sweetsさんの「WHITE ALBUM2 ~closing chapter~」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

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全てに意味があり、全てに価値があった。yu-noの呪縛から解き放たれた至高の一品。980/100点
長らくエロゲから離れててもこの一作だけはどうしてもやらざるを得なかったと言うくらい楽しみにしてた
結果、やって良かった。いやぁ、凄かった……。丸戸様の執念すら感じられる作品だった

●シナリオ400/40
全てのルートがどれも練られてて、かつ随所に散りばめられた伏線が各ルートに相互作用してて、破綻も無い

プレイ順によって「どの攻略順が正しいか否か」は別として、様々な印象を受けるシナリオになってた
よって推奨攻略順なんて無いんじゃないかなぁとか思ったり。僕は最初にcoda入ったけど最後まで楽しめました



・雪菜は本当に良い奴、だからやっぱり好き
日本に残り続けた雪菜と主人公の関係が主軸になってるせいか、各ルートのキーパーソンにもなってる
ジャンル的にも、そういう話の展開的にも、雪菜に思い入れを入れてしまう事が多かった
そのせいか、どのルートでも雪菜に対する主人公の様々な扱いには相当イラっと来る
クソ春希そのまま壊れて氏ねボケカスとか何度も思った

でも雪菜のあまりの優しさ(と言うか、慈愛?)の深さに心を揺れ動かされたり
雪菜が主人公を許すのだから俺様も許そうと言う気になったりと、雪菜や雪菜を想う仲間たちに入れ込みながらプレーすると
もれなく丸戸氏の仕掛けた罠にズブズブハマっていくこと間違い無しw

物語としてのボルテージは他ルートよりも個人的には劣るかな、と思う
けど、True Endなんて無いにも関わらず、これがTrue Endであって欲しいと、
雪菜に幸せになって欲しいと、雪菜ルートをプレイしているときは思いました



・かずさは弱い子、だから守ってあげたい
かずさはbad?とtrueルートがあって、どちらも胃が超絶痛くなる

主人公、かずさ共に弱い人間で、お互いその傷を舐めあうように愛しあって
その二人の世界が周囲を壊して行って、最後に彼らが選ぶ決断で、どのような結末になるのか?
対照的な方向を向いた胃の痛みと、話の先を知りたくなる気持ちで、吐きそうになる事間違い無し

そして、このルートは「春希と友人たち」についても、かなり深い所まで書かれていて
それがエンディングの最後の最後まで、尾を引く事になる

そういう特徴故か、ある種White Album2のTrue Endなのかな
なんだかんだあったけど、かずさと春希はそうなるしかなかったのかな
僕、許しちゃうよ、とかずさルートをプレイしているときは思いました



・麻理しゃんはもう本当に麻理しゃん><
このルートは勿論WAの特色をしっかりと受け継いでいるけれど、一種の清涼剤的なルートでもあると思う
と言うのも麻理さん自体が他のヒロインたちと比べて、春希コミュニティと一番離れた所にいるせいか
割と独立した恋物語として見る事が出来るせい

そのせいか、あんだけ胃が痛い思いをした雪菜ルートのプレイ後だったのにも関わらず、
麻理しゃんかわいいよ麻理しゃんえちしたいおだいちゅきだおおおおおお
って気分になりながらプレイしてしまってすいません

ある種、一番の萌えキャラ。本作は僕のただでさえ強くも無い胃を散々痛めつけやがって
そんなん娯楽じゃねーよ!麻理しゃんもっと癒ちてよぉぉぉぉ
これがTrue Endで良いじゃんよぅ、と麻理ルートをプレイしているときは思いました

麻理のCGでタオルを体に巻いて寝ているシーンは不覚にもガチ勃起しましたw



・小春ちゃんはちょっとお節介なのが玉にキズだけど、可愛いね
小春ちゃんはいい子でいい子過ぎて、友人や雪菜をヤキモキさせて、春希まで巻き込んでWAになっていく

個人的にこのルートは健気で実直なキャラクター作りに助けられた印象が強い
ちょっとでもキャラ作りの歯車が狂ってたら、一番この子嫌いになってたかも
そう思うくらいすんなりの春希コミュニティに侵食して、かつ引き際も判ってる出来た子で
だから、憎めなくて

ちょっと短かったかな、とは思うけどいい話だったしTrue Endで良いじゃん、と小春ルートをプレイしているときは思いました



・さて、千晶ルートです
個人的には、一番エグられ、泣いて、揺れ動かされ、胃が締め上げられた
なんだよテメェ、テメェはもう本当にクソだな
テメェみたいなクソはもう俺以外愛してやれねぇだろ馬鹿

なんだよテメェその不器用なアレはよ
こちとら普通の人間なんだよ。もっとまっすぐに判りやすくハナっから俺と付き合えよ
テメェのおかげで俺は立ち直ってな、テメェのせいでどん底まで落とされたよ
だから好きなんだよ、愛してんだよ

↑これ全部俺の心情です。凄いでしょ、エロゲーなんですよこれ
やってるだけで世間からHENTAI扱いされ、嫁には虐げられ、友人から斜に構えた目で見られる、皆さんご存知のアレですよ

エロゲーの文章読みながら、大嫌いな春希と自分が100%シンクロして
俺こんな事思いながらクリックしてたんですよ

こんなことエロゲーでも、小説でも、何十億つぎ込んだゲームでも、何百億つぎ込んだ映画でも無かったですよ
俺この1ルートやっただけで元取れたと思いましたよ
自分の中でYu-noを超えるエロゲーは無いと思ってたし、今でもその斬新さやシナリオの深さから最高の一作だと思ってますけど
シナリオだけでここまで魂揺さぶられたのは初めてですわ

僕の中では最高傑作のTrue Endです、と千晶ルートをプレイしているときは思いました



●グラフィック200/20
背景から一枚絵まで完璧過ぎて言うこと無し
綺麗でエロくて切なくて泣ける



●サウンド・他演出120/20
K点越えの素晴らしいものだったんですけど

だったんですけど

クラシックピアノ一本で心情描写するシーンだけはちょっと現実に引き戻されましたね
バンドの音楽はヘタクソっぽいプロっぽい音楽で良かったんですがね

ピアノはごまかし効かないね、終始「ヘタ」でした
鬼気迫る演奏や、精神的に不安定で安定しない演奏のシーンを脳内補完しないとすぐにゲームから現実に引き戻されてしまう
ここは(予算も相当使ってるみたいだし)一流の演奏家に完璧に弾いてもらったほうが良かったと思う

ホールの音、スタジオの音の区別や、ピアノのサイズの違いもあまり感じられない
他があまりに完成されてたせいで、そこだけが目についた

かずさと言う天才の音じゃなかった

そこだけは残念



●システム10/10
無難なルート選択型に、カスタマイズ性の高い安定したシステム
一度も落ちず、重くなることも無く、本作に没頭するには必要十分



●主観的な評価 250/10
もう何も言うことは無いね
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