komaichiさんの「憧れのお姉さんを、婚約者から寝取る方法」の感想

■■悪女出没注意?■■
AHHAN(あはん)というブランドの第4弾・・・・・・・のようです。

処女作以降、2・3作目の作品には現時点(2011/10/08)で登録無しという過疎具合に
そこはかとない不安感を掻き立てられていましたが蓋を開けてみればそれも納得
という具合の作品でした。

ヒロインは面倒見のよくやさしい親戚のお姉さんの秋月茜。

冒頭、筆おろしまでしてもらった初恋のヒロインに5年ぶりの再会。
とおもった矢先に結婚する旨を宣告されることろから話が始まります。


■構成・展開
エンド数は2つでそれぞれバッドとハッピー1つずつという感じ。

選択肢は2択が少々あるだけなので攻略に困ることはないでしょう。

落とし方はセックスによる快楽堕ち。
冒頭の衝撃の宣告後ヒロインの脅しをかけて結婚式までの1ヶ月間弄ばせるように約束させるといった展開。
脅迫寝取りという作品の紹介から凌辱色の強い作品になるのかと思いきや思いのほか雰囲気はライト。

バッドエンドでは主人公が攻めすぎて心が壊れたりしていますが、基本的には嫌がっているヒロインを脅す
というよりも、せいぜいしぶしぶ言うことを聞かせるくらいの雰囲気だと思っておくとよいかも。

ハッピーエンドが婚約回避までは出来ないで不倫万歳で有る点は賛否があるでしょうか。


■エロ
回想枠は25ですが、実質のシーン数18【主人公16/その他2】
その他は旦那とのセックスやホームレス輪姦でそれ以外はすべて主人公相手。

「寝取り」としてみると残念賞の部類だと思います。

‐堕ちる過程の表現がイマイチ
‐主人公の性格が残念で見ていて不愉快な言動が多い

という2点がマズイ。

前者は、主人公がそもそもどのように落とすつもりなのかはっきりさせないままひたすら肉体関係を迫るだけ。
堕ちるときは何度かエッチしたあと突然陥落する感じで非常に唐突。

ヒロイン視点での心境の変化といった表現もない上に、毎回、数クリック分の会話でエロ強要・抵抗・脅迫・屈服を
すませてしまうので寝取りの印象付けとしてはかなり弱いと思います。

後者は、寝取りとかそれ以前の問題で非常に不安定で傲慢だとおもわせるような発言・思考
が多くプレーしていて応援したくない気分にさせられます。
そもそも過去に1度関係をもったあと5年間も放置しておいて結婚が決まったらぶち切れて脅迫
という流れからして彼のヒロインへの愛がまっとうだと思いづらい。

寝取りとしての評価は厳しいと思います。


ただ寝取りとは別の話として、ヒロインの押しの弱さはなかなか魅力的。
強引に迫られると断れないタイプというのでしょうか。
脅しに屈するというよりも仕方がなく主人公の我儘を聞いてあげる程度のノリで身体を
許してしまう流されっぷりは寝取りとは違った意味で魅力です。

一応口では主人公のことは弟として好きなのであって男性としては
愛していないと語っていますがその割にエッチになると

‐パイずりでビクンビクンするチ○ポみて「うふふ、かわいい」
‐強引に迫られて「こんなにおっきくして、仕方ないんだから」
‐アブノーマルなプレーを迫られて「うぅゆうくん(主人公)が変態さんになっちゃったよぉ」
‐外でエッチを迫られて「ホテル行こうよ、泊まりでいいから」

などとまんざらでもない風の発言や態度が頻発。
中だしされて「もう・・・(ぷいっ)」とそっぽを向く程度(※裸でベットで寝ている状態です)。

旦那とのエッチの際も、主人公に関係を持つなといわれているのに酔った勢いで
強引にせまられてハメハメされてしまう始末、しかもキッチンで。
へたな合コンなどいったら確実にお持ち帰りされるタイプですね。
そういう断れない女としての表現には光るものを感じました。
こういう女性は是非、寝取られて欲しい。


しかも、妙にテクニシャン。
口では別に普段はそんなに・・・とか嘯いていますがナチュラルにパイずりフェラ
している状態で言われても疑わしいことこの上ないですね。
たびたび主人公が性事情に突っ込みをいれても、はぐらかすあたりが無駄に生生しくて
ちょっと笑ってしまいました(※狙った描写ではないと思います)。

序盤でこんな態度見せつけられたら、男なら実は自分に気があるのではないかと勘違いしてしまうでしょう。
偏愛気味の童貞学生ならなおのこと。
そういう意味では彼は被害者なのかもしれません。
結局主人公に対する本当の想いは会話や心情描写などで明示されてはいませんが実は
とんでもない悪女で主人公は掌の上で踊らされているのではないかと思ったほどでした。
むしろそういう話でも良かった。

でもこの雰囲気あまり長続きしない。
中盤以降は主人公の調教が本格化するととたんに主人公の単調な腰振りに単調に喘ぐエッチばかりに。
前述したとおり快楽堕ちとしての過程も満足に表現できておらず残念な具合に。


大雑把なプレー内容ですが、

‐場所:ヒロイン部屋(多)/リビング/公園
‐衣装:普段着(エプロン姿)/スーツ(ピンク)/その他[スク水・ドレス・学生服・寝巻・マタニティ]
‐特殊プレー:旦那の近く(or傍)で羞恥プレー/ローター・バイブ少々/アナル開発/剃毛/エロ中旦那と電話/ボンテージ風ベルト拘束

という具合。

公園や一部の羞恥プレーや玩具責めはダーク気味な雰囲気でヒロインの精神が壊れたりしますが
基本的には流されヒロインを快楽責めするシーンがほとんど。
設定的には凌辱ですが、実際の雰囲気は和姦色が強め。
少なくともヒロインの嫌悪感はかなり薄い。

比較的衣装のバリエーションは豊かですが、本来は寝取りを推している作品なだけにプレー自体は地味。
それでいて寝取り自体がイマイチなので実用性は総じて低め。


■まとめ
メインテーマである寝取り表現で大きく躓いているので評価は厳しくなさざるを得ないでしょう。

見どころになり得るとすれば、母性本能を刺激されるとすぐに股を開いてしまう
ヒロインのおおらかさ(?)ではないかと思います。

やはりここはヒロイン腹黒説に則って悪女に翻弄される哀れな主人公の話に―・・・・・・・
とまでは言いませんが、変に寝取りとか言わないで前半の流されお姉さんをもっと広げて、
婚約者のいるお姉さんにダダをこねて不倫してもらうゲーム辺りにすれば結構イイ感じの
作品になったかもしれません。

個人的にはお勧めはしません。

エロ詳細は下記に記載。
お好みでどうぞ。



















































■エロ詳細
・普段着/正常位
‐脅してうろたえているところを襲いかかる
‐行為はカメラで撮影、以後脅迫の材料に

・制服/パイずり
‐脅迫1回めにして「うふふ、かわいい」みたいなノリ

・スク水/69→がに股四つん這いバック

・スーツ&ボンテージ風拘束ベルト/M字開脚拘束されローター責め→騎乗位
‐ローターせ昂り過ぎて敏感になってしまう身体

・公園/スーツ/立ちバック
‐「ホテル行こうよ、泊まりでいいから」

・トイレ→リビング/立ちバック、失禁→ローター装着で羞恥プレー
‐リビングでは婚約者と家族が団欒
‐胸などの露出はナシ、トイレと連続

・キッチン/普段着/調理させつつクンニ責め
‐リビングには家族と婚約者

・自宅/上半身スーツ/股開かせて剃毛→四つん這いにさせアナルバイブ責め→マン繰り返しアナル
‐冗談で以前口にしたアナル開発の訓練を律儀にしているヒロインがちょっと可愛いです

・寝室/寝巻/夜中に侵入して手マン乳首責め→正常位
‐横には婚約者
‐じらしてオネダリ
‐セックス比較、不倫関係の約束取り付けさせる

・ウェディングドレス/式が始まる前にウェディング駅弁
‐結婚しても心と体は主人公のもの宣言

・玄関/マタニティ/ボテ腹騎乗位
‐結婚式一年後
‐旦那と見送った後そのままセックス
‐ハッピーエンド


・普段着/四つん這いバックでスパンキング、アナル指責め

・公園/普段着/乱暴イラマチオ
‐ストーカー化

・電車→駅トイレ/スーツ/背後から痴漢→背面座位
‐婚約者とデート、電車でホテル街に向かう途中
‐痴漢が主人公だと気付かせず、怯えるヒロイン
‐ただ途中から感じまくり積極的に

・四肢拘束四つん這いでバイブ&アナルビーズ放置プレー
‐精神崩壊
‐バッドエンド


【その他】

・普段着/旦那とキッチンで正常位
‐寝取られ気味
‐主人公覗き見
‐途中見られていることに気がつくヒロイン
‐断れずに押し切られる流れが素敵です

・普段着/ホームレス輪姦(騎乗位・両手コキ・フェラ)
‐心が壊れる

・ホテル/2穴バイブ&乳首ローター仕込んで後ろ手縛りフェラ→アナルバック
‐婚約者視点
‐必死に説得するもヒロインは陥落済み



以上です。
お疲れさまでした。


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