明星さんの「虐撮」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

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60虐撮
幼いヒロインを「虐」待「撮」影するタイムシーケンスADV。個人的に嫌いではないが、攻略難易度は結構高めだ。
今で言う"無敵の人"である主人公がハメ撮りするために女の子を追っかけ回す作品。
ゲームシステムはアドベンチャーパートとマップ移動、パズルゲームの3つの要素で構成されている。
「単純な移動だけでは解けないタイムシーケンスADV!!」と銘打たれているが、マップ移動パートはまずヒロインと遭遇するなどして出現フラグを満たさないと居場所のミニキャラが表示されない仕様である。
行動も10分刻みとなっており、総じて難易度は高い。
個別ルートはそれぞれのヒロインの好感度で分岐する模様。
こちらはヒロインの好感度を上げる選択を行うとイベント後に「好感度+5」の表示が出るが、合計のポイント数はエンディングを迎えるまで見られない。

メインヒロインはパッケージ表面右側にいる紀香で、プロローグでいきなり主人公に捕まってハイエースの中で犯されてしまう。
紀香ルートでは共依存が主題で、紀香自身が両親に見捨てられたという設定でハイエースの翌日以降も主人公に積極的に会いに来たかの説明が付けられており、シナリオ自体は短いながらも個人的には好みの展開である。
ただし、エピローグはやっつけ仕事のような突っ込みどころ満載の後日談が語られるので完全に蛇足だった。
紀香の境遇を考えると両親と再び同居するにも一筋縄ではいかないだろうし、主人公は取り調べを受けているらしいのに紀香と車中で同乗しているし、矛盾点だけでも情報が多すぎて理解が追いつかない。
余談であるが、昔の作品らしく非常に短いHシーンが多い中で紀香のハイエースはそれなりに尺が取られており、力の入り方が伺える。

サブヒロインはシーン回想を見る限り鬼畜系になるようだが、マップ選択の難易度が高くまだ追えていない。
パッケージ表面左側に描かれいるミタマはルートが隠し扱いのようで、エンドロール時にミタマのみエンカウントした回数が表示される。
Hシーンでは主人公の内面を言い当てていたりと侮れない子である。
その他は美樹とほとりにもエンディングがある模様。
なお、紀香、ミタマは「塾」に通う描写があり、ほとりも学校に通っている。
紀香のエンディングで初潮シーンがあることからすると、彼女らの想定されている年齢がなんとなく分かる。


本作のもう1つの特徴としてパズルゲームがある。
本編中で主人公の盗撮シーンごとにゲームが始まり、これをクリアしないとCGが回想モードに登録されない。
菱形のマスが設問ごとに任意の数並んでおり、その全てに1から3の間の数字が振ってある。
プレイヤーは所定のスタート時点からこちらも予め定められたゴール地点に向かうが、その間に各マス目に振ってある数字の数だけ経由しなければならないというものだ。
誰でも分かる単純なルールである点、かつ頭を使わないと解けない問題であるという点で本作のそれは、「ノベルゲームに時たま挟まるミニゲーム」の中では面白い部類だと感じた。
ただ時間制限がシビアで、3回を上限に選択できるリトライを含めた制限時間が40-50秒しかない。
結局セーブデータを拾ったほうが早いという結論になってしまうのが残念だ。


UIは2000年発売の作品としては比較的高性能か。
VA系のAVG32で搭載されていないシーン回想モードやエフェクトのカットはありがたい。
セーブスロットは9個で、マップ移動時のみセーブ可能だ。
もっとも、バックログやオートモードは無い。
起動時ディスク要、修正ファイルはなし。

個人的には30点台は流石に低すぎるが、現時点では高評価される作品でもないのかなと。
意外と中古相場も高額のようで、2019年現在3-4kほどで取引されているようだ。
少なくとも絵は美麗だと思うので、見かけたら手に取ってみるのもいいのかもしれない。
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