4Dさんの「魔王軍へようこそ4 -闇の魔王-(魔王軍へようこそ4 -時を知る者-)」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

いつものアレな4作目。システム的にはこれまでとそう大差はないような。しかし小粒ながらも完成度は高く、飽きる事なくクリアまでやりがいを感じさせ続けてくれたように思う。今回はシステム的にどうこうってよりも、なんというか、「継続は力なり」とでも言うか…お話が割と興味を引くし、キャラクターも魅力的だった。エロも一作目の頃はおまけみたいな全く使えないものだった覚えがあるけど、今回は使えるレベルのものもちらほらとあった。進歩してるんだなあと思ったよ。
ゲーム内容は大きく分けて二つ。
配下の魔物を各地へ採集に行かせ素材を集めつつ戦力としても鍛える部分と、
得た素材を加工して販売しお金を稼ぎ、お店を拡張して更にたくさん稼げるようにする、という部分。

採集については、例えばスライムやドラキーを選んで目的地を決定するだけのシンプルなものなんだけど
魔物には職業の概念があり、レベルアップ毎に固有スキルと併せて職業に応じた
ステータスアップ&スキルを習得してくれる。これが中々育成心を刺激してくれるんだよね。
「こいつはガチ殴りのエースにして、こいつは補助バランス型…弱いこいつは探索向けでいっかw」なんて
テキトーに考えながらも楽しく育てて遊ぶ事ができた。

そして持ち帰った採集品を加工して販売するのが店経営の部分になる訳だけど、こちらも基本的にオート進行。
ただし建設できる施設の種類が多く用意されていて、またその効果もそれぞれしっかりと区別されている。
言ってしまえば「収入に関わるもの」と「魔物兵に関わるもの」の二種類になるかと思うんだけど
どちらもゲームプレイにおいて非常に重要な要素なんだよね。
で、この「どこから手をつけようか悩ませる」バランス感覚は中々のものだと思うよ。

魔物を育てながら職業やスキルとっかえて、お金が溜まったらアレ建ててコレ建てて…と
忙しい事を楽しいと感じていられる内にゲームクリア、という感じ。
ちょっと記憶があやふやだけど、既に一作目の頃からここらへんのバランスは良くできてた気がする。
ただ、一応やり込み要素なんかもあるにはあるんだけど、何週もしたくなる程の深さはなかったかな。
個人的には一周クリア(自分は7-8時間くらい)したらもう十分だった。



それはそれとして、作を重ねている内にいつの間にか随分とシナリオやテキスト、
キャラ付けや絵といったものが進歩したなあと思った。
外注部分が増えたってのもあるんだろうけど…エロとか普通に使えるのが何点かあったもんなあ。

ストーリーをちょろっと説明すると、

―人と魔族のハーフとして生まれたが人からも魔族からも毛嫌いされたので
 頑張って功績を挙げてみたもののやっぱり毛嫌いされてる事に変わりはなかったので
 世捨て人みたいにふらふらしてたら「YOU中々やるじゃない、魔族の復興に力貸しちゃいなYO」と
 可愛い感じの女魔族に言われたのでその気になってみた―

という感じ。始まりについては取り立てて何かいう事もないか。
ただ、このお話の中で絵付きで登場するのはえーと…敵味方併せて10人ちょいくらいかな、
登場人物それぞれにしっかり背景ってのが用意されてるんだよね。

あくまでも「小粒なゲームに付随するテキスト」といった感じの物量ではあるんだけどさ、
なんかねえ…ごめんちょっとネタバレになっちゃうんだけど、DQIIの三勇者とか独自の解釈で扱われてて面白かった。
だって三人とも全然仲良さそうじゃないんだもんwてかサマルの扱いが酷過ぎるw
ムーンちゃんもやたら美味しいところもっていきすぎっていうか、あの専用エンディングはぶっちゃけ
オリジナルヒロインのレイアが霞んじゃってるよねwでもレイアには寝取られシーンがあるからもう許したよねw
と、キャラについて語りたくなるくらいには魅力があった。

なんていうか、ちゃんと二次創作してるなーって思ったよ。
原作のキャラ付けに縛られる必要がないのもあって、作った人なりの想像ってのが感じられた。こういうのいいよね。



しかしまあDQIIなんて発売後26年も経ってる訳だけども、
やっぱこの頃の「想像する余地がある」ゲームってのはいいもんだ。園児の俺にはクリアできないゲームだったけどねw
っていうかサマルってそんなに弱かったっけ?と調べてみたら実は超大器晩成型で
Lv40↑まで育てた場合急激に強くなり無双になると知ってびっくりした。
終盤でその辺りに達する予定だったのにバランス調整が追いつかず
ヘタれトリアなままでクリアしてしまう人が多かった、と。へぇー!

とまあ、こんな風におっさんが昔を懐かしみながら楽しく遊べて、
話も思ったより読めてちょっとしたエロもついてくる、と個人的には相当な良作だった。
5作目が出るのかどうかは分からないけど、出たらまたやりたいなあと思ったよ。



あっ、あと事前に知っておいた方がいい注意点だけ書いとこう。

・引継ぎはなし
・戦士、武闘家、魔法使いは仲間にしてしまうと見れなくなるエンディングがある
・今回割りと良く落ちるので頻繁なセーブ推奨



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