比翼れんりさんの「ワールド・エレクション」の感想

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胸の奥で光ってるアツい想い 届くように
Whirlpoolの10周年記念作品は、お祭りのような異種間交流ものといったところでしょうか。ワールドエレクションというタイトルから連想されるように、それぞれ種族の違うキャラクターたちと協力したり対立しながら生徒会長を目指し選挙を展開していくのが共通です。選挙戦の後半で、各個別ルートに分岐していきますが、正直盛り上がりどころはこの辺りだったかなという感じです。


ソフィアはキャラクターとしてはかなり確立されていて、お付きの二人を含めて他のルート含め、まぁよく出てきます。どのヒロインに言えるかもしれませんが、ソフィアはとくに主人公へ恋する描写があっという間で、個別に入るとすぐに付き合ってエッチという、エロゲみたいな展開(いやエロゲだからいいのか)。もう少しキャラクターの心情描写に尺を割いてほしいなと思いますが、キャラクター数などを加味してみると、個別ルートにそんなに詰め込めないんですかね。肝心の話は、よくある手の対抗勢力とのラストバトルが見せ場で、わりと僕は好きですね。ただソフィアかわいいのは確かなんですが、あまり好きになれないのはやっぱりキャラクター性にあるのかな? エンディングも飛びすぎて、あまり余韻には浸れませんでした。

ファウラはキャラクターがとても好感が持て、共通から中心の活躍でした。獣っ娘らしく発情しちゃうがまたかわいいですね。ストーリーは重くなりすぎず、長く垂れ流すこともなく、コンパクトに生徒会の延長を描いており、この尺で個別ルートをやるキャラゲーとしてはバランスのよい話でした。別のライターさん?というくらいテンポよく、シナリオの出来うんぬんより、サクサク気持ちよく(意味深)プレイでき、楽しかったです。

恋天使ことパーフィルは、秋野花さんは好きなんですがキャラクターがどうも狙いすましたかわいさを演技させているようで、正直あまり感情を移入できなかったのがまずのマイナスポイント。ストーリーは他とは違い選挙に負けて、パーフィルとともに愛を求めていくという、他ルートの違いを見せようとしてコケてしまう残念ぶり。エンディングも抜きん出て突飛なもので、期待してたヒロインだっただけに虚無感だけが取り残されました。

伊織は共通からお兄ちゃん大好きオーラが全開でしたが、個別ではそれの最終形態って感じです。普通の人間かと思ったら実はとんでも能力を…というわりとある種王道のパターンも作品全体の伏線回収としてはよかったかなと思いますが、最後のネズミのくだりは、他に何か描く方法がなかったのかなというくらい、ポカンとしちゃいました。

クルルルートとワールドセレクションは、物語の核心でありフィナーレなんですが… 新たな世界と主人公チートの能力バトルっぽいものをちょっとやって無事解決…とまではどうもいかない気がして。確かに破壊神のキーはちゃんと生きてましたけど、最後の最後で舵が取りきれなかった印象です。結局はキャラゲーに少しシリアスが付いたものなので、全体的には暖かい目でできればいいのかなと思います。

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