Weather reportさんの「星空のメモリア -Wish upon a shooting star-」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

PLAY時間は49時間15分。       -瞬く星に願いを寄せて-        
それは、星空に託されたおとぎばなし。

※Memoria(メモリア)というのは
ラテン語で
「記憶」または「思い出」を指す単語。



















「面白かったよ、うん、面白かった」

夢の言葉を借りると
そんな感じになるか。

なんか購入前コメントでは
イマイチ惹かれないとか
書いているのに
買ってしまったようだ。
なんで買ったのかは
正直知らない。
一応体験版はPLAYしたが
そのときには
あんまりいい印象はなかった。
・・・・まあ気が
たまたまそのとき
向いてたのか
エロゲの神が
なんか降りてきたんだろう(おい
なので
あんまり期待してはなかった。
でもPLAYした後には
いい方向に変わった。
そんなとこ。
あんまり期待してなかったのが
かえってよかったのかもしれない。

では感想。

まず
ある程度
心が寛大な
プレイヤーじゃないと
この作品は向かない。
特に序盤で
気に入らなければ
たぶん早々と
ギブアップするだろう。
#同じネタばかり繰り返すのは
ライターの
持ち味なのかなんなのか。

ただ
拒絶反応の可能性も
あるかわりに
慣れてくれば
じんわりと効く
薬のような作用を持つ
作品かと思えた。
基本的にはさわやかに
どのルートも
まとめられている。
まあ、微妙に
変態っぽいところもあるのだが・・・・

全体的な流れとしては
実に丁寧に
そしてゆるやかに
進んでいく。
その分
非常に長いのも
確かなのだが
ライターの
構成力については
高いことは
認めるし筆力自体は買う。
親世代の話や
星空や神話、
宇宙に関する
ウンチク、
家族愛、姉妹愛、
ファンタジー要素・・・・
それらを随所に
効率的に
ちりばめることで
全体に
深みを持たせてある。
結構癖が強い
テキストやキャラの
つくり方でも
あるけど
その辺は私は
良かった、といえる。

不満点。

ここは書いて
ほしかったなあ、と
思うようなところが
いくつか
足りてなかった
ようにも思う。
そのせいか
結の部分で少し
物足りなかったなあ、という
印象もあった。
その辺あたり補足した
FD出るんだろうか、とも願うわけだが。
たぶん買う。

体験版範囲は
プロローグしかないので
たぶんそれだと
この作品の良さは充分に
伝わってこないんじゃないか、と思っている。
でもまあ
やってみていける、と
確信できれば
きっと損はしないんじゃないかな、と思いたい。

PLAY中は
(序盤はともかくとして)
かなり楽しかったし
結構のめりこんでPLAYできた。
少なくても前に挫折した
F&C「ほしフル~星藤学園天文同好会」の
150倍くらいまでは
面白かった、とは言える。
やった価値は確かにあった、とは書けそうだ。
・・・・長かったけど
コンプできた作品に
そう悪くは
書きたくないのは本音。
基本飽きっぽい性格だからね。

ゲームの尺について。
長い、と書いたが
ちゃんと全部
デフォルトのままで
加速器使わず
音声のひとつひとつを
飛ばさずに
PLAYしていくと
目算でコンプまでに
約40~45時間くらいだろうか。
(私の場合はPLAY速度は人より遅いとは自覚している)
あと私は
PLAY時間に
既読スキップにかけた時間は
基本含めていない。
なので実際の
PLAY時間は
一言感想で記した時間に
さらに1時間以上は
プラスされる。
だから全部でPLAY時間50時間は越えた。
リピートした時間も含めるとさらにある。

スキップに
平均10から15分、全部で
1時間以上かかったこと。
それが最大のマイナス点。
かなり飛ばすの
めんどくさかった・・・・
クリアするごとに
展望台の彼女の影が
ちらつくようになるので
意味は一応
ある(と解釈する)よう
なんだけどね。
でももうちょっと
シーンスキップくらいは
なんとか
ならんかったものか・・・・。

絵に関しては私の好みと
いうほどじゃないが
上手いことは確か。
背景関係もGood。

音楽は普通。
雰囲気はいい。

OPムービーは
何度も再生した。
橋本みゆきさんのファンであるし。

「Eternal Recurrence」の
意味を調べると
「永劫回帰」という
哲学用語が出てくるが
そこまで深く考えたとは
私も思っていない。
イメージに当てはめると
「永遠に続く想い出」みたいな
ニュアンスだろうか
(間違っても気にせんでください)

EDは2つ、両方普通。
茶太さんは最近存在知って
少しずつ
曲集めして(CD買って)たりする。

声優さんは
どれもよかったんじゃないかな。
どの役の声優さんも
存在感がある、というのは
安心してPLAYできる証のひとつでもある。

キャラ別のお気に入り順

こもも=夢>明日歩>こさめ>千波>メア>衣鈴

シナリオのお気に入り順

夢=こもも>千波=明日歩=こさめ>衣鈴

メアはおまけだと思って読んだので番外にした。

不快キャラまではなし。
ただ衣鈴に関しては
ちょっとアレだが・・・・。
鈴葉、レン、飛鳥、親世代の方々etc.と
存在感のある
よいキャラクターを作り上げている。
ここで言われている千波は主に序盤のせいで、
明日歩は天文関係のウンチクで
損をしていると思う。

シナリオは普通の恋愛もの、近親もの(?)、
ファンタジー系、とあるが
バラバラというほどではなく
4つほど軸になってる感じ。

つながりが深いのは
こももとこさめ
衣鈴と千波
夢とメア
最後に
明日歩と・・・・
まあ、夢のことなのだが
あえて「展望台の彼女」と記すか。
(明日歩は夢のことは知らないので)

以下ネタバレで個別感想。




























各ヒロインの印象:

南星明日歩→

犬化するあたりがかわいい。
星空大好き少女。

ヒロインというよりは
よき友人キャラ、というような
イメージが強かった。
その辺で若干損しているかもしれない。
あと
わけ分からないメニューつけても
繁盛しているらしい
ミルキーウェイはある種すごい。

個別シナリオは
「展望台の彼女」のことと
自身の主人公への初恋との
葛藤が軸。 

・・・・終わらせての感想として
これ以上明日歩についての
シナリオは書きようが
なかったんだろうなあ、とは思った。
書ききった、というよりは
なんかシナリオを伸ばした印象が
若干ある。

位置的には
オートブルみたいな感じ。
最初に攻略するには
いいかもしれない。
オートブルと考えれば
そんなに悪くはない。

展望台の彼女のルートで
明日歩を振ったあとの
翌日のこさめさんが怖い(笑

姫榊こもも&こさめ姉妹→

両方魅力的。
特にこももは上位クラスのツンデレ。
こさめさんのほうは
チョップするくだりはかわいい。
ただ謎めいた感じはするかわりに
若干まわりくどいかもしれない。

展望台の彼女に辿り着くまでの
5人のシナリオの中では
こももルートのシナリオが
1番いいと思う。

その個別シナリオは
2人とも共通最後の星天宮関連の続き。

こももルートで
星天宮に関した伏線はほとんど解かれる。
こさめルートは
それを踏まえた上で
主人公との
2人だけの問題、というのが
中心になるように思う。

こさめルートでの
飛鳥の妹の伏線は
わざと伏線残したんだろうか、それとも
さすがに力尽きたんだろうか。
FDまで見ないと
このへんはすっきりはしないわけだが。

萌えゲユーザーよりの私としては
もうちょっとデレ成分
増やしてほしいかなあ。
締めは2人とも
区切り程度で
まだまだ続く感じはする。

ちなみにうさぎは1人になっても寂しさでは死にません。
・・・そりゃそうですね。
そもそもうさぎに群れる習性はありません。
昔「トリビアの泉」でやってました。一種の風説みたいなもののようです
もっとも、飼い主が管理せず放置された環境でなら
うさぎに限らずどの動物でも死にますが。

蒼衣鈴→

好感度は一番低い。
不快まではいわないが
「死ねばいいのに」というセリフは
よくないと思うんだ。

個別シナリオは
他人とのかかわりを
明確に閉ざしている子が
どうやって
心を開いていくか、といった感じ

口の悪さは閉口もの。

しかし
逆に後半は
ちと痛々しい、というか
さすがにちと衣鈴が
かわいそうだったかもしれない。

千波の株を
最後最上級まで上げ
締めはすっきりと終わる。
ただ
衣鈴本人の魅力を考えるなら
乏しかった、としか
書けない。
単体では衣鈴は
評価されにくい。

他ルートの衣鈴のほうが
なんだかんだで積極的。

小河坂千波→

よくも悪くも
このゲームにおいての
ムードメーカー。
必要以上に
シリアスにならない部分は
いいところ。

性格だが
「努力に裏打ちされた友達づくりの天才」なのは
うなずけるのだが
逆に落ち着いてて礼儀正しい
鈴葉を見習え、ともいえる。
ウザいという意見も
分からなくもなかった。

でもまあ
序盤はともかく
途中からは周りにいじられる千波を
楽しんでましたけどね(笑
慣れれば
やりとり自体が面白くなる。

個別の別のルートに行けば
あんまりしつこく絡んでこないし
(そもそもほとんど出てこないルートもある)
祝福もしてくれる。
恐ろしくアホの子だが
途中からは憎めなかった。

個別シナリオは
千波の出生の秘密と
主人公と歌澄との家族関係を描き
詩乃さんとのことにも
踏み込んでいる。

中盤まではかなりよかった。
ただ中盤で話のほとんどが
終わったような感じにもなるので

そこから
結ばれる過程までについては
少し強引というか
なんでこんなことに・・・・というか(苦笑
#詩乃さんはその形で果たして(世間的に)いいのだろうか?(苦笑

本編最後の
父と子の再会シーンについては
大河とレンによる語り部を
終盤長く出した以上
きちんと出すべきだと思うんだけど。
ここはちょっと
ぼかしてほしくなかったかな。

一番好きなシーンは
料理のときのシーン。
たぶん千波の料理で自殺できるなワシ。

展望台の彼女(乙津夢)→

シナリオの核の部分。
まずここまで辿り着くまでながかった・・・・

このルートだが
主人公も
甘えない子供なのは
確かなのだが
彼女~夢~のほうも
相当無理していると思う。
境遇とか
年とか
夢の不治の病気とかを
別にすりゃ
この2人は結構
似たもの同士じゃないかな・・・・と。
人に甘えない。
強くありたい。
頼られたい、甘えられたい。
あるいは甘え方を知らない。
どこか似た匂いがあったからこそ
出会い
どこか似ているからこそ
境遇の違い(夢の病気)によりすれ違う。

キャラ的には
夢は上位クラスに好きだが
夢の本音自体は
最後近くまで
ほとんど見えてこなかったから
やきもきしながら見ていた。

シナリオは
一部結構な力技を使っている、
というかこれ反則に近い。
歌澄をここで出して
××××××××(自主規制)くだりはさすがに
予想の斜め上だった。
私的には結構好きではあったから
まあいいけど。

ただ、
1年と3ヶ月後の春のシーンに
夢がなんで出てきたのかが
よくわからない。
その夢とはいったいなんだろうか。
病気が治ったのか
夢幻か
幽霊の類なのか。
そもそも
出す意味はあったのだろうか。

あとはできれば
本編最後とエピローグの間に
あったことももうちょっと
見てみたいような。
あえて隠すことで想像させる、というのも
手法なんだけどね。

文句多くなったが
つまりFD希望ってことで。

私的には
普通とは並の日を通ること、と夢が言ったところが
印象的だった。

メア→
夢のルートは
同時にメアのルートでもある。

位置的には
夢のおまけといった感じ。
ようじょ主義は
あんまりないなあ・・・・

このルートだけ取るなら
主人公はなかなかのヘンタイですね(苦笑

むしろ夢ルートでの
最後のメアのほうがすき。

くりかえすが
メアルートは
あくまでおまけと考えて
PLAYしたほうがいいかな。短いし。
むしろエピローグでの
ゲーム全体の
クローズドメッセージ(ととれるもの)を
載せるために
このルート
作ったのかもしれない、と解釈した。

Hシーンは

明日歩が3回、
こもも、こさめ、千波、衣鈴が2回、
夢とメアが1回

尺は結構短め。
なんで明日歩だけ
3回あるんだろう。
むしろなんで
夢が1回だけなんだろう・・・・。
ちょっとだけがっかり。

点数としては
88点をつけた。
瞬間的あるいは部分的には
非常に楽しかったり
見入った箇所は結構ある。
ただシナリオトータルで見るなら
少し物足りなかったかな、と。
その分も
是非とも続き出すなら
補足してほしいし
萌え成分も付け加えて欲しい、というのはある。




・追記

ひとつ突っ込み。
(PLAY終わって後から気付いた)
北海道の夏休みについて。

http://pucchi.net/hokkaido/knowledge/school.php

このゲームのモデルは
見れば
分かることだろうけど
小樽かと思う。
(私は住んでる街は違うけど北海道出身)
そこは
7月25日前後から
8月17日~19日あたりが
夏休み期間。
内地
(関東地方とか。北海道の人は本州のことをそう呼ぶことがある)
みたいに
9月に
ずれることは
おそらくないと思う。
そのかわり
冬休みは少し長めで
12月25日~
翌年1月17~19日が
冬休み明けとなる。
感覚として
夏休みと冬休みが
いっしょ、というのは
北海道の学生にとっては
身についていること、なわけなんです。

この作品思いっきり
9月3日が始業式になってるんだけど・・・・
まあ気にしないことにしよう。

知ってる人は知ってるだろうから
改めて書くまでもないだろうけど一応。












































以下はPLAYしていて
あまりに同じネタが続くので
何回やってるのか
ためしに数えてみたメモ。
数えてたから余計に遅くなった、とも・・・・。

Capeofastormによる千波観察日記:

千波が「お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃーーーん!!!」と構ってくる回数:42
(プロローグ18、共通13、明日歩3、こもも1、衣鈴1、千波1、こさめ0、夢&メア1) 
主人公にこめかみをぐりぐりされてお仕置きされる回数:37
衣鈴にお仕置きされる回数:2(共通1、衣鈴1)

千波が主人公にお姫さまだっこされる回数:4

「寝過ごした寝過ごした寝過ごしたーーー!!!」と言い起きる回数:4

千波のせいで物を壊した回数:3
(机の塗装はがした(引越しの際ガムテープで張った)、サイドボードのガラス戸割る、ドアぶち破るなど)
意外になかったな・・・・
衣鈴ルートの後半部分のは違うのでなし。

呼び名→悪魔の手を持つ少女

千波の作った料理:イカ墨風パスタ(?)、ひじき風卵焼き

千波のお兄ちゃん観察ノート:4冊
(布教用、観察用、補完用、妄想用)、
プラスお兄ちゃん生態日記:4冊
(布教用、観察用、補完用、妄想用)
共通ルートで6冊、
千波ルートでは全部主人公に破られる。
(でも今度はふたりのふたりによるふたりのためのお兄ちゃん生態報告書を作るらしい)





ついでに。





こももが壊したもの:岡泉のケータイ3台、飛鳥のカメラ2台(共通)飛鳥のカメラの予備1台(こもも)

呼び名→クラッシャーこもも

こさめとこももの百合ネタ→6回(共通5回、こももルート1回)

こももの主人公を
蹴ったり踏みつけたりする回数は
多すぎて数えてません。ひとつのシーンで
一番多くて5、6回は蹴っ飛ばしてたり
踏んだりしてたような・・・・

#ところで、みんな寛大な人たちですよね。
いろんなひとが
高そうなもの壊しても
損害賠償とか請求しないので。

かーくんが炎吐いた回数→19回
(共通8明日歩1こもも3衣鈴2千波1夢4)




多少誤差はあるかもしれないが
こんなとこで。

読んでいただき感謝する。 
新品/中古アダルトPCゲーム販売 通販ショップの駿河屋

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