asteryukariさんの「メイドさんと大きな剣」の感想

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登場ヒロインが全員メイドでみんなでっかいお胸を持っている…だけでなくでっかい剣まで持っちゃった!大きな見所こそないが最後までこの作品らしさを持って駆け抜けてくれた。安定感のある作品。
その謎めいたタイトルと絵師&ライターのコンビに惹かれプレイ。メイドヒロインが好きなのもあって初っ端からウハウハ気分だった。しかも読み進めていくとアンドロイドヒロインなんかも合流してくるからもう…にやけ顔が止まらなくなってしまった。

「大きな剣」ということでヒロインがそれぞれ名のある剣、刀を所持しているのが非常に印象的。その武器を用いた戦闘については終始身内での模擬戦になるので熱さこそないが目を引くものはある。特に「メイドのミヤゲ」なる各々の奥の手はアニメーションの力もあり、見ていて実に気持ちが良い。第七の金貨(セブン・オブ・ぺンタクルス)が一番好き。

そんな感じでやっぱり可愛いメイド達と過ごす日常が本作の魅力になってくる。メイドとして、守護者として、どう主人公と付き合っていくかが個別√にて描かれていた。

以下√ごとの感想。

●咲耶√
真面目で気品のある優等生と思いきや実は猫かぶりの体育会系女子ということで、よく見るタイプのヒロインながらもその可愛さは一級品だった。性行為の後にツンツンした態度を見せてくれるのがとても良い。

この√には驚かされた。まさかのまさか剣が喋り出すなんて…。個人的に戦いにて互いに力を合わせるシーンよりも日常のふとした掛け合いが好みだった。グランが主の過去を語るシーンは地味ながらお気に入りのシーンだ。

この√で出てくる「剣の才能」については棗√でも触れられており、それを見た上で再度この√の最後のシーンを見ると一層喜ばしいものに見えてくる。だからまあ、欲を言えばもっと尺が欲しかったかなと。


●理緒√
主人公が通う学園の教師という立場でありながら、ド淫乱。もうなんだこのエロエロお姉さんは。共通√でいきなり主人公の初めてを奪ってきたり、その後も隙あらば襲ってきたりと自由すぎる。

そんな彼女の√は彼女らしい自由気ままなもので、その象徴が最後の一枚絵。ヴィクトリカの仕事はどうなったんだよと言いたいところではあるが、まあ彼女に合ったオチとも言うべきか。仮にも元先生がマフィアを〆ているのだと思うと笑ってしまう。


●棗√
地味っこながら戦いの際に恵まれ、メイドとしてぐんぐん成長していく姿はとても勇ましい。その上で漫画を描くのが趣味だったりときちんと文系属性も盛り込んでくるのが嬉しい。

そう、この棗ちゃんは漫画を描くのが好きなのだ。正直、私はそっちの道を歩んでほしかったし、故にこの√の結末については否定的だ。才能のあるなし関係なく好きなことに真っ直ぐでいてほしかった。

咲耶の意見は、彼女の気持ちを考えるとまあ仕方のないことだと思うが、主人公の芯のない適当な発言の数々はちょっと…。靄の残る話だった。


●零那√
「07」という数字からこんなにも愛着がもてる名前を考え出したのは素直に褒め称えたい。好きな属性を二つ盛られてしまったのもあって、彼女が最も好きなヒロインになってしまった。

戦いの時は怖いけれど、普段は従順なメイドさん。しかも調子に乗ってえっちな行為を仕掛けても甘んじて受け入れてくれる。完璧なメイドさんはここにいたんだね…。やっぱり時代はアンドロイド、他のヒロインを大きく突き放してゴールイン!

そんな彼女の√はかなり意外な展開になった。守られるだけの関係だけでなく、互いに守り合う。メイドと主人の関係の行く先としては非常に珍しく、無謀すぎる話だが個人的には案外嫌いではなかったりする。家族を失った零那にとって、主人公との距離が近づくことは何よりも嬉しく、支えになるものだったはずなのだから…。


物足りなさはあるが、不満はそんなにない。不思議な感覚を覚える一作だった。

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