way_upさんの「仄暗き時の果てより」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

途中までは同ライターの「水夏」「あした出会った少女」を思い出していました。
と思っていたら、終盤は
「何処へいくのあの日」に近い、という。。。。。
テーマといい構成といい。

もっと
説明部分をすっきりさせてほしい、
もしくは、説明でなくストーリーで見せてほしい、
という不満もあるのですが、
物語の核となる部分は面白いです。

まあ、物語前半をB級ホラーとか茶番とか言われても、
ちょっと納得してしまうものはありますが(笑)


並行世界。「確定されていない現在の揺らぎ」への不安。「愛」を求めて、時空を旅する偏執的存在。
「何処へ行くのあの日」そのものですが、
そこにホラー要素を加えて、
「偏執的な愛」への恐怖感をリアルに見せていますよね。

伏線は、過去作に比べて分かりやすいと思います。
読者がすぐに違和感を感じるようになっている。

いろいろな並行世界が示唆されますが、
大きくは、次の3つ。2周目やったら解釈変わるかもしれないけど。
①由乃が事故で死んでいる世界。
②由乃と康一が兄弟で生きている(でも由乃はふつうの人間)
 もしかしたら①の世界の過去としてのみ存在する?
③康一が流産で死んでいる世界。由乃だけが生きている。
 (この由乃は、時空を旅して、のちに杏子をその記憶ごと喰う。①の世界にも干渉する)
なのかな、と思っています。

・由乃以外のヒロインルートが分岐し、③の世界の由乃がいる。ヒロインが確定すると消える。
・③の世界の由乃の干渉で、康一が死ぬルートが分岐。
この2つは①の派生かなあ、まだ分かりません。




こういうゲームは、周回で面白みが増します。

「私がこの私のまま(本来の由乃ではなく)、お兄ちゃんと一緒にいられる世界はなかった」
だから作ろうとした。これが最大の伏線で、
この物語を解く大きなカギでしょうか。そんな気がします。


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