明星さんの「ぴんくのあゆみ! ~いけない陵辱検査~」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

2005年のタイトルだがロリ抜きゲーとしては今でも通用しそうなポテンシャルを秘めた作品。和姦は温いけれど陵辱は嫌だ、という方におすすめ。個人的には一番の難点はパートボイスであること。
>シナリオ
主人公が双子の兄貴と入れ替わり、保険医として学園に潜入する。ただそれだけ。
まるで陵辱系作品の主人公のような性格をしており、人当たりの良い兄貴とは正反対だ。
シナリオの整合性は明らかに取れておらず、遠くない未来に入院先から復帰する兄貴のことなどバットエンド以外では置き去りである。
占師と学園の教頭が同一人物という設定もあるが、こちらもバットエンドのみで使用されている。

攻略は校内のマップを1日2回選択する方式である。
ヒロインが居る場所のマーカーや、ヒント機能?(占屋)があるとはいえ難易度は高めか。
抜きゲーにしてはボリュームもある作品なので心して取り掛かりたい。

エンディングは全部で8個。
本作ではHシーンとエンディングすべてにタイトルがつけられているが、
こちらの名前はそれぞれ「あゆみの押しかけ幼な妻」「結ばれた乙女たち」「レンの男道」「放課後はハーレム」「未来の良妻賢母?」「壊れてゆく沙耶」「沙耶が見つけた幸福」「逝きませボンジョルノ」である。

「逝きませボンジョルノ」が本作のバットエンドで、教頭と兄貴に追い出されてしまう。
他7個の詳細は次で述べる。


>キャラクター
・あゆみ
パッケージにも描かれている女の子。
兄貴に惚れている無垢な子で、右も左も分からないまま主人公に付け込まれてしまう。
レンに好意を寄せられており、主人公を捨ててレンとくっつくエンディング「結ばれた乙女たち」や3人で性欲に溺れるエンディング「レンの男道」がある。
トゥルーエンド「あゆみの押しかけ幼な妻」はそのままの内容。

単独で登録されている回想枠は8つ。
ルートによってはレンにペニスサックで犯されてしまうかわいそうな扱いである。
個人的には公園での失禁や目隠しがお気に入り。


・レン
メインヒロインその2。男勝りな性格で、男という性別に憧れている。
あゆみに好意を抱いており、主人公に相談を持ちかけるが、逆に利用されてしまう。
トゥルーエンドの名前は「未来の良妻賢母?」で、こちらもあゆみ同様自宅に押しかけるという内容。

回想シーンは8つ。
ペニスサックを使うシーンと、逆に女という性別を強調したものに大別される。
フリフリした服を着て犯されるシーンが良かった。


・沙耶
メインヒロインその3。
おどおどした大人しい女の子だったが、次第にMとして目覚めてしまう。
エンディング「壊れてゆく沙耶」では、公園での露出調教でタガが外れてしまい自ら貪るようになる。
一方トゥルーエンド「沙耶が見つけた幸福」は、沙耶と一緒にお風呂に入り和姦をするというもの。

回想シーンは7個。
屋上で放尿するシーンと、鏡の前で犯されるシーンが好き。


・ひかる
サブヒロインその1。
沙耶の姉で、ギャルのような性格。非処女。
兄貴の恋人であり、入れ替わりなどつゆ知らずに主人公を誘惑する。
別人だと認識した後はしばらく本番はないが、ハーレムエンドでは嫌々ながら犯されてしまう。

回想シーンは4個。
最初のHでは恋人の趣味を反映して子供用の下着を付けていた。


・秋奈
サブヒロインその2。
教師だが、幼い体型から初め生徒と勘違いされる。
ひかるとは一悶着あるらしい。非処女。

回想シーンは3つ。
すべてコスプレ衣装を着用したものである。
なお、サブキャラ2人には個別のエンディングは存在しない。


>エクストラモード
CG一覧に登録されるCGは113枚。
オフィシャルムック「ぴんくのあゆみ!~いけない陵辱検査~ 公式スペシャルファンブック」の追加CGは6枚とのこと。
これについては後述する。

ボリュームが10時間弱程度ある点を踏まえても潤沢にCGが割かれており、好感を持てる。
絵については文句なし。制服のデザインも良い。
本作は2003年(?)から発売延期を繰り返した作品だったようで、開発期間の長さも影響したのか、一部のCGに違和感を感じないこともないが、そこはご愛嬌か。
HCG以外でも1枚絵を割り当てている箇所があることは○。

診察回想(シーン回想)は個別のHシーン30個にエンディング8個を加えた38個である。
Hシーン1つ1つにタイトルが付けられており、見返したいときに参考になる。
各々のHシーンはヒロインのボイスがほぼ喘ぎ声のみである点が多少引っかからなくはないが、尺の面も含めて今でも通用するポテンシャルはあるだろうか、
陵辱と和姦の中間を狙ったようなシーンが多く、かと言って日常会話では快楽落ちしていない絶妙なバランスを取っている。
破瓜シーンの出血描写が強めな点、本作がHシーンのみのパートボイスである点は注意。
また、エンディングのムービーもそれぞれ全て違うものが準備されており気合を感じる。

各ヒロインのプロフィールと診察進行状況を閲覧することも可能だ。
後者は一見フローチャートのように映るが、ヒロインごとの表示である点が残念。
クイックジャンプ機能も存在しないので、無いよりはマシ程度の機能に過ぎないだろう。

音楽は主題歌1曲とBGM7曲。
エクストラモードへの登録はないが、全てゲームディスクのDisc2にWAV形式で収録されている。
主題歌「恋の診察日」(作詞: 河村好乃、作曲:平林征児)はメインヒロイン3名が歌うキャラクターソングで、主人公の鬼畜さを全く反映していないことを除けば良曲。
BGMも水準を満たしているだろう。こちらの担当は担当は「HIRO」「BISCOTA」両氏(エンデイングムービーより)。
ところで歌詞に「バンドエイド」という単語が登場するが大丈夫なのだろうか。


>システム
本作のネカティブな側面としてしばしば取り上げられる点がこちらである。
2002年リリースの「紅蓮天衝 -羅刹-」からの使い回しなのだろうか、2005年のタイトルとして相応しくないシステムであることは確かだろう。
インストール先program data固定、既読判別なし、またゲームをプレイする際にはDisc2から都度BGMを読み込む必要がある
などが一例だ。
また動作が安定せず強制終了することがあるようだ。
修正パッチは無いので都度ゲームを落としてセーブデータの保全を行うことをおすすめする。

ただし個人的には本作の場合スキップが非常に早いこと、シナリオが薄いこと、パートボイスであることから既読スキップの必要性は特に感じなかった。
Windows7環境下では64bitのマシンで起動しようとするとインストーラーが立ち上がらなかった。


>「ぴんくのあゆみ!~いけない陵辱検査~ 公式スペシャルファンブック」について
ゲームに先駆けてオークラ出版から発売されたオフィシャルムックである。税抜定価1200円。
ムックの内容は通常のファンブックの内容をそのまま薄くしたようなもので、今となってはインタビュー記事以外に価値はなさそうだ。
付録のCD-ROMについても「ユーザーさんによる基本情報」の欄を参照して欲しい。
ここでは拡張プログラムについてのみ述べようと思う。

このプログラム内のCGは、既存のCGと入れ替わった状態での反映となる。
回想モードでも同じで、新規CGは差分扱いでの登録となり、また適用前のCGは回想モードには登録されない。
両方のCGを観たい場合は2箇所にインストールをすることになる。

追加されたCGの枚数は6点以上とのこと。
曖昧な言い回しだが、ムック上の表現そのままである。
差分の比較までは行っていないので正確な枚数までは不明。

中身はこんなところだ。
定価相応の商品であり、個人的にはそれ以上を払う価値はさほど感じない。
自分はシナリオ担当の霧島凛さんが女性だったことに一番驚いた。


販売元である「ZONE」は、本作をリリースした直後に無くなってしまったそうだ。
2年に渡る延期もそうだが、良い作品なだけにブランド内のゴタゴタが影響したと思うと残念。

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