October13さんの「なないろリンカネーション」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

「ドMだーーーー!!」

完成度の高い、作り手のプロ意識を感じられる作品。


【キャラクター・声】 10/10点
■キャラクター (5/5点)
登場人物が魅力的で、最後まで強い個性を放ってくれます。
特に琴莉は、近年稀な印象に深く残る良く考えられたヒロインでした。

お気に入りは琴莉と葵と伊予。


■声 (5/5点)
主人公以外フルボイス。
コミカルとシリアス、両方の場面で高い技量の声優が揃っていました。
琴莉と伊予役の方は、特に素晴らしい演技だったと思います。




【BGM・SE】 10/10点
サウンドトラック購入済。全35曲。
OP曲が素晴らしく、琴莉END後に改めて聴くとなお歌詞の良さが映えるかと思います。
作中で浮いている曲も無く、雰囲気に良く合っていました。





【CG・背景】 10/10点
差分無しでカウント
86枚

差分を含めるとかなりの枚数になります。
バランスも良く、塗りも合わせてかなりの高水準です。
エロシーン以外にも力を入れて臨んだ姿勢が読み手にも理解でき、好印象でした。
個人的には好きな絵柄です。





【ストーリー・構成力】 37/40点
■ストーリー (20/20点)
笑いと感動のバランスが取れた、非常に質の高い物語だと思います。
最後まで素直に面白かったと言いきれる作品は珍しく、プレイして正解だったと思わせるだけのポテンシャルは感じました。

特に主人公の葛藤を感じ取れる琴莉ルート終盤の選択肢は、シナリオライターのセンスが光る良い演出だったと思います。

但し、主人公真は特殊な家系に生まれただけの普通の大学生です。
あくまで等身大であり、自分から積極的に活躍するタイプでは無いので、ヒーロー像を重要視する方には注意が必要です。



■構成力   (17/20点)
独自の世界観が魅力的でした。
テキストも読みやすく、物語に入り易いのも良かったです。

欠点としては、大筋の展開が同じ為、琴莉ルートをクリアしてしまうと由美と梓の物語の先が読めてしまう所。
(それでも琴莉ルートからプレイすることをオススメします)
END毎の余韻にかなり大きな差があり、改善の余地はあるかと思いますが、綺麗に纏められているので高評価です。





【ゲーム性】 0/10点
特にありません。




【エロ度】 5/5点
回想シーン(一部びみょーなのも含む)
琴莉    : 4枠
由美    : 4枠
梓     : 4枠
伊予    : 2枠
桔梗    : 1枠
葵     : 2枠
芙蓉    : 2枠
アイリス  : 3枠
鬼達    : 1枠
琴莉&由美 : 1枠
BGV無し。
各々の質に開きがありますが、概ね良かったと思います。
由美さんは下手な抜きゲーヒロインよりえっちかも。
シーン鑑賞モードを一般とエロ回想で区分してくれる仕様だとなお親切でしたが…。




【システム関連】 4/5点
おまけのシーン鑑賞モードが充実しています。
後継作『あけいろ怪奇憚』と異なりフローチャート&ジャンプ機能はありませんが、快適さには全く問題がありませんでした。




【+α】 10/10点
非常に雰囲気の良い作品でした。
設定だけが目を惹き、中身の伴わない作品が横行する近年の業界の風潮に「待った」をかけた一作かと思います。
シルキーズプラスには、今後も丁寧な作品作りの継続を期待しています。



【総合】 86/100点
素晴らしい作品だったと思います。

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