isumiさんの「泡雪のguignol」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

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与えられいたからこそわからず、与えられていなかったからこそ知らない。多分形はどうであれ、最初からこうなることは決まっていたのかもしれません。
母親から捨てられて、信仰深い夫妻に引き取られたエルクレーヌ。
夫妻の一人娘ロニセラと本物の姉妹のように育てられてきたが……。


コンセプトが「続かない幸せの物語」であるようにどの選択肢もハッピーEDとは言いがたいような終わり方です。
登場人物は信仰深く「良い人」がほとんど。
だからこそ誰もエルクレーヌの闇は理解できなかった、もしくは知ろうともしなかったのかもしれません。
終盤、展開によってはロニセラはエルクレーヌを恐れるようになります。結局のところロニセラは幸せに育った女の子であったわけです。
暗闇で一人ぼっちだった少女に光を与えたことが、どれだけ彼女にとって救いだったかなんてわからなかったのでしょう。
そう、全てを排除してもロニセラを守りたいと思う感情は。

なんともやるせない後味の作品でした。
とある人物を除いてきっと誰が悪いというわけでもない。
強いていうならば「最初から違っていたから」、だからこそ起こった悲劇でなんとも後味が悪いです。
ただ、形はどうであれエルクレーヌが幸せになれるあのEDは心に残りました。

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