比翼れんりさんの「タユタマ2 -you’re the only one-」の感想

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エピローグ越えた次の世界へ 共に行こう
Lump of Sugarの代表作になり様々な展開を見せたタユタマの続編にして、新たな物語。前作はプレイしておいた方が無難でしょう(僕はやろうとは思ってて結局やらなかった……)

ヒロインは4人で、ましろは引き続きながら、こはくはましろの娘分、あとの二人は新規といった感じですね。ストーリーはシンプルで、テーマは太転依と人間との共存。共通ルートで一山越えた後に、各個別ルートに入っていく展開ですね。

こはくは、最初の出会いが強引すぎて、迷惑極まりない女だなと思いましたが、ルートを進めるにつれて、かわいらしさが出てきたように感じます。個別ルートは共通からの焼き直しを感じさせますが、共存というテーマを全面に出す彼女なりの信念はあり、気になる細かい所はあるものの、ルートとしては出来上がっていたかなと思います。ただ出会いからエンディングまでを通してみると、わりと心を確認するイベントもなく、急転直下、表面だけの恋愛にも感じます。

緋文は個別ルートで好感度がグッと上がったキャラクターですね。赤面するところが特にかわいい。ストーリーはわりと太転依から見た共存を意識させるもので、人間との関わり方という側面からは菜乃と龍子との差異はあったように思います。メインストーリーは緋文の真実に近づいていくものになりますが、それほど過去が語られるわけでもなく、結局は現在と、そこから未来にシフトしていくオチでしたね。

菜乃は龍子とセットというのがあまり好かなかったのは個人的なものか。キャラクターはかわいいんだけれど、シナリオに救われなかった、なんか哀れな感じがあります。共存という軸から、結局逸れていってしまったようで、龍子以外の太転依との絡みもそれほどないのに、みんなと旅に出る…というのは、感情をどこに移入したらよいかもわかりません。

ましろは前作からのヒロインでありますが、ストーリーは他3ヒロインの個別ルートをましろサイドからリライトするもので、大きく新しい話があるわけではないですが、桜から繋がる"次"を意識させるエンディングは、ましろではなくこはくへと系譜は受け継がれていく、という描写なのかなと思いました。

全体的にひとつの出来事に対しての"答え"が軽く、シリアスがシリアスにならず、不発がよく目立ちます。フスマは必要だったのかとすら感じます。キャラゲーに中途半端な展開は、キャラクターの魅力が薄くなってしまいますし、そもそも個人的にヒットするキャラがいなかったのも評価が伸び悩んだ原因ですね。結局、新サブキャラはAfter Storyへの布石止まりで、大して活きなかったし、タユタマシリーズのオマケ的立ち位置なのが正直なところ。

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