比翼れんりさんの「ナツイロココロログ」の感想

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以心伝心の世界に言葉はいらない
Heartsの3年ぶりの新作は電脳世界が舞台。バーチャルとリアルの両面から揺れ動く恋心を描いているような気がします。


綺新は先輩で武道家で、でも電脳世界では「ご主人様」なんて言ってみたり。いろんな一面があるヒロインで、かわしまりのさんは好演されていましたね。ただあまりキャラクターが好きではないので、ふーんというのが終始の感想。格闘バトルがポイントになるかと言われるとそうでもないですし、そもそも設定として格闘少女は必要だったのかな。エンディングも唯一の「死」をあっさり覆すものであったりと、正直求めているベクトルとは違ったように思います。

鈴は妹らしく、お兄ちゃん大好き。電脳世界の本音100%はかわいいですね。現実ではしまいこんでしまう気持ちも、素直に表現できる、電脳という世界の区別を活かしたものだと思いました。ちょっとシリアスも覗かせはしますが、全体を通して、キャラクターと関係性を中心に据えているため、好きなヒロインともなれば、なかなか出来の良いルートだと思います。キャラゲーとしての矜持をきちんと保ち、魅せて見せることに話を持っていけるライターさんの力が光ったようにも感じます。

久遠は幼なじみでツンデレの正統派?ヒロイン。電脳世界での本音と素直になれないリアルの自分の対比が良かったですね。キャラクターはリアルの方が生き生きしていてかわいく、終始ニヤニヤできるように思います。ストーリーはお嬢様にありがちな、お見合いだの~というやつですが、強引に持っていかないのは好感触も逆に次の展開が弱すぎて、母親のをふくめた山場を無理に作ってるように見えました。

小都音だけ現実と電脳世界でキャラクターをそのまま写したわけではないというのは最初から明らかでした。ライは小都音の理想を表現した存在という、なんとなく予想通りの展開。ただ現実の自分を見てほしいという気持ち、そして消極的な自分を前向きにしたいという心模様、2つの世界での役割をきちんと果たしたルートで、そもそもの設定には一番馴染んだお話だったかもしれません。


所々ストーリーを楽しめるところもありますが、基本的にはキャラクターのかわいさを売りにしているということを忘れてはいけません。ここはあまりブランド性がハッキリ見えないところではありますが、異世界ファンタジーをベースにしてきた良さは出ていたのかなとも感じます。

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