なのにロリっぽい体系なのか?
・なぜ猫耳が付いているのか?
 これらは全て、唯子先生に対して誰もが抱く疑問点であろう。
 もし、本作がストーリー性があるような作品であったならば、これらの一見して疑問が湧いてしまう設定のひとつひとつにある程度の説得力を与えなければならない。そうしなければ、これらの疑問点がストーリーを楽しむ上でのノイズになりかねないからだ。
 しかし、本作は性教育ツールである。そして唯子先生は萌えカルチャー専門の教師である。これが、唯子先生のドカ盛りな設定を受け止める強烈な基盤である。基盤がシンプル故に、単純に足し算をしても大きなエラーは生じないのだ。
 だからこそ
  【 金髪+ツインテ+猫耳+ニーソ+ツンデレ+ペタンコ+女教師 】
 の各属性が持つ魅力が単純に足されるだけで、シナリオと噛みあわない等といったマイナスは最小限に抑えられるのだ。


 ところがキャラクターの魅力は属性だけでは決まらない。
 そのキャラクターに相応しいシチュエーションを用意してやらねば、それはただの観賞用美少女フィギュアに成り下がるだろう。
 しかし、その心配もいらない。何故なら本作は、やはり、性教育ツールであるからだ。シナリオとの兼ね合いなどという複雑で面倒くさい手続きを経なくても、「そういう授業だから」という主張ひとつでどんなシチュエーションでも実現できる。
 授業だからメイド服やスク水だって着ちゃうし、授業だから妹や姉になりきったシチュエーションプレイもできちゃう。
 ここでもやはり足し算だ。この場合、俺たちの大好きな記号的なシチュエーションを、”ただ単純に足し算することが楽にできる。”


 総合すると、寺川唯子先生は「楽に萌え要素を足し算でき、かつ単純に足し算をしても問題がない」という本作だからこそ生まれえた美少女キャラクターだと言えるだろう。
 このゲームだからこそ生まれえた美少女キャラクター。そういえるヒロインを作り上げただけでも、本作は成功している。


 最後に、唯子先生に萌原ぷりんをキャスティングしたのは大正解だった。彼女の少しハスキー気味なロリ声は、唯子先生がキャラクターとして持つ年下感・年下感のどちらも同時に内包している。その声質だからこそ、姉と妹という対極なシチュエーションを同一キャラクターが演じるという無茶に違和感が生じなかった。萌原ぷりんの声と演技が、唯子先生の魅力をより引き締めたと言えるだろう。
 つまり、これまで並べた属性とシチュエーションを足し算したものに、萌原ぷりんを掛け算した結果が、寺川唯子先生である。
 この方程式においてロスは最小限に抑えられており、従ってひとつの萌えキャラの最適解が得られたのだ。


 以上より、唯子先生はある意味完璧な美少女キャラクターであると結論する。
 本作の性教育ツールとしての面白さも十分楽しんだが、それ以上に唯子先生に出逢えたことが、俺にとっては充実した本作のプレイ体験だった。
 プレイした今となっては、唯子先生ひとりにフィーチャーした続編が作られたことも納得。今から『おしえて!唯子先生の【エッチ】を覚える大人の性教育レッスン!!』をプレイするのが楽しみだ。
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