G-hunterさんの「Nega0」の感想

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ゲームをクリアした人むけのレビューです。

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80Nega0
戦闘パートやユミナに期待していると点数は低いでしょう。ですが、七烏未シナリオに期待していた人、最果てのイマや何処あのなどの考察好きな人は点数が高くなると思います。絶対幸せ宣言よりもStarTRain寄りのシナリオが好きだった人にとってはさらに良し。あのクセのある独自の世界観・最後にユーザーを(良い意味で)驚かせる展開は今作品も顕在です。世界を正すために、友人らの幸せを排除しなければならない場合、あなたはどうしますか?悩めるネガティブデバッカー、ゼロ子の物語!
僕たちがしっかりしてると思ってる自然界だって、大概は曖昧なものさ















・ストーリー
『世界はフリーズしようとしている』
この世界は人々の認識という、あやふやなものでできている
未来からやってきたらしいノートパソコン(のようなもの)の中の彼女は言った
各個人の認識は巨大な集合認識に繋がっていて、それが世界の状況を決定しているのだ
その認識を強引に世界に適用させ、現実を曲げてしまう行為こそを、魔法と呼ぶのだと
そして魔法を使うには、魔法の存在を信じる心と環境が必要なのだと
本当は存在しなかった嘘を、真実だと思いこめる心が必要なのだと
強引に書きかえた願いはやがて世界に大きな矛盾を起こし、やがては世界のフリーズ現象を引き起こす
そして、そんな魔法を使える魔法少女を増やす七面倒な魔法少女が、近い将来出現してしまうと
つまり、世界はピンチらしい

「だかられーこさん、あなたの夢を信じない心が必要なんです
不条理を修正するデバッガーとなって、このピンチを救ってください!」

ネガティブ少女の正義のスパナが、ファンタジーを現実へと引き戻す
さようなら、ご都合主義(ハッピーエンド)




攻略時間は45時間。攻略順はれいこ→いちよ→ファソ→ナナカ→TRUEでおそらく固定されています
このサイトの得点分布をみるとわかるのですが、合う合わないが激しい作品と言えるでしょう
このゲームの根幹がさよならご都合主義なので、当然ですがある程度の展開になるんだということを留意してください
とはいえ、全く救いようのない鬱展開では決してないです。私自身、最後のまとめはGOODENDに近いと思っております
肩肘を張らずにプレイするのがベストではないでしょうか

基本的な展開は、様々な悩みを解決するために魔法を使用するサブヒロインを、主人公たちが対決して世界を修正していくという感じ
その悩みも最愛のペットの死や、貧乏、青春期独特の悩みなど多種多様であり、一筋縄ではいかないことも
きちんとしたバックグラウンドがサブヒロインにも描かれているのは高評価になりうるでしょう
1週目の時点では、魔法に毒されたサブヒロインをデバッグしていくと思いきや……まさかの2週目からはれいこをデバッグしていくことに
この着眼点に一本取られました。確かに主人公たちも世界の一部ですし、自ら都合のいい認識をうみだしてる可能性もありますね
物語を進むにつれて明らかになるれいこの想いと、TRUEになるとわかる真相はまさに驚愕でした
正直、見事にやられました。物語序盤で違和感を感じていたのに「こういうものなのかな?」と思っていた自分が情けない
ナナカの正体やファソループは自力で解くことができたので、そこは満足すべきなのかもしれませんが・・・・・・
最後まで気が抜けない作品であるのは確かなのかもしれません

もちろん、欠点も結構あります
斬新なシステムである突っ込みシステムですが、そのシステムが逆に仇になってしまってます
戦闘パートもユミナに比べて簡単になった分だけ、単調になったみたいです
主な2点によって、ゲームのテンポは悪いと言わざるを得ないでしょう
後はTRUEのゼロ子のパワーアップ、なおたの復活などはアンチご都合主義のテーマ性にずれるのではないかと思います


・ゲーム性
ダメ出しされているゲーム性ですが、普段ゲーム性のある作品をしないならば、オマケ程度に楽しめます
私は全くと言っていいほどRPGやこういう戦闘モノをやらないので、かなり斬新でハマりました
基本的には相手の技をよけつつに攻撃を加えるというヒットアンドアウェイ方法がオススメです
留まって打ち合いになっても通用するのは序盤だけです。灯台のJKレーザーなど、避けざるを得ない技が増えてきます
オススメは主人公の敵攻撃力防御力をダウンさせる技と、れいこのヒーリングです
特にヒーリングがないと対龍神戦などはほとんど無理でしょう。上手い使い方が求められます
ゲームをすべてクリアするとエクストラモードが解放されるので、パワーアップしたキャラと戦うことができます
目指せ999999ダメージ!


・総評
制作陣を間違えたな!という印象が強かったです
七烏未さんのシナリオ力と、エターナルのゲーム性が互いに良いところを潰し合っている感じがします
その結果、テンポの悪さが目についてしまって、名作のなり損ねに見られるのも仕方ないのかもしれなません
テーマ性、コンセプト、着眼点はかなり他では見られない点が多いので、手にとってもらいたい作品です
企画屋で第三世代のライターと書かれているだけはあるかな。次はノベル形式で是非ともやってほしい
考察好きにはたまらない要素もかなり含まれています



・一言感想の羅列
①OPの電波っぷりに惹かれて購入した人も結構いるのでは?
②バカゲーとしても面白い部分はありました。ピロポンとか
③なんだかんだでれいこが一番好きだ!声もバッチリ合ってます。でも元凶は龍神ではなくて、れいこにあるよね?
④さて、最後の笑顔で振り返ったれいこの場面になおたは戻ってきたのでしょうか。どっちでも考えられます
⑤アンチご都合主義なのに、結構ご都合主義に頼った部分があったのはマイナス要素かな
⑥それにしてもかなりの色物魔法少女たちだなぁ、としみじみ思います

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