bichigusoさんの「カルマルカ*サークル」の感想

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「ち」
どこを取っても中途半端で何がやりたかったのかわからない凡作。
四季シリーズの中では『はつゆきさくら』を最低評価にしているのでそれと比べて失望しているなんてことはないが、一般的に評価の高い前作に便乗してるような部分が鼻につく。
青臭い個別ルートは退屈だし、イチャイチャもしなければエロにも力を入れていない。(前作に比べたら幾分マシだが)
傲慢の摩何持ちは蓮ではなく未来であることはプロローグ終了時点で予想がつく。
魔法陣にきちんと並んでいないことだけが謎だったが、その情報自体が欺瞞で同じ空間にいればそれで良かったということ。

作風としては『キサラギ』に近い感じがしたが、あっちと比べてヒロインが落ちる。
お前のせいで襲われてんのに「暴力はダメ」と護身も全否定して足引っ張る糞女大嫌いなんじゃ!
そんなの奈月とニコル2人も入れなくていい。
特に奈月は「抑えこむ力は必要だけど」とわかったようなことを言ってるのが余計に腹立つ。
余程の実力差でもなければ無傷で制圧なんか出来るかボケェ。
ましてや格上相手に怪我させないようになんて色気出して勝てるわけないだろう。
ニコルはキャラだけじゃなく、白昼堂々発砲する反政府勢力(笑)が登場してから加速度的に話の内容が酷くなる。
警察に対する不信感、ライターの主張か物語に絡ませたくないから理由をつけているのかわからないが、10代の会話として不自然極まりない。
主人公が腹を蹴られたダメージで気絶したのに、病院へ連れて行くよりニコが見付かる方を恐れて隠れることを優先するヒロイン達がマジ鬼畜。
瀕死の主人公浜辺に置き去りにして逃げていく最後とかはむしろ笑えたが。
晴も中の人的に論外なんで、消去法で一番気に入ったのは暦になるか。

シナリオライターが3人どころではなかったようだが、それでも『ナツユメ』はよく出来ていたので統括した人間の責任だろう。
極端な男嫌いの晴が男だらけの工事現場で働くか?
大体そこのオッサンと親しげに会話してただろう。
神社に行けば「神主と仲が良くてよく話す」と言い出す。(他のルートでは全く素振りを見せない)
父親の影響で男嫌いになったなら(それもよくわからんが)、父親世代の中年なんて最も忌避する存在じゃないのか。
吹けば飛ぶような小国に皇族があったり父親は国王だったり本人は日系三世だったり(母親は日本人)、理事より学園長の方が上だったり、よくわからないことだらけ。
理事長室にいつもいるから理事長だと思っていたが、一般の理事の一人でしかないのだろうか?
まあ実際の立場というより、学園長が父親だからその影響をどうにかしたいという方に重きを置いているようにみえる。
主人公が子供の頃の奈月の口癖を間違って記憶していたのは伏線でもなんでもなかった。
ただの勘違いか。

エゴ丸出しの親が多いのも本作の特徴。
夕姫羽の父親なんかはマシな部類。
奈月の「好きな人が出来て、その人はやりたいことをやればいいと自分を変えてくれた」これに対して奈月の父は「それは良かった。彼には非常に感謝している。転校しなさい」
「は?」ですよ。
娘が前向きになったから男は用済みか?
ルート内では誰も悪くないみたいな話になっていたが、この父親いかんでしょ。
「いつか奈月がピンチになったら守ってあげてちょうだいね。その時のために秘密の場所を教えておきます」娘のためなら関係ない他所様の子供を危険に巻き込むことを厭わない奈月の母親もあまりに自己中。
カルマルカを巡る争いがどれだけ危ないかわかっているはずだろう……。
ここらの出来事がイイ話みたいになっているのもどうにも気に食わない。
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