比翼れんりさんの「働くオタクの恋愛事情」の感想

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聞き慣れた曲と馴染みのフレーズ 飾らない自分でいいと 羽を伸ばして
同ブランドより以前発売された「働くオトナの恋愛事情」の系譜を継ぐ今作。前作以上に、親しみを感じる作風であり、どのルートも楽しくプレイできました。


亜麻音は、主人公をアニソンバーに招いた本人であり、店に通いながら親密になっていく、王道の攻略ヒロインです。前作のアスカまではいかないものの、学生というのがもっとシーン等々に活かされるとおもしろかったなと思いますが、ルート全体的には、シンプルにお付き合いをして、最後の本名を明かすところまで含め、お互いを確かめあっていく、クセのないヒロインであり、ルートでした。ゆいにゃんのAnswerいいね。

みのりんこと実莉は、最初は二面性のあるヒロインだなと思いましたが、プレイしてみると、あぁなるほど、誰しも仕事の自分とプライベートの自分は顔が違うなと感じました。それがルート後半の葛藤になるわけですが、これはオタクどうこうだからというより、全般に通じる話だなと思います。作中ではオトナ寄りの落ち着いた一面と、明るくも作られたみのりんと、どちらも彼女なのでしょう。僕はみのりんが好きですね。こういうバーなら行ってみたい。

あきらは良くも悪くも「何もない」ヒロイン。乙女ゲーが好きな、でも他のアニメやらにも興味は伸びるものの、あまり彼女らしい「何か」がストーリーに活きるようではありません。ただ、花澤さくらさんの演じるあきらの魅力は随所に感じられ、エンディングも大きな山場はないものの、オタクカップルらしく締められているのを見ると、なんだかんだで、一番何も考えずに楽しめるルートなのかもしれません。

璃子は夢を追い求める漫画家。彼女は個別ルートに入ってから、ぐんとかわいくなり、評価が上がったヒロイン筆頭であります。黒髪ストレートで、大して売りの無さそうな第一印象(酷い言い様)も、主人公への依存度と、それを抑えて夢に進むバランスが絶妙で、それでいて、ポニテやメガネという、ちょっとした変化も映え、ギャップ萌えという点からはダントツ。ストーリーも、漫画だけに限らず、夢を追い求めるすべての人に通じるものはあるでしょう。

七瀬は、唯一主人公がアニソンバーに誘うヒロインで、そのせいか、あまり他ヒロインとの絡みは少なく、どちらかというと主人公と1対1の接触が多いですね。彼女がオタクを隠す理由や、オタクが一般人に溶け込むには…といった、この作品で描かれる、僕らのフィールドには避けて通れない壁を、短いながらもテーマとしたのはいいですね。髪型を変えるイメチェンヒロインは多々いるも、髪の色変えるのはあまり好きじゃないなあ。


モブも含めてシーン数だけならかなりのもの。抜きゲーのようにも見えますが、実は皮を被ったキャラゲーであることに疑いはなく、テーマ性や着眼点は、オトナの恋愛事情以上に、共感できるところが多く、最初から最後まで楽しくプレイできました。なぜか和奏だけシーンないバグがあるも、次はどんな恋愛事情を見せてくれるか、楽しみは増えます。

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