rhknogoさんの「姉小路直子と銀色の死神」の感想

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不良娘との恋愛をコンセプトにしていた辻堂さんシリーズよりもおとなしく、作品の雰囲気が非常にのんびり平和であるような印象。
ここでの評価はあまり高くないのはある意味頷ける。たぶんそれはタカヒロと王雀孫というライターのラインナップがあったからこそで、先述したように本作は作品にどことなく「ゆるい」空気が漂っており、そこが評価が分かれるポイントだと感じた。
例えばキャラ同士の掛け合いも、ほんのささいな日常シーンを切り取ったようなものが多く、ライターたちが得意とする笑えるギャグやセンスの光る言葉回しが満遍なく散りばめられているかというとそうでもない。昼食の時間に新九郎が劔持に「何を食べているの?」と聞き、「おナスさんです~」みたいな返しを劔持がして、(さん付けとは委員長らしいなあ)と新九郎が和むだけで掛け合いが終了するシーンがあるが、こういった本当にのんびりとしたキャラたちの奇をてらわないまったりとした日常風景が描かれることが、逆に本作の特長だと感じた。
また、プレイしていく中で、たとえば光やミハルなどが時折、過去に何かあったかのような口ぶりをするが、こういったキャラたちのバックグラウンドの掘り下げも、本作はあまりシリアスにならずにさくっと行うような印象だった。つまるところ、新九郎のぶっ飛び過ぎたモテ設定も含めて、徹底して「ゆるい」雰囲気づくりを本作では狙っているんじゃないかと思う。だからこそ、人によっては物足りなく感じたり、不完全燃焼で微妙な印象を受けるのだと感じた。一方で愉快なキャラたちと過ごすワイワイとした日常が好きな人には楽しめる作品であると思う。


以下、各ルートのざっくりとした感想

〇キルスティルート
登場当初は軍人設定もあり、話としては小和田学園のキャラたちの中に溶け込めず対立していくような感じになるのかなあと思っていたが、ふたを開けてみるととても親しみやすいキャラで好感度は高かった。自分の恋人に自分の部下を抱かせるってそれどこの猟犬部隊の隊長ですか。

〇直子ルート
弟を甘やかせる一方で実は自分自身も弟から甘やかしてもらっているという、バカップルならぬバカッ姉弟(語呂悪)。このルートではサブキャラにもスポットライトがあたるのがよかった。小和田学園OBOGの雰囲気は当方かなり好きで、その出会いの頃のエピソードを入れてきてくれたのは良かった。また、光は正直ココ、劔持、弐介といった他のクラスメイトキャラに存在感を隠されていた印象だったが、ここでは新九郎と再びタイマンを張ったと思いきや青春のオーラ全開の野球少年に変化するという活躍っぷりで、大満足だった。

〇ノーマル&ハーレムルート
ノーマルルートはいわゆる男友達エンド。磯部は立ち絵がなかったが最後のCGで見れて満足した。見た目とは裏腹に性格良いキャラなのでクラスメイトグループでの絡みにはもっと出てほしかったと思う。
ハーレムルート…というかキルスや直子ルートでもすでに十分モテモテだったが、ぽっと出のモブキャラに集団で襲われるという、想像の遥か上をいく展開はまさに本当のハーレムと言う感じがして笑った。

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