November13さんの「レイジングループ」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

断言しよう。この作品の面白さは『STEINS;GATE』級であると。
※実際に人狼ゲーム(人狼殺)に触れてみて再プレイしたところ、
やっぱり私が体験した他のどの作品よりも完成度が段違いに優れていた為、
差別化を図るために点数&感想を見直しました。



正直、個人的には数年(10年?)に1本出るレベルの大作でした。
(公式画像からは全く想像出来ませんが……)

実際はAndroid版ではなくvita版(DL 3000円)を購入しています。
(登録が無いので感想はこちらに)
ハードによって仕様が異なるので、購入を検討されている方はよく確認したほうが良いです。

【注意点】
※1.鬱・グロ・ホラー要素有り
※2.要オールクリア
※3.「その時、不思議なことが起こった!」の伝奇&ループ要素が少し含まれます。
   (ただし、ループ現象については完全に規則性がある為、本編ではプラス寄りに働きます)

今まで膨大な数の作品をプレイしてきましたが、
過去私がADVで先が気になってついついぶっ続けて徹夜してしまったタイトルは、
・『Steins;Gate』
・『ルートダブル -Before Crime * After Days-』
・『リベリオンズ Secret Game 2nd Stage BOOSTED EDITION』
の3つと意外にも少ないです。
(ランスやバルド等ゲーム性が大きく絡むものは除く)
本作はそれらに次ぐ(熱中度では完全に上回る)第4作目となりました。

人狼ゲームを知っている方ならば尚のこと面白いと思われる作品ですが、
私のように初見全く予備知識の無いユーザーでも何の問題なく最後まで楽しめます。

絵柄も地味で余りにもマイナー作品であるため全くのノーマークでしたが、
面白すぎて正直やめ時に困るほど危険な中毒性があります。
ボリュームも3,000円の作品とは思えないほど圧倒的で、
24時間程度では全くゴールする気配が見えてきません。
人によっては会社を休みたくなるレベルなので、休日に一気にプレイすることをオススメします。


ネタバレをすると台無しになるので詳細には触れないよう注意して感想を書きますが、
私と似たような傾向の作品が好きな方には、是非手を出して欲しいです。(安いし!)



【キャラクター・声】  9/10点
■キャラクター (5/5点)
周回によって状況・立場が異なり、キャラクターの魅力が一変してくるのは
圧巻且つ見事です。
登場人物一人ひとりに役割以上に魅力があり、見せ場も非常に大きいです。
プレイしてから数年後に、登場人物や物語を忘れてしまう作品が多い中、
絶対忘れられない主人公&ヒロイン達に加え
全てのキャラクターを覚えていられる作品は、それだけで希少です。

最初は若干馬鹿っぽい印象ですが、主人公はかなりどころか恐ろしいほどのキレ者です。
ユーザーを上回る推理力・考察力があり、
作品の進行役としてグイグイ引っ張ってくれるので、彼には非常に好感が持てます。
突然作風を一刀両断するような不意打ちでぶっこんでくるギャグも、私には盛大にうけましたw

●ザックリ人物紹介(作中より)
※本編は真面目でシリアス寄りの非常に面白い物語です。
 ネタバレを防止する為、極力関係ない、ぶっちゃけどうでもいい部分主体で抜粋しています…w
 とりあえず体験版やってみて下さい。
房石 陽明
「なんと、千枝実ちゃんはバカだったのか。よーし、バーカバーカ」
「…………ふへへ…………ふへへへへ……」
「ここは日本だ!移動の自由がある!いつなんどき、どこにいようが僕の自由だろゴルァ!!」
「よーしおしっこガマン対決スタート!!」
「そうですワタシが汚いおじさんです」
「――いい度胸だ、人間」

芹沢 千枝実
「釣れたー。案の定ドスケベ李花子さんが釣れたー」
(もう、宴ぜんぶ投げ出してラブラブしてもいいんじゃないかな)
「かみさまより、あなたがこわい」

回末 李花子
「ほぉおおおぉおおぉぉぉぅ……!!」
「え。だんごむしでもお探しかと」
「太くて大きい……」
(同居したい……)
「……李花子と。お呼び。ください」
「……いたいぃ……」
「芹沢様。いえ。どろぼう女」

巻島 春
「……に、兄ちゃん、ナンパされた、怖い」
「何イチャイチャしてんのよ、パンツマン。」
「いっ嫌ぁああ!! 霧は、霧は嫌ぁ―――――!!」

織部 泰長
「すごい。このメンツで漫才が成立してる」

醸田 近望
「うんこマンも頭おかしい人でしょ?」
「スケベの気配がするぞ」
「…………すっげーパンツだー」

能里 清之介
「貴様!李花子さんを放置するな!」
「人んちでピンポンラッシュしながら仏舎利ロック歌ってるのは誰だァー!!」

室 匠
「何だとォオオオオオオ!? てめえがかおりさんとォオオオオオ!?」
「あー、え、そういう関係?」

織部 義次
「おいババアこいつ超怪しいぞ」
「うるせえしっこマン! しっこマン!」
「……お袋も、あんま無茶するなよ」

織部 かおり
「……後で全員叱っておくわね……」
「母さんが、他のみんな殺してでもあなたたちは助けるから」

巻島 寛造
「気ぃつけろ、兄ちゃん」
「でけェのは、死んだ」

山脇 多恵
「ぎええええええええええええええ!!! ちゃ、ちゃ、茶髪の男が!
 回末様を手篭めにっ、手篭めにしよるううう!!!」

狼じじい
「うんこ……まん……」
「スケベェ! スケべェエエエエ!!」

めー子
「ふさゆきさん!」
(ふたりとも、だめっぽい)
「ぱんちゅまん!!」

馬宮 久子
「何ですか橋本さん! この際言いますけど橋本さんちょっと余裕ぶっこきすぎです!
 怪奇ナメたらいつか死にますよ!?」

橋本 雄大
(確かに、悪意は感じないんだけど含意は感じるんだよねえ)

コンビニの店員
「あーもう、うっせぇな……待ってろ」
「あったわ」

駐在
「なんだきさまオラ!!」
「ぬあああ暴れだした! なんだこいつ! もしもし! もしもし! 了解、射殺します!!」

■声 (4/5点)
新人起用の為、棒読みの箇所がちょこちょこあります。
あくまで「声」を最重要視するユーザーの方には少々不向きかもしれません。
特に気になった箇所は、序盤の春ちゃんの棒読みの悲鳴と千枝実ちゃんの泣いたシーンかな。
それ以外は特に問題なかった。
主人公の演技はそこまで私は気になりませんでしたが…。(全体的に結構良かったと思うんだけど?)
橋本さんの声は全体的にちょっとアレかも…w(ビジュアルから試行錯誤した感じ?w)
李花子(MVP)・泰長・匠・寛造の役者さんに関しては、むしろ非常に上手な分類でしょう。
肝心の物語が面白いことに加え、中盤~後半に進むほど演技力が向上していく為、
私は其処まで問題視しませんでした。


【BGM・SE】  10/10点
場面展開に違和感が少なく、不気味なBGMを効果的に活用しています。
再プレイして気づいたのは、本編のSEの巧さ。
本当に凄いです。
びっくりします。
というか、不気味さを含めたホラー演出も、普通の作品では全く太刀打ちできません。

例えば、町内放送のメロディ。
まるで『さよならを教えて』の壊れたチャイムを想起させる不快音は、夜に聞くとめっちゃ怖い。
聴覚効果だけでも、この異質な村の抱える闇を画面の向こう側の我々にダイレクトに伝えてくる。
そんな優れた作品が一体幾つあるのか?
(正直この作品の他には『CHAOS;CHILD』ぐらいしか浮かびません)
また風の音や自然音を非常に巧みに利用しており、この演出力だけでも
この作品が如何に優れているかがわかります。
何度も言います。
他の作品とは製作陣の作品に対しての情熱の傾け方から既に、根本的にレベルが違う。



【CG・背景】 10/10点
差分含む
97枚
作風や場面を重要視した力強いCGが魅力です。
あとは好みの問題。
意見が割れそうな要因の一つかな?
不意打ちで主人公のズボンが下ろされた時のCGとか、凄く気合が入っていて私は好きです。
ビジュアルを見た瞬間、購入を決めてしまうような特段優れた絵柄ではありません。
むしろ、プレイしながら徐々に好きになっていく絵柄だと私は思っています。
真面目な話、演出面での立絵の表情の使い方は非常にレベルが高いです。


【ストーリー・構成力】 45/45点
■ストーリー (25/25点)
全く先が読めない展開にとってもわくわくします。
登場人物が基本的に誰も彼も一癖あり、非常に印象深いです。
先も述べましたが、物語の周回を重ねるほど、登場人物の魅力は一変していきます。
具体的には完全に右上がりです。

まあ、あとは秘密です。

暴露モードはクリア後、是非プレイしてみてください。
人狼ゲームとしても、ADVとしても面白さの質が非常に高く、
何度でもリプレイしたくなる魅力が溢れています。


■構成力   (20/20点)
テキストが非常に巧い。
おそらく誰にでも理解できると思われる読みやすさ。
それでいて、複数の視点から物語を読んでも(※暴露モード)、
全く損なわれないどころか勢いを増す面白さ。
正直、ADV作品の文章力のピラミット構造の中では、ほぼ完全に頂点に位置するレベルです。
前述のSEの聴覚効果と合わせて、もう完全に異次元の完成度です。
文句のつけようがありません。
というか、正直私の拙い語彙力では上手に伝えられないのが悔しいです(笑)

amphibian(あんひびあん)氏。
彼については本作まで全く知りませんでしたが、怪物めいたテキスト力以外の面でも、
非常に優れた(恐ろしい才能の)演出力を持つライターさんだと感じました。
ギャグや恋愛への物語の展開力・緩急のつけ方が絶妙で、
映像や音声を絡めた場面展開も非常に巧いです。
本作は「不思議要素がある」という前提ですが、それに頼り切るのではなく
「あくまで人の物語」として物語を綺麗に帰結させる手腕は、実に見事だと感じました。
露骨な伏線もありますが、注意深く読んでいないと気づかない箇所も多く、
読み手を飽きさせない工夫も多々含まれており大変素晴らしいです。
血文字を浮かび上がらせる演出など、正にセンスの塊ではないでしょうか。

今後、彼の作品は全てチェックしていこうと思わせるぐらいには、気になる存在になりました。
(……きっと作中の陽明さんみたいな人なんだろうなぁ)

ヒントやチュートリアルなどの丁寧な仕様も、かなり手が込んでいて素晴らしいです。
※後で調べたんだけど、殆どをamphibian氏とプログラマーの柳澤氏で作ったんだって。
凄すぎるでしょ……。



【ゲーム性】 10/10点
様々な道筋を辿る事で「KEY」を入手し、ロックされたルートを読み進めていきます。
(ヒントが露骨なので積む事はありません)
フローチャートジャンプが出来るので、YU-NOの「A・D・M・S」の簡易版と言えるでしょうか。
また、ユーザーに委ねられる選択肢も絶妙で、
唯の読み進めるだけのゲームとは一線を画した面白さがあります。

本編クリア後の特典「暴露モード」が物凄~く面白いので、周回プレイが全く苦になりません。
しっかりと描かれたエクストラシナリオも非常に読み応えがあり、
更にはヒントモードまで暴露モード適用で内容が変化する、
正にユーザーへの「思いやり」の塊のような作品。
更にはアクターズボイスの実装もあり、全方向に全く非の打ち所がありません。
ADVとしては完璧なのではないでしょうか?
いや、完璧です。

他のメーカーにも見習って欲しい要素がギッシリと詰められた素晴らしい作品です。




【エロ度】 ー/ー点
これがッ!! これがぁえっちなゲームであったならッあああ!!
李花子さんとぉおおお!!
全てを投げ出してにゃんにゃんわんわんおしたかったぁあああああああああああああああああッ!!!
あぁああああ……ああ……あっあっー!あぁああああああ!!!
(あっ、春ちゃんでもOKです)


【システム関連】 4/5点
フローチャート&スキップジャンプ機能搭載。
非常に快適です。
ただ、これだけ見所が多いのにセーブ枠(19枠)がとっても少ないのはかなり残念です。
正直、本編の面白さを省みたら、上記機能があったとしても200枠は欲しかった(笑)。


【+α】 10/10点
久しぶりにもの凄い作品に当たった!と喜びの衝撃が走りました。
離れて久しい最近のコンシューマー作品を見直す(発掘する)良いきっかけになりました。



【総合】  98/100点
りかこさぁああああああああん!!
えろえろで!!
えろえろでお願いしまぁあああす!!

滅多にベタ褒めしない私ですが、本作に関しては満足度は100点。
本当にもの凄~く面白かったです。
薄っぺらいゲームや萌えに飽きてきた今の私に完全に刺さった作品。
この面白さなら定価10,000越えでも普通に買います。




【追記1】
暴露モード周回&エクストラクリアー!!
やっぱりこのライターさん、色々とぶっ飛んでますわ……。(褒め言葉)
エクストラシナリオ(特に3つ目)が意外なボリュームで、
しっかりと書かれた伝奇ホラーだったのは流石でした。
(陽明さん以外の視点で物語を読ませる構成・技量も大変素晴らしかったです)
あと、北海道のクマの画像がシュールすぎて大爆笑しました。(保存したわw)
ちなみに一番好きなのは2番目のエクストラです。
李花子さんがヤバイ……w






























































※以下、中ネタバレ雑感。未プレイの方は「立入禁止」

 いい?

 未プレイの人は絶対見ちゃダメだよ?(2回目)


















































































































いやー、ここまで褒めちぎって上げ上げで書いちゃうと、本当に駄目なところないんかい!!
と既にプレイした方々に突っ込まれそうなので、少しだけ反省会。

【気になるところ(大雑把に)】
1.橋本雄大について
  3周目で主人公と対峙するこの太った(というより岩のような筋肉の)おっちゃん。
  本編中であれほどの怪物めいた観察眼・推理力を持っているのに、
  人為的・組織的犯行について考えない(&行動を起こさない)まま、
  展開に飲まれて退場してしまうのはおかしい。
  (※3周目の話。1・2周目は最初の被害者なので展開としては全く問題ない)
  彼はあくまで「外部」の人間であり、風習に囚われた村民や
  実際に超常現象(巻き戻り)を経験している主人公とは状況が異なる。
  猟銃を持ったおやっさんにこそ警戒する必要性はあるが、
  彼が退場した段階で正面から彼を排除できる人物はいないだろう。
  (××と匠にぃは逝ってるし)
  それこそ、日中なら「暴力」で場を収めることすら可能なのだから。
  (それやって放置するとあいつらに夜に殺されるけど)
  登場人物が減れば減るほど、彼が「宴」に従った行動を取る必要性は失われていく。
  作品を盛り上げるために下手に優秀にしすぎてしまった分、
  合理的な行動を取らない不自然さがどうしても目についてしまう。
(訂正=自己反省)
※※1.については、改めて考えると全く問題ありませんでした。
ごめんなさい。
この作品は、「ミステリー」ではなく「人狼伝奇」ですものね。
宴に参加している=括っている(殺人に加担している)時点で、
彼の合理性云々述べること自体筋違いでした。
橋本雄大の立ち位置や言動は、終始村人目線で一貫しています。
何の間違いもありません。

「人狼ゲーム」として構えて作品を見たときにあえて指摘を入れるなら、
三周目の狂人設定のムジナ役がリア狂になって村人側になってしまい、
村側が勝利してしまう「ルールの破綻」について突っ込むべきでした。
まあ、選択肢含めて大変面白かったので全く文句はありませんが。

もう一つは、1周目前半と2周目間の千枝実ちゃんの自発的な立ち回りのズレについて
……でしょうか。
役割の相違は抜きに考えて、其々の加護の重要性についての理解力の差があまりにも大きい。
(猿蛇蜘蛛への考察について)
物語をより判り易く、且つ陽明さんの立ち位置を入れ替えることで
読み手を一層楽しませる為に設けた工夫が、
結果として芹沢千枝実という人物像に齟齬をもたらした気がしました。
(1周目で陽明さんをアドバイザー役にしたことで、本来自力考察できる知能を持つ
 千枝実ちゃんの活躍機会(場面)を奪ってしまってしまったことによる弊害という意味)
これについても製作側が、物語の面白さ(+人狼ゲームを知らない人の為の理解し易さ)と
登場人物の整合性(微妙なラインの辻褄あわせ)を天秤にかけて、
全体の面白さ(+解かり易さ)をとった結果だと私は感じているので、
大きな問題ではないのかなとは思っています。
微妙なラインと述べたのは、千枝実ちゃん自身が物語全体として抱えている秘密を
陽明さんが自力で辿り着くまでクローズしていた為です。

くっそー。
ああ、千枝実ちゃんについて上手く言えてねぇ……。
初見プレイだと、別に矛盾でもないんだよね……w
マジでネタバレフルオープンにしないと感想が書き辛いよぉおおお!!!
いやーでもそれは絶対駄目だよなぁ……。
中ネタバレって書いちゃったし……。
うわーん、深く語りたいけど、もどかしい(笑)
ネタバレ全開ならあと20,000字以上は語りたいことがあるんだけどなぁ…。

2.主人公について
  サイコパス(以下、特徴)。
   良心が異常に欠如している
   他者に冷淡で共感しない
   慢性的に平然と嘘をつく
   行動に対する責任が全く取れない
   罪悪感が皆無
   自尊心が過大で自己中心的
   口が達者で表面は魅力的
  
  全 部 当 て は ま る じ ゃ ね ー か !!
  彼女の「かみさまよりこわい」発言は、正にその通りだと思ったよ!!
  意図的にそう描いているのだろうけど、ちょっとやり過ぎ(笑)
  だから変な女しか寄ってこねぇんだよ!!

3.巻き戻りの回数
  殺し殺され超常ループ。
  細かいことだけど、んー百回とかんー千回って表現は雑すぎるでしょ。
  桜坂洋氏の『All You Need Is Kill』とか『STEINS;GATE』もそうだけど、
  そんな回数ループしたら普通の人間は絶対廃人になるって。
  創作モノに突っ込み入れすぎるとつまらなくなるのはわかるんだけど、
  良い作品なんだから「二次元なりのリアリティー」をもう少し大事にして欲しかった。

4.最終警告(3週目ラスト)
  突然ぶっこんできたから驚いたわ!!
  綺麗に纏まっていた2周目とのギャップ!!
  一体、何のゲームやってんだ、俺は!? ってなったわ!!
  つーか、絶対CG含めて作風から浮いてるわ、あんなの!!
  一瞬、Trueの出来がめっちゃ不安になったわ!!
  (いやTrue面白かったから良かったけどさぁ……)
  
5.作品外のキャラの扱い
  今回はエクストラ5に集約されていたからいいけど、
  これをあんまりやり過ぎると作品にとってマイナスになるから注意。
  特に今回初めてKEMCO作品に触れた私のような立場のユーザーからすると、
  ???ってなる。(非常に困惑する)
  本作はおまけも含めてかなりのボリュームがあったから欠点扱いにはしないけれど、
  ファンサービスと作風のバランスは大事。(メタネタもね)

6.春ちゃん
  春ちゃんはモッチーにはやらん!!
  絶対だ!!

あと、ネタバレ?になるから上に書かなかったけど、かみさまがめっちゃ可愛い。
(なぁ……スケベしようや…)

そんなわけで、今回はここまで。
をち戻り……ドン☆




































































【追記2】
10年に1本どころか、ADVとしては「個人的評価 No.1」の作品になりました。
(エロゲーじゃないけどw)
テキストの巧さ、効果的なSE、高すぎるゲーム性、圧倒的なコストパフォーマンス
……正直完成度が違います。

本作の影響で『人狼殺』というオンラインゲームに触れてみてわかったのですが、
人狼ゲームってもの凄ぉおおく頭を使うんですね……(笑)
正直、頭の回転が鈍いとゲームとして成り立たない。
(事前準備は必要。ルールを理解していないとリア狂呼ばわりされて終了)
また、自分の主張を相手に伝える能力が無くても成り立たない
(コミュ症・あがり症は論外。括られるだけ)
いやー、非っ常に楽しかった。
特にパッションの要素、くっそ面白かったよ……w

で、プレイヤー目線でこの作品を改めて眺めたときも、やっぱり凄すぎるんだよなぁ……。

・初手占い無しの役割開示のリスク
・思考ロックの悪循環
・対抗占いに狂人設定
・狼進行、ライン切狂残し
柱発言についでに狂リア狂のおまけつき。
この辺りを違和感なく物語に落とし込んでいて、
尚且つ人狼ゲーム体験済の今の私にも、全くルールを知らなかった当時の私にも
両方に物凄く面白いと感じさせる展開力・表現力。
村人目線でパッション無しで、理詰めのみで状況が読者に伝わる確かな文章力。
読者視点では中々見えてこない、人狼サイドのパッションを絡めた理詰め構築による圧迫考察。
正直、やば過ぎる。
この複雑すぎる展開で、読み手目線で面白く感じさせること自体がちょっと異常で、凄すぎない?
人狼ゲームを知っている人には、尚のことこの作品を評価して欲しいかな。
本当、半端ないって。
異次元。
半端じゃねーわ。

ゲームって、その時体感した瞬間風速が忘れられないから
思い出補正が高いほど贔屓目に見ちゃうけど、
本来年を重ねるごとに評価は辛くなるはずなんだよね。
中学生ぐらいの私が、『Ever17』神ゲー神ゲー!!って騒いでいたのは
物凄く理解できる(実際そうだった)んだけど、改めて大人になってリプレイした時、
今の自分から見たゲームの評価、どうなんだろ?って言う感覚。
もちろん後出しする作品の方が、過去作を模倣できる分有利になる要素は限りなく多い。
でもその分、作品に対するユーザーの評価のハードルは上がっちゃうよね?
っていうデメリットは常に抱えている。
本作はその私のハードルを軽々越えてきたって感じかな。
処理しきれない部分をミツジさんで煙に巻いたり、現実味のない設定も多々あるっちゃある。
でも圧倒的な物語の面白さや、前述のテキスト力の前では、
今の私にとっては全く減点の対象に成りえないんだよなぁ……。

で、これ人狼ゲームとして成立しているけど、
伝奇ホラー作品としての面白さにも目立った穴がないんだよね。
(ちなみに公式ジャンルは「人狼×和風伝奇ホラーノベルアドベンチャー」であって、
 ミステリーとは一切謳っていないからね?誤解なきよう)
暴露モード視点で見ると良く理解できるんだけど、
狼側が人間としての情を完全に捨て切れていないんだよね。
それを本当に良く「伝奇作品」として落とし込んでいる。
しかも全ての周回で「人狼ゲームとして物語を成立させている」状態でだよ?
凄すぎない?
こんな作品、他のどのメーカーに作れるの?(KEMCO凄いわ……)
絶対に無理でしょ?
この凄さは本当の本当に理解して欲しい。

ぶっちゃけ100点しか本当に付けたくないぐらい素晴らしい作品なんだけど、
見直したとき、まあやっぱり声とシステム(セーブ枠)だけは
どうしても気になっちゃうので今の点数でFAです。


2019/01現在、私の目線では本作が今までプレイしてきた中で「一番面白かったADV」です。
本作をつまらなかった・全く大した作品ではないと感じた方、本当にごめんなさい。
恐らく私とはゲームに対して求めるものや、感性・経験・趣味趣向が一切噛み合わないので、
他の感想を読んでも、絶対に役に立たない上に明らかに時間の無駄だと思われます。
NGぶちこんで私の存在ごと速やかに忘れてください。

ああっ……李花子さんとスケベしたい……。















































































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×××××××××××× warning ××××××××××××


×××××××××××× warning ××××××××××××





未クリアの方、本作をプレイする可能性が僅かでもある方はご退出ください。

ココからネタバレ解禁(フルオープン)します。
(ごめんよ……おにぃちゃん、どうしても我慢できなかったんや……。
 多少は考慮するけど書かせてくれ)
































































未クリアの方、本作をプレイする可能性が僅かでもある方はご退出ください。(2回目)















































































































【登場人物について(本編)】
房石 陽明
〈Unknown&Psychopath〉
数あるADV作品の中でも、「最狂」に位置する主人公。
異常なまでに知能が高く、社交性もあり、表面的には一番魅力的でありながら
慢性的に嘘を忍ばせる、作中では最も人間として「壊れている」人物。
人としての情がないわけではないが、巻き戻りというシステムを最大限に活用し、
自らの命や他者の命よりも「好奇心」を常に優先してしまう危険な男。(2番目は合理性)
彼が恐怖を感じるのは自分が「知らない」という事象一点のみ。
故にその恐怖を払拭するためには、全く罪悪感を抱くことなく人の車をパンクさせ、
宴の参加者を増やして状況を変化させたり、
相手も巻き込まれて殺されるとわかっていながら、
平然と清之介の屋敷へ情報を引き出しに行ったりする。(どうせ巻き戻るし…ってね)
また、露見した狼側にも一切容赦が無く、合理性を説きながら
表情一つ変えずに手足の切断や毒の処方を提案したりする。
作中で二番目に壊れている千枝実ちゃんに、「かみさまよりこわい」
と断言されるのは流石にヤバすぎるだろう……。
ちなみに、彼の友人にも頭が腐った変態野郎がいるそうです。
(類は…ってやつですね。次作での登場が楽しみです)
2周目の発言「ルールは自分で決めたい」と述べていることから、
ある意味究極の自己中であるとも感じ取れる。
結果的に、かみさまも黒幕も上藤良も休水も、全て彼の思い通りに動かされてしまうわけだが。
また性質ゆえに、普通ではない女性を引き寄せ易い。
最終局面で李花子さんを一緒に連れていかなかったのは、
清之介の終始一貫した誠実さに思うところがあったこともあるが、
陽明にとって彼女が「普通の女性に映ってしまった」=「他の人の方が幸せにできるだろう」
という合理的判断もあるのではないだろうか?

引っかかるのは、2周目の李花子さんへの「この場で食べてしまいたい」という心情表現。
文字通りに考えれば「食う=抱く」を連想するのだが、本編を隅々まで読了すると、
どうもそれ以外の意味に感じてしまう。
めい子が超常の力を持つ人外であるのと同様に、
この男、性格だけではなく何か特異な秘密を持っているのでは……?


芹沢 千枝実
〈Psycho killer〉
高い知性のなかに、鋭利な凶暴性を潜ませるADVでは珍しいタイプのヒロイン。(ゲロイン)
1周目で彼女に情がわくほど、2周目以降のギャップに驚かされる。
陽明と同じ現象に巻き込まれていることは2周目時点で結構露骨にわかるようになっているが、
魅せ方(=文章での表現力)がとにかく巧い。
持ち前の異常性が、陽明と相性が良すぎるため距離を置かれそうになるが、構わず付いていった模様。
END時点では処女だったが、恐らく……ゲフンゲフン。

上述の1周目&2周目のズレというのは、既に何周も宴を体験している千枝実ちゃんが、
1周目でムジナ(狂人)について知らないわけが無いのに、
情報が(陽明に)クローズされたことです。
(2周目は陽明に情報を渡したくないから、意図的に話さなかったが、
 1周目でクローズする理由が無いという意味)
これについては、前にも語ったとおり
「面白さ&解かり易さ」を優先した結果だと推測できるので、
大きな問題ではないのかな……とは思っています。



回末 李花子
〈Mastermind〉
何だこの可愛い生きモノ……。
めっちゃ愛でたい……。
作中でもエクストラでも最高の魅力を持つヒロイン。
特に2周目の最後は、最高の演出だった。
それこそ衝撃度は『STEINS;GATE』のあのシーンを完全に越えていた。
ちなみにこの作品、えっちなゲームだったら
李花子さんの回想シーンだけで4枠ぐらい埋まりそう(笑)。
実は貧乳なのに艶かしい。(スケベしたい……)
声優さんの演技も非常に良かったです。
清之介の言うとおり、境遇ゆえに追い込まれてしまっただけで、
本質は普通の女性なんだと思います。
可愛い。


巻島 春
〈Siranpakamuy〉
1周目&2周目のギャップある演出が怖すぎる……。(正にホラー)
3周目……あれ? この子可愛いんじゃね?
クリア後、(*´д`*)ハァハァ 。
一見、今時(?)の田舎の少女のように見えるが、
わけのわからない恐怖を随所で醸し出してくる本作のキーパーソン。
途中までは一番怖いかも。
本作でも屈指の露出度の衣装は、実にスケベすぎるぞ。(??? 何だよこの感想ww)
陽明視点からは、ヒロインというよりも妹的?な印象が強い女の子か。
物語をかき乱すトラブルメーカーな側面が目立つ。


織部 泰長
〈Earnest〉
年上キラー。
冷静沈着で、黄泉忌みの宴では中心人物になることが多い。
どの視点でも誠実に描かれることが多く、特に1周目の暴露モード視点で明らかになるが、
最終盤面とはいえ休水の村民の中で、黄泉忌みの宴に真っ向から逆らった唯一の人物でもある。
(漢気ポイントが高い)


醸田 近望
〈Keen insight〉
人の善悪を、言動や行動を貫通して見抜く恐ろしい才能がある。
振る舞い的には、狂人目に見られる事が多いが、
グレー精査では意外にも括られる位置にはいないことが多い。


能里 清之介
〈Honest〉
一見とっつきにくいが、言動はやや高圧的ながら、的を射る発言が多い。
自分の実力の無さを理解しており、やや過小評価しすぎている節がある。
最後まで作品をプレイすると、好感度が上がる筆頭でもある(笑)
キヨ、めっちゃ良い奴だよ。
作中では、一貫して誠実な人間である印象を受ける。


室 匠
〈思考ロックマンゼロ〉
休水に対する思い入れが深く、村民に対しては人情家。
逆にその感情に囚われすぎるため、
黄泉忌みの宴では迂闊な発言や村利のない発言をすることが多い。
吊り位置にはならないが、他より噛まれ位置になり易く狼陣営からの人気は非常に高い(笑)


織部 義次
〈Reckless〉
どうみても中学生に見えない少年。
その髪のセンス、一体どうなっているんだw
かおりさん死後の泰くんとの兄弟和解のシーンは、本作の大きな見所の一つでもある。


織部 かおり
〈Motherhood〉
母は強し。
息子の為なら何でもする人。
怖いシーンもあるけど、基本的には良い人なんだよなぁ……。


巻島 寛造
〈Clumsy〉
春絶対守るマン。
悪い人ではないけど、ちょっと言葉足らずで面倒くさい人。
宴前に陽明の加護を透かしにきたり、グレー位置に挙げて吊ろうとするなど抜け目の無い人物。
ムキムキ。


山脇 多恵
〈多恵バァ〉
噛まれ位置よりも吊られ位置に挙げられ易い不憫なおばあさん。
信仰心が深い。
狼じじい曰く、昔はそれなりに良い女だったらしい…?
ほんとぉ……?


狼じじい
〈imposter〉
意外にノリが良いおじいさん。
只者ではないと思っていたが…
ハッスルしすぎや…

めー子
〈Unknown〉
イレギュラー。
脅威の生存率100%。
暗黒ルートでは神様に乗っ取られるけど、
たぶん最後はむしゃむしゃ喰べて返り討ちにしちゃったんじゃ……?
あんなに面倒を見てくれた李花子おねえちゃんを、割とあっさり裏切っちゃう困ったお子様。
ふさゆきさん!


馬宮 久子
〈Unfortunate〉
休水に来たことでめっちゃ不幸な目にあう人。
True以外で毎回不幸になったというのに、エクストラでもやっぱり不幸な目にあう人。
(全く悪い事していないのにw)
年下のイケメン泰くんとフラグが成立したことだけがせめてもの救いか…?w


橋本 雄大
〈Time signal〉
超強化富竹。
3周目のみ宴に参戦するが、陽明級の知能を持ち、
一瞬でプレイヤーをバットエンドに叩き込む恐怖のおじさん。
実際の人狼ゲームの上級者ってこんな人ばっかりなんだろうな……と思うと恐怖で震えるわ…w





























amphibian(あんひびあん)氏のTwitterをちょこちょこ見に行くと、
本編をクリアした人ならまだまだ楽しめる考察が満ち溢れています。
クリエイター自身が、自分の作品をここまで深く理解し愛しているのは、
いちユーザーとしてにっこりしてしまいますね。
最近の興味深い投稿(2019/2/17)は「宴最強の組み合わせ」(の一つ)
についてのちょっとした思い付きについてでしょうか?
(人狼ゲームではなく「宴」と表現しているのが、氏の発言のポイントだと思っています)

「陽明」「李花子」「清之介」の3狼条件。

もう既に盤面上かなり強そうな3人ですね。(笑)
まあ、陽明さんはどんな盤面でも推理力・発言力の面からも
最強の一角だと思うのは置いておいて……。
(勝つために自分の命を度外視して、平然と占い2CO盤面や
 結果騙りができるメタ的な意味でも非常に強すぎる)
清之介⇒李花子さんへの恋慕は、本編中ではほぼ一方通行(エクストラは除外)であり、
宴の中で安易にライン擦寄りに見えないのが強いですね。
折角なので、狼側の視点から、以下、考察?妄想?してみました。


最強の一角、橋本雄大について
陽明さんと対を成す、最強の存在・橋本雄大が如何なる立場(or役職)になるのかで、
だいぶ盤面が変化しそうです。
彼が「ムジナ」なら、その時点で村側はもう完全に詰みですよね。(笑)
諦めてください。(笑)
逆に別陣営であるならば、噛む&括るタイミングを見誤れば、
狼側を一気に破綻まで追い詰めそうな超危険人物。
一番吊り易い(立場的に発言の弱い)初日に李花子さんor清之介が
彼が部外者であることを利用し、発言権の強い寛造さんを誘導して、
陽明さん・馬宮さん・橋本雄大をグレー位置に挙げ、
一気に括ってしまうのが安パイなのでしょうか。
逆に彼から役職COをされれば一気に苦しい立場に、
グレー位置の陽明さんが置かれる危険性はありますが。
(その場合でも、発言の伸びる陽明さんが、馬宮さんより先に括られるとは思えませんが)

狼目線で他に気をつけなければならないのは、寛造さん・泰くん・千枝実ちゃんの3人かな。

寛造さんについて
寛造さんは単純に発言力(パッション精査)が強く、宴での吊り位置を誘導し易い。
春ちゃんを絡めた自壊(破綻)に誘導しなければ、かなり厄介な村人陣営になるでしょう。
但し、役職者になった場合は、春ちゃんへの過保護が足を引っ張ってしまう側面があります。
宴での彼の発言の仕方で、計略に長ける陽明さん&李花子さんが
彼が素村か役職者かを判断するのは比較的容易かもしれません。

泰くんについて
前提として、彼は非常に盤面精査に長けています。
宴が長引く程真価を発揮し、寛造さんが居なければ発言力も非常に強いです。
橋本雄大&泰くんで確白ラインが完成してしまうと、
狼側は一気に苦しい状況に追い込まれてしまいます。
理攻めで括るのも容易ではない彼は、狼から優先的に噛まれる位置になると思われます。
「蜘蛛の加護者」が誰になるのかによって、彼の動き方は大きく変化するでしょう。

千枝実ちゃんについて
モッチーに近い観察力に、泰くん一歩手前の盤面精査が出来る非常にスペックの高い人物。
考察力もかなり高い水準ですが、宴の中では発言力が低い
(正しい事を述べていても、寛造さんや泰くんより真目を取れない)という弱点を抱えています。
狼目線では、イレギュラーな動きを起こされないように、
噛み位置よりも吊り位置に誘導するのが望ましいのかな。
ちなみに、彼女がムジナ以外の役職者でCOした場合、上記弱点が払拭され、
狼側にとってはいきなり危険度が跳ね上がります。
メタ要素で言えば、陽明さんが気になって仕方が無い彼女が
仮に「へびの加護者」であった場合、超高確率で占い位置に陽明さんを指定する為、
狼側が破綻に追い込まれるリスクが高くなるでしょう。



その他、登場人物について

春ちゃん
かみさまの振る舞いは気になるが、宴での発言力が弱いため、狼側からは問題にはならない。
括るにしろ噛むにしろ、彼女の退場のさせ方によって、
発言力の強い寛造さんを破綻に追い込むトリガーの意味合いが強いです。

義くん
彼も発言力が弱いため、狼側からは問題にはなりません。
かおりさんをどのように扱うかで思考の誘導が容易な為、
生かすも殺すも狼側からは便利な存在と言えるでしょう。
展開が一番読めないのは、彼が「ムジナ」だった場合……かな。

モッチー
言動や行動を貫通して見抜く恐ろしい才能があったとしても、
宴で真目を取れなければ何の意味もありません。
そういった意味では、失言さえしなければ狼側からは大した脅威には映らない人物。
唯一狼側から見た時、彼が恐ろしいと感じるのは、
その直観力の高さ故に「へびの加護者」を引いた時。
上述の脅威に映らないという観点から、初日に狼の噛み位置にはならない点も
村側に有利に働いてしまう。
二日目からいきなり狼側の破綻……という展開も十分有り得るのかなと思います。

匠さん
思考ロックマンバスターッ!!
どぎゅーん。
休水の人間を贔屓してしまう村民感情が、宴で狼を特定する村側の行動を
完全に阻害してしまう事は本編から実証済。
精神面での揺さぶりにも弱く狼側が誘導しなくても状況次第で容易に破綻に持っていける為、
一番退場させるのにぬるい人物かもしれない。(失言も多い)
彼が狼陣営だった時、amphibian(あんひびあん)氏がどのように表現するのかを
ちょっと見てみたい気もします。
(相方位置が重要かな…)

かおりさん
匠さんとは異なるベクトルの、息子が全てのお母さん。
二人の息子を(どちらか一方でも)退場させることで精神的に追い込まれるので、
狼側からの脅威にはならない。
仮に彼女が「ムジナ」だった場合、狂リア狂状態に陥って
狼側を破綻させてしまう可能性は十分にあります。

多恵バァ
年長者ではあるが、宴での考察や発言が伸びないので狼側からはほとんど脅威にはならない。
吊り位置に挙げて、匠にぃに揺さぶりをかけるには丁度いい餌にもなる。(本編同様)
但し、いづれかの役職COをした場合、思考や考察が読み取りにくい面が
逆に優位に働く為、狼側に若干の脅威はもたらす。

狼じじい
発言に一切の村利が無いため、全く脅威にならず。
刺されないように注意するだけ。

馬宮さん
橋本雄大という精神安定剤が居なければ、それほどの脅威にはならない。
が、彼とタッグを組んだ時の村人陣営の強さは本編の通り。
吊り下ろすよりも噛み殺す方が自然な流れになりそう。
(やっぱり可哀想……w)

めー子
李花子さんがどのように誘導するのかが気になる…。
というか、一つ選択を誤ると、別ゲーすぎて宴とか関係なく
休水・上藤良自体が終了しちゃうんじゃないの…?w
違う意味での「皆殺しEND」になりそう…w


























上記3狼、amphibian(あんひびあん)氏、回答編(2019/2/22)後の私の考察

成る程。
このロックは、「完遂できたら」めっちゃくちゃ強いわ……。
(でも流れに持って行く為の条件は、結構しんどいと思う)

・陽明のへび語り
これは、潜伏でなければ普通にめちゃめちゃ強い。
橋本さんor泰くんor千枝実ちゃん辺りが対抗真占い(へびの加護者)で出なければ、
陽明さんの発言精査だけでも対抗より村目線、若干真目で見えてしまう点も強い。
ただ、発言力の強い寛造さんが真占いだった場合、千枝実ちゃん辺りが擁護してくれなければ、
パッション精査だけで強引に吊り下ろされる可能性は十分にある。
(李花子さんは更に発言力が弱いので、陽明を庇いきれない。
 擁護した場合、更にラインを見られる)

・「機知」の流れ(解毒)
amphibian氏も述べたとおり、この構造を疑える人間が「休水」にはいない。
逆に言えば、橋本さんだけは、この流れに違和感を覚えて盤面に気づく可能性が十分にある。
というか、彼を早々に排除できなければ、状況に応じたクロス占い
・セミオープン(蜘蛛潜伏)・グレー吊りを提案されて、狼側に苦しい展開が待っていそうですが。
初日に誰を括るかによっても、大きく流れが変化しそうです。
寛造さんが生存していれば、かおりさんに黒塗りしたまま、強引に吊り殺すことが出来ますが、
泰くんからのヘイトが必ず陽明側に向く為、何処かで破綻を起こす可能性が出てきます。
また、息子が両方生存している限り、かおりさんの振る舞いにも不振な点が無いことから、
amphibian氏も両者生存の場合、悪手と述べたのでしょう。
そもそも理不尽な直観力を持つモッチーが「へびの加護者」であった場合、
初手で狼黒出し⇒吊りおろしまで流れが繫がってしまう可能性もあります。


いやー、こうやって考察伸ばすの楽しいですね。










【考察1】
私の考える「宴“最弱”の組み合わせ」

「匠さん」「馬宮さん」「義くん」の3狼条件

バッドコミニケーション!!(笑)
そもそもこの3人じゃ、陽明さん・泰くん・千枝実ちゃん・橋本さんの
村人最強包囲網を絶対突破できないだろうw


匠さん
宴にて、村人贔屓は何処行った!? いつもの匠にぃじゃない! 違和感No1! 括れ!
って展開になりそう(笑)
というか最初の噛み位置は、村民救わなきゃ理論で安直に100%かおりさんを選ぶんだろうなw
初日はともかく、匠にぃが最後まで生存している未来が見えないよ……。

馬宮さん
本編中の描写より、ほっといても自滅しそうな上、
橋本さんが生存(村人側)じゃ勝ち目ないでしょ……w
せめて彼が「ムジナ」なら、ワンチャン狡猾な狼として頑張れるかもしれんが……。
不幸体質な彼女が、そんな都合よく有能な狂人を味方に付ける未来が見えない……。

義くん
とりあえず、そのジャンパー脱げよ。
……そして、涙拭けよ。
君がどんなに頑張っても、相方位置が上記二人じゃ勝ち目無いよ……。
っだオラァァ!!









【考察2】
私が考える、村人と相性の悪い役職(加護)の組み合わせ一覧

△李花子さんーへび
対抗(人外)の相手が誰かにもよるが、発言力上、真目を奪われる可能性がやや高い。
というのも、宴が始まる前段階である程度のコミュニィティが確立されている
休水の住人と比べて、李花子を積極的に擁護してくれるのが
清之介とめー子の二人というのが、村の発言力的にちょっと弱い。
(例えば、春ちゃんは寛造が贔屓目にムーブする為、
 発言力が低くても強引に真目に誘導され易い……等)

△春ちゃんー蜘蛛
へびの加護者が一人だけの盤面でも、泰くんを護る(守護位置をロックする)可能性が高い。

△義くんー蜘蛛
春ちゃん同様、守護位置ロックをかおりさんor泰くん(かおりさんのことを思うが故に)
相手にしてしまいそう。

×かおりさんー蜘蛛
恐らく最も強く、守護位置ロック(泰くんor義くん)が働く。
状況的に彼らが狼の可能性が高くても、そのロックは外れないと思う。

△寛造ー蜘蛛
本編の通り。
ただ彼の場合は、春が狼だと確定した状況ならば、括る覚悟は出来ている。
(恐らくその後自殺するだろうが)

×匠さんーさる以外、全ての役職
思考ロックマンゼロの彼は、役職との相性がすこぶる悪い。
宴の進行に関わらず、蜘蛛になればかおりさん(or彼女の息子)を
守護位置ロックする確率が高いし、へびならば休水以外の人物を占い位置に挙げるだろう。
あるいは、発言力の強い寛造さんに誘導されて、その指示ままの行動を取る可能性も高い。
初手から村利のある行動・言動は期待できない為、
比較的早い段階で他の人物より狼有利の盤面を作りやすい。

×狼じじい・めー子ー全ての役職
彼らに村利のある行動は期待できない。


△陽明・泰くん・橋本さんーさるの加護者
発言・考察が特に伸びるこの三人がさるの加護者になるのは勿体ない
(最終盤面まで生き残る可能性が低い)……という意味。
(※【考察3参照】)










【考察3】
「さるの加護者」について
宴では、確白になるため発言力が強くなるメリットがあるが、
反面、狼側からは絶好の噛み位置になる。
というか、引き当てた場合、最終盤面まで生き残る可能性はほぼ無いと思われる。
「へびの加護者」が潜伏する盤面が非常に稀有なので、
「くもの加護者」の護り位置は必然的に「へびの加護者」を優先することになる。
(上述の護り位置ロックを除いた場合)
ただし、初日・二日目の段階で占い2CO盤面(へびの加護者が二人〈真・狼or真・狂)の場合、
盤面が濁ってしまう為、確白の「さるの加護者」を「くもの加護者」が護る
(ように宴が進行する)可能性は十分に高い。
狼側から優先的に狙われる理由は、「さるの加護者」は
「宴で括られる可能性が限りなく低い(ほぼゼロ)」点、
グレー位置で潜伏している「ムジナの加護者」を誤って殺すよりも、
安全に村人を減らすことが出来る点からである。



【考察4】(雑)
「からすの加護者」の結果騙りについて
確白と判明した死亡者の霊能結果を、宴であえて黒結果(狼)として発言する行為。
非常にリスキーで、村側から見れば完全に利敵行為のように映るが、
有効になる状況・盤面が無いか思案中。
2CO2CO盤面で、「偽からすの守護者(※ムジナの場合。狼はダメ)」が
先に括られている状況下、かつ狼にはどちらが真か分からない状態なら、
狼の噛み位置をムジナと思わせて回避して、
かつ村側の投票権を一つ増やすことが出来て有効……なのかな。
その前にローラーされちゃうか…。
う~ん。



【考察5】
「黄泉忌みの宴」と「人狼ゲーム」の相違点
「からすの加護者」について
基本的に、「黄泉忌みの宴」は登場人物各々の命が掛かっているので、
基本的には誰も括られたくない訳です。

例えば「人狼ゲーム」において、霊能者(本作の「からすの加護者」)の潜伏は
9割方意味が無いので、初日に役職を明かします。
狂人(本作で言う「ムジナの加護者」)or狼どちらかが霊能者を騙った場合、
霊能2CO盤面になる為、占い(本作の「へびの加護者」)が2CO盤面であろうが無かろうが、
最初の吊られ位置になるのは霊能者の二人のうちのどちらかになります。
(余程、黒位置がはっきりしている場合は別)
(COした段階で、霊能者は最初に括られて死ぬ可能性が極めて高い役職です)

「黄泉忌みの宴」に戻ります。
誰も括られて死にたくない訳ですから、「からすの加護者」を引いた村人は、
村人陣営としての勝利よりも「自身の命を優遇(潜伏)」します。
狼側が霊能者を騙る場合も同様のリスクを持っているため、
平然と役職を偽って出てこれるのは、ループが出来る前提条件の
陽明さん(ムジナor狼)の場合が多いのかな。
つまり「人狼ゲーム」では成立しやすい霊能2CO盤面自体が、
自身の生存にも重きを置く「黄泉忌みの宴」では成立しにくい訳ですね。
(※但し休水のコミュニティーラインで、
 例えば、かおりさんが息子を庇うために予想外のムーブをする可能性は十分あります)

「くもの加護者」について
「人狼ゲーム」では盤面上、占い位置を狭める為にCOする展開が多い
狩人(本作では「くもの加護者」)ですが、狼からはほぼ100%次回の噛み位置になります。
「黄泉忌みの宴」では対抗が居ない盤面では、
「くもの加護者」が役職を明かすことは自殺に等しい行為なので、
COのタイミングは非常に状況が限られてきます。

「ムジナの加護者」について
そもそも「ムジナ(狂人)」という役職について、
「黄泉忌みの宴」“以前”に正しい知識を持っている人物が限定されている時点で、
「人狼ゲーム」には存在しないアンフェアが生じています。
具体的には、2周目以降の陽明、千枝実、李花子、狼に選ばれた人、ムジナ本人以外の人間は、
「ムジナ(狂人)」という狼に利する役職があることを
作中で明かされるまでは全く知らないのです。
その時点で、実は狼側に既に有利な盤面が成立しているのです。
(その利を巧く相殺したのが本作の3周目のルートです)

両者の相違点を汲み取りながらこのゲームを再度プレイすると、
新しい発見があって非常に楽しいですね。



そう言えば小説版(各々約300ページ × 全1~7巻)の発売が決定したそうです。
おめでとうございます。
既に小説家としても成功している先輩方(奈須きのこ氏や虚淵玄氏)が、
解説役として感想を書かれるそうですね。
恐ろしい才能を持つamphibian(あんひびあん)氏を、
同じクリエイター目線でどう感じたのかも気になります。

何にせよ、中身の部分が本作プレイ済の読者に一層楽しんでもらえるように執筆した
(別展開もある?)とのことなので、非常に楽しみに待っています。














2019年4月17日(水)更新
小説版『レイジングループ』1巻巻末、奈須きのこ氏による本作の評価(一部抜粋)

「ADV文化の最後に現れた巨岩」

『シュタインズ・ゲート(5pb.)』への評価も含め、私の思考・感想と丸被りですねw
(『かまいたちの夜』や『弟切草』への印象は全く異なりますが……w)
ちなみに私の評価・感想の方が、奈須きのこ氏の解説より時系列は「ずっと前」です。
この感想、パクリやねんとか言わないでねw


現状、小説版第1巻は本編の1周目をなぞったような形です。
最初の選択肢で「三番、エロエロ!」を正史扱いにした辺り、
この作者(amphibian氏)と私の趣向は、やはり非常に相性が良いのかなと思います(笑)






あ、最近「完全読本」も購入したので、中身について少しだけ触れていこうかな。
amphibian氏、全部ラフ原案を(結構上手)描いて凄く細かく指示出していたんだね。
マジでクリエイターとして化け物すぎるだろ、この人……。
文章が巧いのも母親が国語教師と聞いて納得。
そりゃあ鍛えられるわ。
学歴が全てとは言わないけれど、学業に励んだ人の教養が
理由をつけて勉学を疎かにした人より優れているのは至極当たり前で、客観的事実だもんね。

ただ、陽明さんが「狐」の役職者っていう捉え方だけは、
私個人としてはちょっと強引な見方で納得はできないと述べておきたいと思います。
(次回、考察にて?書くかも)






【雑談1】
霊能ローラー(真・狂・狼問わず、COした霊能者を連続で吊り切る進行)について
最近の『人狼殺』を見ていると、何故霊能ローラーが村側陣営の「安定進行」
と呼ばれるのか理解していない人が増えているような気がします。(野良村)
村側の進行「決め打ち」が真の霊能者に刺されば強いのは理解できますが、
プレイヤースキルは人によって大きくかけ離れています。
大きな失言がある訳でもなく発言が伸びないという理由だけで、
COした霊能者の真を早々に切ってもう一人の霊能者を真置きしてしまうのは、
村利より実は遥かにリスクが高い行為だという理解が必要です。

何故なら、一度誤って偽霊能者の狼or狂人を「決め打ち」してしまった場合、
彼らに吊り縄が届くのは最終日とギリギリになるからです。
仮に偽霊能者が狂人で最終日まで生存している場合、
ほぼ確実にPP盤面となり狼陣営の勝利になります。

霊能ローラーとは、「真・狼」「真・狂」で誤った「決め打ち」を回避し、
最終盤面を村人陣営に有利に進める一番基本的で有効な策なのです。


【雑談2】
「狩人アーマー」(素村が狩人を騙って噛み回避を行おうとする行為)は、
村側にとっては、ほぼ完全に利敵行為!!
狩人アーマーが成り立つ盤面は、“村目線”(※自分目線ではない。ここが重要!!)
1.全人外露出(3CO+2CO)
2.狂人が確定で落ちている、且つ、“村目線”狩人アーマーを行う人間が確白
 (両占いから白結果を受けている場合のみ)である
主にこの2点だけです。
トリッキーなプレイを行う前に、ルールを頭に叩き込むこと、発言や盤面を理解すること、
そして何より人狼ゲームは「チームプレイ」であることをしっかり認識するべきだと思います。










次回へ続く……?



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