bakabakamankoさんの「姉Summer!」の感想

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**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

83姉Summer!
真夏に見た夜の夢。それは、圭ねぇと出逢った素敵な奇跡。
恥ずかしいセリフきんし!んそーかん。

◎絵 18点(20点満点)
エロゲで巨乳は珍しくありません。むしろ巨乳で溢れています。ヒロイン東出圭も例外ではなく、その2つの房はとても豊かに描かれています。私服の圭ねぇが腕組みをしている立ち絵でなかなかの大きさであることは認識できていたのですが、一緒に浸かった浴槽で見た初めてのナマ乳でかつてない衝撃を受けました。圭ねぇの背中越しに見るそれは、色艶やかでよく張っており乳輪がぷっくりしています。3Dではないのに画面から飛び出してきそうな迫力があります。この乳は、生きている────!
ただ大きいだけじゃない、女を表すための記号としてのおっぱいじゃない、私にはこの豊かな乳房の呼吸している姿がはっきり見てとれたのです。何か物を言いたそうな、主張の激しいおっぱいに見えて萌えてきます。主人公に揉みしだかれる時のおっぱいからは、痛気持ち良さそうだったり苦しよがっているような叫びが発せられているように私には見えます。
そんな素敵なおっぱいもメッセージウィンドウが隠してしまう構図が残念でなりません。メッセージウィンドウが透明にならないことと陽子があまり可愛く見えないことが絵的に不満なところです。

浴衣の着こなしがやや崩れているように見えますが、巨乳のリアルさが強調されているようでむしろいい感じに思いました。
夏らしい青い空の下で汗だくになりながら乱れまくる圭ねぇを見ていると、真夏の恋人に衣服など不要、裸こそ至高の正装なのではと思わせられます。

・文章 5点(10点満点)
姉、SUMMER!をスタートさせるといきなり変な女が出てきます。
「太陽の陽に子供の子です」と自己紹介するその女こそ、裏のヒロイン・梶陽子。
ようこのようは太陽の陽かよ!なんて和めるのもほんの一瞬、彼女の自己本位な性質に私はどう対処してよいのやら戸惑いました。
相手をからかいながら自分勝手に話を進めるこの女のどこに惚れる要素があるのか甚だ疑問ですが、蓼食う虫も好き好き、主人公・祐太はひと目で恋に堕ちてしまいました。最終的に陽子の存在は、祐太と圭ねぇにとって2人の仲を深めるための道具として役に立つのですが、プレイヤーにとって果たして必要だったのかどうか微妙に感じます。少なくとも私にとっては中途半端で邪魔な女でした。
まず、圭ねぇと比べて絵的に可愛くないのが問題です。圭ねぇ目当てで購入した私にしてみれば、圭ねぇより陽子を選択するだけのルックス的根拠が絶対領域以外何も見当たらないのです。ですが、人の好みにケチをつけるのも野暮ですのでそういうものだと解釈してとりあえず話の成り行きを見守ることにしました。すると、さも重要人物として登場したはずの陽子さん、なんとゲーム後半まで陽子のよの字も出ないではありませんか。本当にキャラの名前を忘れるくらい、陽子は姿を消します。そんなある日、祐太が好きな子がいることを、陽子の存在を圭ねぇに打ち明けます。この告白から圭ねぇによる体を張った本格的な夏の(性)教育が始まり、ここでやっと陽子の存在が生かされることになります。なのですが、冒頭のシーン以外はひたすら祐太と圭ねぇの絡みのみに終始し陽子について語られるシーンが全く無いので、いきなり祐太の意中の人として陽子が出てくるのはとても違和感があります。祐太に好きな子がいると言われた時、圭ねぇが「え……」と絶句しましたが私も同じ気持ちでした。そんなに好きなら圭ねぇのおっぱいを揉むことに執心などせず陽子をおかずにオナニーくらいしてみせろよと思いました。祐太が陽子を好きになるのは構わないのですが、祐太にとって陽子がどのくらい魅力的なのか、圭ねぇより好きになる値打ちがどれだけあるのか、そういう描写が何も無いのでこいつは何を言っているんだと祐太およびお話担当に対し怒りがこみあげてきました。陽子はその後のシーンで単なる悪役ということが判明し、祐太と圭ねぇのイチャエロに貢献するとすぐさま退場という荒業でその存在感を揺るぎないものにしましたが、私には不快感が残っただけでした。陽子の言動はプレイヤー及び圭ねぇを煽るためだけに行われたものという感じで、安易な方法で話をまとめるために用意されたキャラに思えました。陽子は圭ねぇの恋のライバルという位置づけなのにしょっぱすぎるにもほどがあります。こんな女とこんな女を好きになった男のために心を痛めたり出さなくていい手を出した圭ねぇが不憫でなりません。陽子をもっと魅力的に描いておいて、その陽子から祐太を取り返すというそんな展開なら良かったのですが、ライバルとも呼べない弱い相手から男を取り返したというラストシーンが圭ねぇと「姉、SUMMER!」にとって最大の不幸だったように思います。
祐太と圭ねぇが晴れて両思いになって浴衣エッチしてゲーム終了するのですが、このシーン自体が短いのと余韻を味わう間もないのでエンディングが唐突に感じました。この不足分を補うためでしょうか、特典としてSS小冊子がついてましたが…できればゲーム内で見せていただきたかったと思います。
ところどころ、言葉遊びがくどいように感じる部分がありました。陽子にメールするかどうか3年も悩むような祐太がふざけたことを言っていて少々カチンとくることも多々ありました。

◎声 17点(20点満点)
水瀬沙季の声を初めて聴いたのがこの圭ねぇだったので、他作品もこういうきりりとした姐さんふうかと思っていろいろ買い漁ったら真逆のいじめられなキャラが多くてびっくりしました。そして、そして……ご本人が実はものすごいお胸様の持ち主であり且つ弟を所有する姉であるという事実に触れた時、私のなかで圭ねぇ(従姉)=沙季たん(実姉)というだいたい完璧な等式が成立してしまいました。フヒヒヒヒヒィィィ。そんなお宝情報を入手した私、人として間違っているとは思いますが光の速さで姉、SUMMER!を再起動、沙季ねぇでハァハァしました。
このゲーム何がいいかっていいますと、ちんこから血が出るまでこすっていられるくらい沙季たんのエロいハァハァボイスが聴けるということでしょう。セリフが無いところでもエロシーン中は「えっちな声」でほぼずっと沙季たんがアンアン喘いでくれるのです。あるてみす、ぼくおころすきか!
セーブやロードなどでもいちいち圭ねぇが話しかけてくるのが本当に弟気分に浸れて良いです。
唯一の不満は卑語。無修正でちんちん・チンコはありましたがチンポ系・まんこ系はありませんでした。姉、SUMMER!プレイ後、他のゲームで沙季たんのチンポ系もまんこ系も聴けました。できればこのゲームでも、砂浜での青姦で我を忘れてちんぽいぃいひぃーーなどと絶叫する沙季たんが聴きたかったものです。

祐太に自分以外に好きな女の子がいると打ち明けられた時の「え…………」が、圭ねぇのいろいろな想いをそのひと言に凝縮しているようで好きです。この絶句をきっかけに圭ねぇが覚悟を決めて生き方の方向を定める、姉、SUMMER!一番のシーンだと私は思いました。

◎エロさ 17点(20点満点)
すめらぎ琥珀が描くおっぱいと沙季たんボイスが合わさって姉、SUMMER!になった圭ねぇは無敵だ!
作中と同じ夏の時期に圭ねぇと一緒に汗だくになりながらしごくちんこのなんと気持ち良いことでしょう。苦悶に喘ぐ圭ねぇの表情がそそります。この顔を見れば圭ねぇがどれだけ感じてるか一目瞭然です。圭ねぇへの征服感が満たされます。
夏が舞台だからでしょうか、肌を晒せば晒すほど圭ねぇがたまらなく見えてきます。私服よりビキニ、ビキニより全裸がいいです。圭ねぇの裸はそれだけで凶器です。危険です。
あまりに凄いので、低価格の同人ゲーということも忘れて圭ねぇにはあんなことやこんなこともしてもらいたくなってしまいます。一番してもらいたいのはフェラチオです。ちょろっと先端を舐めるシーンや指舐めはありましたががっつり咥えてというのはありませんでした。女装エロとかいらないんでちんぽをおいしそうに頬張るシーンが見たかったです。

◎ヒロインの魅力 17点(20点満点)
東出圭とは…
昼間からアルコール
従姉
ボイン
500mlコーラを瞬時に飲み干す
初セックスの翌朝「勘違いするなよ」
ヘッドホン(イヤホン)を使ったことが無い
吸盤フェチ(吸盤は浪漫)
好きな芸能人は織田信長(テレビをあまり見ない)
「私をおいていくとは…ふてえ野郎だな」
「デートするにはイチャイチャせねばならん」
「い、今は寝ているからだめだっ!起きているときに言え!ちなみに、これは全て寝言だからなっ!むにゃむにゃ!」

だいたいこんな感じです。
暴力描写が多々見受けられますが、ほとんどの責任は主人公である祐太にあります。祐太への叱咤激励、躾け、教育、罰などの愛のムチとあとは照れ隠しで軽く叩く感じです。手も足も出るのがやや早めです。多少の痛みに耐えられれば圭ねぇとセックスできるのですから代償としては安いものでしょう。
圭ねぇ最大の謎は何故祐太を好きになったか、これです。イラついて体罰せざるを得ないくらい出来損ないで好きな女にメールを送るのに3年かけてしまうヘタレよりもすごい何かであるこの男、陽子とその友人曰くイケメンぽいらしいのですが、今ひとつ明確なものが見えてきません。祐太と比べたら陽子がいくらか真人間に思えるくらいです。
圭ねぇと祐太の会話には時々私には理解し得ないやりとりがあって、そんな時でも圭ねぇはいつも笑っているので、圭ねぇにとって祐太は相性が良くリラックスできる好ましい男ではあるのでしょう。
好きになった男がどんな男であれ、圭ねぇの美点は愛する人への想いがぶれないことでしょうか。
自分を慕って家に来てくれたのかもと思っていた従弟の本当の目的が自分の知らない女の為だった、という事実を目の当たりにした時の圭ねぇのどうしようもなく切ない表情はこちらも悲しくなってきます。ですが、その女の為に従弟が良い方向に向かって頑張ろうとしてることも理解した圭ねぇの毅然とした対応に、彼女の本当の強さを感じて嬉しくなりました。
そして服を脱ぎ始める圭ねぇ。
やはり他の女に祐太を獲られるのは悔しかったのでしょうか、「自信を持てるおまじない」と称して騎乗位合体です。童貞でなくなれば祐太のコンプレックスのひとつが消え、好きな女に告白できる度胸もつくだろういやつけさせてやるという圭ねぇなりの配慮なのですがどうみてもふられた腹いせによる逆レイープです。おっぱい好きな祐太への勃起の手助けとして自ら上着を捲くって乳全開での強制挿入です。しかも圭ねぇ、自分が処女だということを何度もアピールした挙句、まるで責任とれよとでも言いたげに正常位で中出しまで許す始末。わ、悪女じゃねえのかこの女…。自分をふった男の弱音を引き出しておいてから事に及ぶあたり策士的な何かを感じます。
祐太に対しスパルタで鍛えると宣言しておきながら実行したのはセックス付きのデート三昧。何だかんだ言いながら祐太と一緒にいる時の圭ねぇの笑顔は眩しい限りです。どんだけ祐太愛されてるんだよくそう、圭ねぇの瞳には永遠にこの男しか映らないのかと思うと悔しいけど、それで圭ねぇがずっと幸せでいられるのなら私は見守り続けるのもやぶさかでありません。

◎満足度その他 9点(10点満点)
初めてメロンブックスという所で通販予約をして我が家に届いたその日、真夏の夜に夢を見る間もなく圭ねぇでこすりまくったあの時からもう2年が過ぎてしまいました。
汗をダラダラ流しながら夜を徹して自慰を止められなかったあの時間は圭ねぇと初めて見た一瞬の夢だったような気がします。
いつの間にか声優の名義も変わっちゃってるし昨年同じように予約買いした姉、SUMMER! 2はまだクリアしてないしで人生いろいろ難しいねって思うこの頃です。
今回久しぶりにプレイしてみて圭ねぇはやっぱエロいなと再認識しました。同時にラストシーンのあっけなさも時を経て再びがっかりしました。
姉、SUMMER! 2は圭ねぇにとってこれ以上ないライバル、祐太の実姉との戦いです。頑張ってクリアしてあっけなかった今回の続きを見てみようと思います。
まあ、そ、そのうちに。。。
新品/中古アダルトPCゲーム販売 通販ショップの駿河屋

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