xianxianさんの「ChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1- 假名手本忠臣蔵編」の感想

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忠臣蔵を使った時間逆行の一本道の物語で、良作です。熱いシナリオ、魅力的なキャラクター、ギャグとシリアスのバランスが優れた読みやすいテキストと下手な商業作品より上な出来です。
エッチシーンは大石内蔵助と2回のみ。シーンの長さは普通で、エロさが出ているとはいえませんが、想いが通じて肌を重ね合わせる感じがよくでていて、ほっこりした気分になれます。

主人公がある日、忠臣蔵の時代にタイムスリップ(?)してその時代を生きる赤穂浪士たちと暮らす中で、その熱い想いに感化されていくという話です。
燃えゲとしてよく出来ています。ただ、この1作目だけでは「よく出来た燃え作品」を超えるものではなく、2作目、3作目とのつながりでより良くなります。

立ち絵や表情差分が豊富で、登場人物たちがいきいきと魅力的です。
なんちゃってエロ衣装や、女性の武士が当たり前にいるなどの大改編をしているものの、そういう「大嘘」以外では、時代の身分階級や金銭などは歴史に忠実に描いているいるようで、そこが私の好印象です。

実のところ、私は忠臣蔵の話があまり好きではないのですが、それでもグッとくるものがありました。
本やドラマでそこそこ知ってはいるのですが、やはりゲーム形式ですと感情移入しやすかったです。

忠臣蔵の吉良上野介を一方的な悪役にしていることや、浅野内匠頭が君主としてはあまりに不適格なところとかは問題あると思っていますから。
今作では、浅野内匠頭を女性化していることで、吉良から下卑た肉体関係をせまられるなどで、浅野の行動をいろいろ正当化していますが(江戸時代だから、衆道で肉体関係迫られてた可能性もなくはないけど)。
幕府の対応もやや問題あるとはいえ、そもそも喧嘩両成敗法がかなり欠陥がある法律だから、それを適用するのもどうか?という疑問点もあります。
まあ、この綱吉の治世は問題多すぎて、民衆の反感をそうとうかっていたというところが根本的な原因ともいえますが。

そして、肯定できないのが、忠臣蔵で「忠が美化されすぎ」ており、「死者のために生き、死に向かって生きる」という生き方が好きじゃないというのもあります。
私の好きな剣客漫画の名台詞が『生きる意志は何より強い』なので、その忠臣蔵のような生き方は認めたくないていうのがあります。
今作ではあまり描かれていませんが、敵討ちのために家族とかをないがしろに赤穂浪士たちはしているわけで、幸せになるためにむかって動いているわけじゃないのが嫌です。
まあ、現代とは違う感覚ですし、大切に思っていた主君が死んだり、職を失い、故郷を失いという目にあって、心の中に悔しさとか怒りとかわいて、復讐しか考えられなくなるというのももっともだとは思います。
自分が赤穂浪士のあの状況におかれたら、切れて「篭城討ち死に」主張していたろうな、と思えるだけに、そのへんは難しい問題です。
理屈だけではおさまれない感情の問題もからみますし。
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