mezamashiさんの「ランタイムパスタード」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

女の子と2人でダンジョンに潜って仲良くなる。…それはエロRPGの一つの理想型にも見えるのですが、なぜか名作にはまだ巡り会っていない気がします。そして、久しぶりにこのゲームで女の子と2人でダンジョンに潜りました。(続きは長文へ)
◎2人旅RPGにおける「ぱすチャ問題」

女の子とダンジョン2人旅。
不謹慎だけど、何かデートのようでもあります。
エロRPGで、そういうタイプのゲームに初めて出会ったのは「ぱすてるチャイム」でした。
思うにこれは、すごく美味しい設定です。
2人っきりになれて、色んなイベントが起き、友好を深めたりできるんですから。
彼女のことを守ってあげたり、助け合ったり。
ちょっといい所をみせびらかしたりもしたい。
そして行き着くところは・・・ラブラブセックスふぉぉぉ!!最高の展開だー!!


・・・。
となるはずが。
残念ながらこういう2人旅タイプのエロRPGで、まだ名作は出ていない気がするのです。
それはなぜでしょうか?

思うに、

①女の子がヒロイン化して、純愛和姦路線になる。
②1周でヒロインを全員食い散らかすわけにいかず、周回プレーが必要になる。
③周回してるとHシーン回収が面倒くさくなり、途中で飽きる。結果、ゲームの評価も下がる。
④RPGパートと恋愛パートがバラバラに分離してしまいやすい。テンションが両立できない。

という、負のスパイラルが発生してるように思うのです。
これは、「ぱすチャ」シリーズをやりながら気づいたことなので、エロRPGにおける「ぱすチャ問題」と勝手に命名していますw


◎ランタイムパスタードについて

このゲームの作者は、フリーゲームでかなり有名な「アスガルナイツ」を作った人です。
多分、エロゲを作るのはこれが初めてだと思います。

前述のように、このゲームは女の子と2人旅するダンジョンRPGです。
1周が6時間ぐらいで、女の子は7人います。
つまり、7周しないとコンプリートできません!

ツクール製のRPGとしては、クオリティは高い方です。
結構歯ごたえがあり、Ver1.00だと日数制限や時間制限がかなり厳しいです。
真剣にやらないとクリアできないでしょう。
もともとフリーゲームでRPGを作ってた人がエロゲーに参入してきて作ったゲームです。
ですから、あくまでダンジョン攻略をメインに考えてプレーすべきゲームだといえます。
「早くエロ見せろー!」というような精神状態でプレーするには無理がありすぎますw

7人の女の子キャラは、それぞれに個性化がよく出来ていると思います。
探索系のスキル(石版の解読とか、障害物の爆破とか、遠くのスイッチを押すとか)が全員違うので、誰を連れていくかによって、ダンジョンでの道順や、取れる宝箱取れない宝箱などが全部違ってきます。
周回プレイに耐えられるように、よく工夫されてるなと感じました。
また、7人の誰を連れていっても、多少の難易度の差はありますが、ちゃんとクリアできます。
ですから、好みの子を連れていって、その子と一緒にクリアすることが可能です。理論上は。

・・・なのですが。
制限時間が厳しいせいで、慣れないうちはとくに、全く余裕がなくて焦ってしまいます。
ダンジョンの中は意地悪な罠や、ダークゾーンや、ミミックや、初見殺しの強敵だらけです。

「女の子連れてダンジョンでデート♪」なんていう甘い気分では痛い目にあいますw
むしろ「急げー!時間がないっ!!そっちじゃないから!!うわっ罠かよっ!!ウゼェ!!」
という感じのプレーになってしまいがち。

また、女の子とのHシーンも売春形式で、お金を払わないとHできません。
この金額が非常に高く、慣れないうちは1日の収入のほとんどを持っていかれてしまいます。
ダンジョン攻略にも資金が必要なのに、これはかなり切ない。
エロゲーとしての良さと、RPGとしての良さがぶつかり合って喧嘩してるような感じです。
ゲームに慣れれば十分稼げるようになるんですが、そこに辿りつくまでには、だいぶ攻略を頑張らないといけませんでした。

このへんは実にもったいなく感じたところです。
ダンジョンでもっとイチャイチャしたかったのに、必死になってガチ攻略する羽目になってしまったので。

RPGとしての出来は良い方だし、エロシチュや設定なども良かったのに、なんかこうしっくりと来ないプレー感覚。

やはり、「女の子と2人旅」タイプのエロRPGは作るのが難しいんだなーと感じました。

しかし、それでもなんだかんだ周回してしまったのは、ゲームに魅力があったからでしょう。
『女の子と2人で潜るダンジョンRPG』にはまだまだ未発掘な魅力があるはず!!
このゲームをやっていて、未来のエロRPGに思いを馳せてしまいましたw

まだ名作と呼べるものがないからこそ、これからまだ見ぬ名作にきっと巡りあえる、そういうジャンルだと思うのです。

いつになるかわかりませんが、寝ながら待ちましょう・・・

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