比翼れんりさんの「スキとスキとでサンカク恋愛」の感想

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ほら何か始まる予感がするでしょう
実は初めてのアサプロ。ネタが強いイメージがあって敬遠してたところがありますが、軽快なトークと個性的なキャラクターはバランスよく、楽しくプレイできたと思います。

ストーリーは、義妹と幼なじみに先輩と実妹が加わって、オタク部活動を通して交流を、というもの。驚くような、とんでも設定はなく、終始キャラクター中心で、無駄なシリアス要素もなく、潔さに好感が持てます。

妹ルートは義妹と実妹両方を完備しており、義妹の七瑠は妹と恋人という2つの関係性に悩みながら未来に向かっていくという、設定をそのまま活かしたシンプルなルート。ただ、そのシンプルさが良い効果になっており、キャラクターとも相まって素直に楽しめたと思います。立場の違う妹二人のこちらのサンカク恋愛の方が主題には沿っていたかなと思います。

もう一人の妹、すずはキャラクターはとても良く出来た子で、わりと常識人に寄っているようで、ちょっと一直線すぎるのが珠にきずでしょうか。個別ルートのストーリーは、山になりそうで山にならなかったりで、二人の秘密が最後まで公言されず、ひどくモヤモヤした感じです。実兄妹という禁忌を、どうポップさの中に取り込むのかと期待してましたが、それ以前で終わってしまいました。

真帆と志衣菜のサンカク恋愛は、旧来の親友と急接近の先輩で、こちらは対比しながら進めるとおもしろいですね。真帆は男勝りな面から、異性としての意識を持つと、可愛く見える不思議なヒロイン。ありきたりの中にも、心の揺らぎは描写されており、なかなか好きでした。私服が変わったり、女の子としての一面が非常に魅力的に映りました。

志衣菜は爆撃機のごとく、スピードとパワーが桁外れで、共通ルートから一強みたいなところがあります。ルートで何か大きく変わるものもなく、ペースを赤面しながら乱すところなど、志衣菜というヒロイン一人で最初から最後までお腹いっぱいになります。北見六花さんの演技が、どハマりしているなと強く思える、そんなヒロイン。好きになれる数少ない先輩キャラなのかもしれません。


通して見ると、キャラクターの掛け合いやネタを交え、ノリだけで最後まで突き進むお話で、これがアサプロなのかなと、少なからず思いました。確かにキャラクターは魅力的なんですが、どうしてもノリだけが先行してしまい、個別ルートが顕著ですが、どうも心うちのうわべだけをさらっただけのお話になりがちです。このあたりは、期待する部分を変えてプレイするのが正解なんでしょうが、なんにせよ、次回以降は定期購入できると思える、そんな感想にはなります。

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