gonさんの「紫電 ~円環の絆~」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

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if(パラレル)を描けば、その時々に応じキャラの行動が変わってくるのは必然。しかしながら、ルートによるサブキャラの軸がぶれるのは如何せん何とも言い難い。複数ライターであれば納得、だがこの作品は残念ながら単独キャッシュ。本当に単独ライターの作品なのか・・・?私の解釈は悪いのか?はたまた、ライターの器量がそう思わせるのか・・・?う~ん、謎です。
 内容は記紀神話を基にした物語。もう少し詳しく書くなれば、イザナギ・イザナミ・アマテラス・ツクヨミ・スサノオの神話がこの物語の軸であり、そこに陰陽師やらヨーロッパの悪魔やらホムンクルス(錬金術)やらを混ぜた感じ。背景に力を入れているのは理解できますし、作品を読んでいてこう色々な要素を混ぜている割には結構読みやすい点にも好感が持てるのですが、何でしょう・・・?

 うまい言葉が見つからないのですが、ヒロインの個別シナリオが(主にサブ)キャラをうまく活かせていないのでは?と思えてしまうんです・・・
 自分で書いていてどういう意味?って思わなくもないのですが、この作品において良くも悪くも一番印象に残ったのはこの点でしょうか。

 伝わるかどうかは分かりませんが、サブキャラについてだけ記述する事にします。(気になったのはたくさんあるのですが、全部書いたら手間がかかるので、サブキャラに焦点をあててという感じでww)

 1.瓦龍之介について・・・ルートによって裏切ったり裏切らなかったりする点。確かあざみルート?でこの男は朔の身柄を敵である金剛斎に受け渡します。なのに、巴ルートでは、剣業に楯突きミソカを庇いだてします。自分の女が剣業の配下に襲われてるにも関わらず、そして剣業という人物を考えれば自分の命に危機があるやも知れぬのに。このキャラの設定はチキンという事なのですが、であるならば命の危機に瀕している様な状況になれば毎回裏切って当然なのに・・・ 巴ルートで結果的に瓦は死にませんが、これはあくまで結果論であり、巴ルートでの剣業とのシーンにおいて命の保障があったわけではないはず。なのに、行動が180度違うのは一体なぜ・・・?

 2、姫乃(臥龍の巫女)について・・・朔を殺そうとしたりしなかったりする点。姫乃が自分を姉様と慕う朔を手にかけようとするのは全て皇王(姫乃の弟)の為。金剛斎を倒した後に、あざみルートで朔を殺しにかかりますが理由は第二の金剛斎が生まれるやも知れぬという危惧から。納得が出来ないとは言いません、そう考えるのも一つの選択肢であるのは理解できますが、その考えに至るのは何故あざみのルートでだけなんでしょう・・・?朔の存在を良しとしないというのは、もはや全ルートに当てはまるのでは・・・?

 3.クロウ・柩白亜について・・・敵である金剛斎とその配下の3人は殲滅が基本的に条件のはず。ライラ以外のシナリオでは全員倒されているのに、ライラルートのみその限りではない。これは白亜がサリエルの修理の触媒として用いられたのが理由であるのは理解できる。でもこの理由を鑑みても残るのは白亜だけでいいのでは・・・?クロウを見逃す意味が分からない。他ヒロインのルートで躍起になって打ち倒したにも関わらず、ライラルートでは寛大な態度になる主人公以下ヒロインの面々。全くもって理解できないのですが・・・?

 私の印象としては・・・

    何かキャラの行動がぶれすぎてやしませんか・・・?

    それによりシナリオにのめり込めないのですが・・・

    物語の流ればかりに目がいき、足元を掬われておりませんか・・・?

 といった感じです。このライターさんは作中においてifを考えても仕方ないと描写しております。これがライターさんの物事に対する考えであるのならば、この様にキャラの行動に統一性がないのも致し方ないのかもしれません。ですが、キャラの行動が180度掌を返した様になる程の、明確な【差】がルート別に存在した様には感じられませんでした。そんな私から見れば、この作品はただ軸がぶれている作品でしかないという考えしか思い浮かびません。それとも、その違いをユーザーに楽しませたかったのでしょうか?であるならば、運び方が悪かったというべきなのでしょうか・・・?
 ライターさんの意図はこれっぽちも分かりませんが、少し残念な結果になったという印象。次に期待といったところで、今回の感想はここまで。それでは、また・・・
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