Atoraさんの「放課後☆エロゲー部! ~エロゲー制作のため女の子とえっちしまくりな毎日~」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

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伊藤と言えばNice boat。伊東と言えば―――
そう、伊東ライフである。

絵なくして、この作品は語れない。というわけで、何よりもまず、ビジュアル面を最大限に評価したい。
総じてエロかわいさが滲み出ており、大きなCG崩れは見られなかった。
さすがは伊東ライフ氏といったところか。今回もきちんと仕事してくれていた。
これこそが、MOONSTONE Cherry最大の生命線となっている。


 この物語は、CLOCKUPの「えろげー!」と発想の出所が、よく似ている。
かの作品のエロゲー部は、あくまでも部活動という名目で活動しているものの、
基本的にエロゲーの制作現場を描くスタンスに変わりはない。
本作はバカゲー色の強いお話なので、突飛な展開には極力目を瞑りたい。
プレイ前にそう心に決めていた。

 そして当初の予想通り、話はやはり大味だった。
女の子が開放的で思考回路がユルすぎるのである。
冒頭から突っ込みどころ満載とあって、シナリオ全体に突っ込む気にはなれなかった。
そんな中で、エロシーンのテキストレベルは一定以上のセンスの良さが窺えた。
決して冗長さを感じさせなかったためである。
妙な拍子の良さがあるテキストと、ビジュアル面との相性は業界屈指。
萌えるキャラクターと低俗な卑猥語という組み合わせは、
素直にギャップが感じられてインパクトが強かった。


 HDD常駐ソフトとして実に有用なのは言うまでもなく、気になる回想数は圧巻の74シーン。
エッチシーンの尺の長さも申し分なく、連戦なんて当たり前。
当の卑猥語はそこいら中に飛び交っており、射精カウンターやアニメ、
さらには断面図といった機能にも抜かりはない。

 メインヒロインズの個別回想シーンは61/74と約8割程度。
エッチシーンにキャラクターの指向性(貧乳サド=たまにM、クーデレ等)が生かされているため、
気に入ったシーンの一つや二つは容易に見つけられることだろう。
なお、ハーレムは弱いので、期待しないほうがよい。


 前作「妹ぱらだいす」はディスクレス起動不可だったが、
こちらはディスクレス起動ができるようになった。
抜きゲーの手軽さは、インスタント食品の手軽さとよく似ていると思う。
この利便性は、ディスクを入れ替える手間如きで失われるべきではない。
この改善は、最大限評価したい。


 懸念は二つ。まず、前作の強力な属性であった“妹”作品ではないことだ。
これによって、若干ではあるが、門戸は狭くなったと見ていいだろう。
もう一つは、プレイ時間がそれなりに長いことだ。
エロシーンに多くの時間が割かれるぶん、
必然的にそこに至るまでの理由付け……エロシーン前のテキストも必要となってくる。
これが結構な紙幅を割いているので、わずかにお手軽感が薄れてしまっている。
根気が必要な抜きゲーというのは、ともすれば本末転倒となる。
ただし、この点は体感によるものも大きいし、エロシーンだけを見たいという方は、
セーブデータをあてるのも一つの手だろう。判断はユーザー各位にお任せしたい。


 最後に。こういった萌え系統の抜きゲーは貴重なだけに、
MOONSTONEにはこの「Nice "LIFE".」路線を継続していってほしい。



【雑記】
 澤姫先生から、ネコミミのようなソウルとパッションを感じた。あれは漢。

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