oBtさんの「迷える2人とセカイのすべて」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

ムチムチスケベなヒロインのイラストを眺めてセックルするだけのゲームでいいよ、これ。グランド√はそこそこよかったけど
エロ・イラスト補正で+15点(実質評価30点)
実質評価≒シナリオ・システム

誉められるのが「ヒロインがえっちでかわいい。イラストの色合いが鮮やかでキレイ」くらい。学園の七不思議がフィアの行動範囲を制限する結界であり世界の崩壊を防いでいる、ハイエルフの存在が世界の崩壊を招くなど、非常にガワは整っているように見えるが文章が悲惨。
※悪い点
・夏乃風(夏の風)、○○下(○○した)、登場人物の名前のタイプミスなどを筆頭とした誤字脱字の数々(一部はパッチで治る可能性)
・攻略した七不思議の数を間違える
・時系列が崩れたとあるチャプター
・『ヒロインと行動する』選択肢分岐でのみ明かされる情報をその後の共通で当然のように共有
などなど、シナリオ自体はそんなに悪くないだろうに説明不足や分岐情報のせいで話がよく見えない。ワケわからんコンプレックス爆発させてるように見えたり、なんでお前がそれ知ってんの?となったりして非常に勿体ない。あと、Hシーンでの伏せ音が一音だけ切るタイプ。「おちんピーん」じゃなくて「おちん ん」。いきなり切れて耳に障るのでぼくはコレ嫌いです。しかもボイスカットoffも出来ない貧弱システム

極めつけは主人公の行動がオカシイこと。冴木との初戦闘では冴木の性格が災いした勘違いのために起こった仕方ない出来事だとしても、それと似たようなこもを日常パートでも会話が噛み合ってないことによるゴタゴタという天丼を繰り返す。そして、ユーベルリート相手に敵意剥き出しで軽口だろうと分かる挑発を素直に言葉通りに受け取って自分が正義だとばかりに攻撃をしかけるなど目も当てられない。「話せば分かったのにとんだ勘違いで無駄をした……」って学んだんじゃないの?
皆を守りたい、出来れば戦いたくないって言ってるのに「別の方法で!」「ダメ」「力尽くでも渡さん!ザシュー」って本当に戦いたくないの?キミ?思考が短絡的すぎない???

本作の特徴は共通パートが長い(多い)こと。1部(完全共通)、2部(共通に一部個別)、3部(完全個別)という構成。3部はヒロインの異能の特性を活かすために一部を除いて異なる設定で物語がすすむ


個別感想

支倉乙羽√
幼なじみ。主人公と幼なじみの関係性をもっともっと個別で押し出してもよかったのに、次々と迫る問題に翻弄されて主人公があーだこーだ悩んでヒロインや仲間の気持ちや思いに感化されて問題解決して終わり。つまらない
一部スクリプトミスあり

冴木桃華√
転校生でオカルト財団のエージェント。クールビューティーなのにどこかズレた感覚の持ち主。独自の思考回路による認識の食い違いで論争になったり遠回りをしたり……を繰り返してく内に終わる。バトルシーンはそこそこ。

広原那由他√
学園の理事長の孫娘のオカルトマニア。広原一族という天才一族の中では凡人の彼女は、祖父のオカルト研究を引き継いで一族の奴らの鼻を明かしてやろうとしていた。その復讐の一パターンとしてフィアの情報を敵である財団側に流していたりしたが、皆の思いに触れて“本当の仲間になりたい”と願いユーベルリート相手に勇気を振り絞った行動は美しかった。それに、奔放そうに見えて周りのことはしっかり考えてるいい娘。
何故か最後に主人公がヒロインにあげるための世界樹の実のことを失念してるというオチが待っているのでシナリオはお察し。

結城鈴蘭√
乙羽の友人で頭が回って周囲に気を配れる、主人公より主人公な感じのするモテる娘。唯一途中で仲間から離れて行動するのだけど、その影響でフィアが財団に身を差し出そうとするシーン(共通の出来事)が少しだけ文言を修正しなきゃいけないのに、そのまま流用してるという悲惨な状況(さすがに鈴蘭は出てこないってとこだけはしっかりしてたけど)。2回目の分身Hシーンgood。
この√の個別終盤で修正パッチでここ修正したよ!っていう文章が残っているスクリプトミスあり。仕事が雑

水乃宮奈々√
さる財閥のご令嬢もとい社長で財団のエージェント(社長役は財団の任務)。フレイアゼーゲンという生命力を魔力に変える機械だか魔術が埋め込まれていて、魔力を使用する度フレイアゼーゲンの出す毒によって残忍な思考に誘導される。そのせいで戦闘時の記憶はうろ覚えで若干情緒不安定。平常時は目標に向かって努力すべきことは全てやる、という強い意志と行動力の持ち主。本人もよく分かってないけど、「自分のことを一個人として見てくれるから主人公が好きなんだ」という独白があるのだけど、なんか取って付けたような感じがしてキャラはかわいいのに勿体なかった。というかオーガニックにこだわる云々は必要だったのだろうか……
相棒で喋る鎌のシャルウルがかっこいい。誇り高き武具やで……

フィア√
見えない少女、主人公が幼少時に約束したエルフの女性の娘(クローン)。いわゆるグランド√で完全個別の3部ではヒロイン達の強さ、悪友・六連星のおちゃらけた裏にあるかっこ良さなどヒロインとサブキャラの魅力が存分に溢れた√で締め方も悪くなかった。しかし、ここまで来ても主人公はあーだこーだ悩んで他の√と似たような行動起こして欠片も成長が見られなかった。よくないけどこうするしかない→諭される→やっぱり駄目だ!しか能が無いのかねキミは。グランド√くらい自力で考えてなんとかしてみせんかい!!


まとめ
随所でよいところはあったのだが、誤字脱字、天丼展開、成長しない主人公等の悪い点が多過ぎてどうにも面白さが持続しなかった。イラストは上質、システムは貧弱



※追記(忘れていただけでの、しかもどうでもいいやつ)
男子寮なのにお風呂の内装けっこうピンクいのね。不満とかはないのだろうか……

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