4Dさんの「愛姉妹IV 悔しくて気持ち良かったなんて言えない」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

量産ゲーが裸足で逃げ出すほど超絶都合が良すぎるゲーム。なのに…悔しくて面白かったなんて言えない。言ってるけど。
三十路手前の素人童貞キモメン無職デブが勢いあまって脅迫レイプ、
なのに最終的にはらぶらぶちゅっちゅにまで持ち込むだなんて
どう考えても無理ゲーを実現させたらそりゃこうなるわな、っていう感じ。
都合のいい話にも程がある。

でも、うーん…これがさあ、何か妙な説得力があったんだよなあ。
こんな反応ありえないと頭では思いつつも「でも、この子ならもう、仕方ないかなぁ…」と
諦め半分、嬉しさ半分にそう思わせてくれる何かがある。



三十路手前の以下略がまた不運にも仕事をクビになってしまい、
自暴自棄になり小賢しい手を用いて熟女とセックスしようとするところから物語は始まる。
そこから娘姉妹やその友達、果ては寝取られ旦那まで巻き込んで、という感じ。

とりあえずJKを眠らせて上手い事レイプには成功するんだけど、その後が酷い。
「い、言う事聞かないとエロ写真ばらまくぞ!!」とか脅しても大して怒りもしなけりゃビビりもしない。
「で、あの…またセックスさせろください」と言っても「はぁ最悪…もー、しょうがないなあ」みたいなノリで
なんだかんだと付き合ってくれる。大体が希望通りの方向に動く。
なんかこういうの、商業くずれな低価格ゲーにありがちな感じだよねw
でもこの作品はそういう手抜き止まりでは終わってない、と思う。たぶん。

まあ言っちゃうとこの作品の登場人物は全員頭おかしいと俺は思うんだけど、
ただそれらを個性として昇華させているくらいには、
一本筋が通っている様に見える程度には、しっかりとキャラクターが描かれている。
日常会話的なものからセクロスの最中、そして終わった後までと結構会話の頻度が高いんだけど
特に感想戦というか、ピロートークっつうの?これちゃんとやってる作品って案外少ないんだよね。
内容もエロ関係に限らず、自分の好きなものだとか、学校生活とか、相手の事をどう思ってるかだとか…
セクロスを通して交流を深め、お互いの事を少しずつ理解していく感じが良く出てる。
それに併せて少しずつプレイ内容にも変化が表れてくるんだ。
べろチューが増えてきたりね。結構ときめくんだこれがまたw
そんな感じで心の距離が近づいているんだなーって事が自然に実感できるようになってる。

始まりこそ酷いもんだけど、セクロスから始まる恋愛っていうのかな。
コミュニケーションという事について思ったよりも真面目だった感がある。
だから不思議な説得力があるんだろう、と思う。



癒しというか、たぶんやってて心地良い作品だと思うよ。萌えゲーとはまた違ったベクトルで。
他作品と異なる点として、この作品のヒロインは
「ダメなところをダメと認識しつつもダメなままに受け入れてくれる」ってのがある。
イケメンなトラウマ解決するマンがヒロインに惚れられるのは、まあ当たり前っちゃ当たり前だよね。
でもこの主人公は以下略だし、作中でも良いところほとんど見せないし、
別にトラウマとかも解決しない。っていうかコイツはトラウマ与えてる方ねw
いくら良識的なクズと言っても基本的にクズはクズ。セクロスの事しか考えてねえ。

それでも、
「はー、あんたって本当にキモいよね。アップで顔見るの辛いわ」と
思った通りの事を素直に口にしながらも嫌がるそぶりを見せずべろべろべたべたとチューしてくれる。
「三十代目前で以下略って、お兄さん人としてどうなんですかそれ」と
本気で呆れながらも危険日中出しOKしてくれる。

聞いててなんだそりゃって思うんじゃないかな、普通は。
いやこうして書いてみると自分でもおかしいと思うし
実際プレイしている時だってかなり困惑もしてたと思う。
なんでそうも受け入れてくれる訳?ってさ。

この姉妹達から与えられる何か。キモいキモいと言われているのに何故か感じてしまう不思議な安心感。
形は違えど近しいものを媚肉の香りや人間デブリでも感じた覚えがある。
遠慮なくダメ出しを繰り返しながらも、しかし周りがどう言おうが
最後は必ず自身を肯定してくれる存在…ってこう書くとまるでカーチャンみたいだ。
でも落ち着いて見れば彼女達は母性なんて言葉から程遠い。だから困惑する。

何度も言うけど、基本的に頭はおかしいんだよこの子達。都合良すぎるし。
でも「ボクはこんな人間です」「私はこういう考えを持ってます」ってのを沢山やり取りしてきたからさ。
そのおかげか、おかしな部分も全てひっくるめて彼女(達)なんだ、って思わせるだけの下地ができてたんだと思う。
これが冒頭の「この子ならもう、仕方ないな」に繋がる訳ね。実際ちょっと苦笑気味な感じ。
これをキャラ破綻と見るか、それとも不思議な魅力として見るかで評価が大きく分かれるんじゃないかなあ。

あとはまあ、身も蓋もない事言っちゃうと…元々の期待度が低かったってのも正直大きい。
絵だけゲーだろうと思っていたんだよ。原画が好きなのでそれでも良かったし。
期待してなかったからこそ「オッ、意外におもしれーじゃん!」と上方修正しちゃってる自覚もある。
なので最初から期待してかかるとガッカリするかもしれない、そんな微妙なラインの上にある作品だとも思う。
それでも、無理ゲー以外の何者でもない設定の中でライター精一杯頑張ったな、という気はするけどね。



と、話についてばかり書いてるけど、抜きゲーなんだしエロに関しても少し。逆だろそれって話だけども。
物語的な方面だと予想外に面白い部分があったけど、エロ方面は拍子抜けするくらい普通。良くも悪くも普通。
陵辱や寝取り的な要素が僅かにあるだけで、それ以外の濃い目のシチュエーションは殆どない。
軽い露出とおしっこが少しと…あとBBAのAVくらいか?
この原画にこのメーカーという先入観を取り除くと、実はかなりありがちな感じかもしれない。
セクロス回数だけは多いんだけど絵の使いまわしも多く、残念ながら実際の回数ほどボリュームがあるようには思えなかった。

逆に期待していいのは姉妹とのセクロスコミュニケーション。
特に前述したべろチューに代表されるような「少しずつ受け入れてってくれてる感」にはかなりくるものがあった。
こういうの他の作品では中々味わえないものだったしね。
あと個人的に奈々子チョー好き。 過去作品でも思ったけどこの原画はロリ娘の方こそ輝いてる気がする。
まあ何にしろ一番の目的だった絵は近年でもかなり安定してる方だと思う。
コミカルな表現も結構馴染んできたというか、普通に可愛かったり萌えたりもできたしさ。
なのでグラフィック自体については文句なし。



とまあこんな感じで、抜きゲーながらエロよりもエロ以外の方にばかり熱が入ってしまう作品だった。
作品の良さを伝えるのにすごく難儀する内容だったし、伝えきれた感じも全くしないんだけどねw
思い返してみてもおかしな話だったしなあ。エピローグだって短いし…とアンバランスな感も拭いきれない。
それでも姉妹+α達とのセクロス交流は楽しかった。ホントこれに尽きる。
こういうのも悪くないね。俺は結構好き。



最後にとりとめのない事をちょろっと。

・旦那のケースケさんが憎めなくて良いキャラしてる。
 家族会議シーンは俺まで一緒になって頭抱えそうになった。娘達がアレ過ぎて気の毒になるw

・あのキモメンで掃除とかマメにする方ですとか言われると俺でも少しぐっとくる。
 こういうちょっとした事の積み重ねで説得力が出てきてるんだろうなあ。

・妹は髪型で大分損してると思った。80年代アイドル風とでもいうのか…
 野暮ったさを表したかったのかもしれないけど、正直ちょっと…いや妹自体はいいキャラしてると思うけどね。

・奈々子チョー好き。



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