比翼れんりさんの「緋のない所に烟は立たない -緋修離と一蓮托生の女たち-」の感想

ネタバレ感想を見たくない場合、文字を背景色に設定することが可能です。 → 設定変更

**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

陽の亡い世界を変えていく 因果の方程式を
暁WORKSの新作は無料リリース部分を含めて、その先をオムニバス形式で語るショートストーリー集という感じです。


配信されている部分(いわゆる共通エンドも)でひとつの区切りはつきましたが、その先は個別ルートとして続きます。共通からの繋がりがいいのは、確かにこのルートですが、共通での"がしゅう"とはちょっとイメージが違い(これは他の2ルートでも感じたけれど)、共通エンドで感じていた、次を期待させるワクワクはなりを潜めてしまったように思います。津希のトップとしての"これから"を、未来を意識させる引き際はわりと気に入っていますが。

小夜篇は、明らかにダーク度合いが数段上がっており、なかなか雰囲気は良いです。ただ、キャラクターが多く語られないのもありますが、ストーリーが全体的にぐらつきます。一貫性がないというわけではないんですが、エンディングがあっさり引いてしまったところも含めて、小夜という人物が掴みきれなかったとは感じます。

由利篇は入ったときから、わりと関係性が出来上がっていたのがちょっと、置いていかれたスタートに感じました。ストーリーは複雑に見えてわりと単純で、これが一番"読みやすい"かなと思います。共通からのサブも出番はあり、これが最後と言われるのも納得でしょうか。ただ背景を多く語らなかったのが、それは騙りだったからかどうなのか。伏線やキーワードはまだいくつか取り残されている気がする……


リリース形式が面白かったですが、作風は暁WORKSらしい感じでした。どうしてもショートストーリーを積み上げた作品に見えてしまうのが、正直どうなんだろうか。まだ続編やリメイクがあってもいい気がします。というかキリコ攻略してないから次を出してくれないと困ります。

長文感想へのレスを書くには
 ・ユーザーIDを有している
 ・COOKIEが有効である
 ・COOKIEを有効にした状態でログインしたことがある
 ・5つ以上一言コメントを書いている
 ・長文感想を書いたユーザーが長文感想へのレスを許可している
の5つの条件を満たしている必要があります。

コメントデータ

このコメントはだいたい406回くらい参照されています。