神月さんの「紫電 ~円環の絆~」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

もっと骨組みをしっかりさせて、戦闘シーンを改めることができれば良い作品になっていたと思われる。
 おそらく、ユーザー受けする要素=バトルありきでシナリオを後づけしたのだろう。
 そのせいでシナリオで伝えたいことが伝わらず、ただのバトルモノ(但し、戦闘に緊迫感なし)としてしか意図が伝わらなかった。商業上仕方ないこともあるが、むしろ、ユーザーに媚びず、本当に作りたい作品を作った方が結果として良い作品になるのではないかと思った。

 以下、思ったことを述べる。



 全体的にボリュームが多く、シナリオによって全く違う展開となるのは良いが、その骨組みがしっかりしていないせいで全てが台無しになっている。

 まず、ルートによって戦う敵が異なるのはいいとしても、その強さの相対関係を崩してしまっては意味がないと思う。
 金剛斎はまさにその典型で、朔ルートでは最強ぶりを発揮しているものの、他のルートではただのかませ犬レベルとは・・・。

 次に、六波羅や陰陽寮の内情に統一性がないことが挙げられる。
 姫乃にしても加賀見にしてもルートによって立ち位置が違いすぎる。もちろん、そのヒロインと深く関わることで、新たな事情が判明するというのは判るが、いささか超展開すぎやしないだろうか?

 あと、あれだけ引っ張っておいて鳴神天火が全く戦闘で活躍しないのは何故?巴ルートでテキスト上で何かやっていた気はするが、他の2人(千景・鉄斎)に比べてひど過ぎる。ツヅキも鉄斎の弟子だった意義が見受けられず、設定が未消化気味。
 また、少年漫画の典型で、仲間になった途端弱くなるキャラ(姫乃=あざみルートであれだけ猛威を奮ってライラルートでウォルロックすら倒せない)がいることも骨組みがしっかりしていないことに拍車をかけている。

 これらの課題をクリアし、戦闘シーンの無駄に多いセリフ数を減らせばそこそこの
作品となっていただろう。
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