mntldomeさんの「ぴこぴこ ~恋する気持の眠る場所~」の感想

ネタバレ感想を見たくない場合、文字を背景色に設定することが可能です。 → 設定変更

**ネタバレ注意**

ゲームをクリアした人むけのレビューです。

これ以降の文章にはゲームの内容に関する重要な情報が書かれています。まだゲームをクリアしていない人がみるとゲームの面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。

ある意味意欲作だった?
基本的にはシナリオ重視系のゲームです。
演出能力はそこいらのエロゲの平均レベルをこえており、大手ブランド系列の意気込みを感じます。
主人公は声ありですが、設定で消すこともできますし基本的にセクロス時は消音されます。
絵のクォリティも複数原画とはいえ充分すぎるほど愛らしいので、その点では安心できました。
やや乱暴な性格をした主人公(声有り)もふくめキャラクターについては充分合格点でした。
強いて不満点をあげるなら蓮やピピのHシーン入れるくらいならデューイと逆触手プレイしてみたいと思ったことと、
常識人ぶってる高見沢さんのあまりに非常識な髪型をみるたびに香里あたりがヘアカラー剤もってきてくんないかなー
と思ったくらいですかね。

ただ肝心のシナリオですが、全体的な印象は平坦さをぬぐいきれません。
ファミコンやプレステ、Wii、ドリキャスを擬人化したロボットが仮想空間でバトルするスポーツ、
というまるでゲハジハードみたいな設定を通じて話は進みます。
まあ現実のゲハや某ゲハゲーと違ってセカイセカイ言って攻撃したり、東大東大と煽ってみたり、
ジャギジャギーとゴキブリめいた発音で他ハードの欠点を叩くような争いは存在しませんから
そういうメタ的なコメディに押しつぶされてシナリオ的な風味が削がれるという事はありません。
その代りにロボットと人との関係について、が全体的なテーマとなりキャラクター同士の会話もそこが中心として存在します。
ロボットに関する科学的なリアリズムについては、見事にゲハロボ勢の格好や序章でのアホ臭い(一応褒め言葉)設定説明が
その考証する間もなく潰していますので特に難しく考えることはありませんでした。

ただ、そのテーマからの視点でみればストーリードリブンとして難があるようには思えます。
初回プレイ時強制ルートであるミコルートで大綱の7割ほどが一気に判明しますが、
逆に個人的に好みのキャラである香里シナリオや、妹キャラ?の舞シナリオでは
ただの恋愛劇になってしまうので脇道にそれたようになってしまい
ナナルートで残り3割程度を回収するという羽目になっています。きちんとしたキャラルートが存在するのは
エロゲの宿命であり良い点なのですが、その代りにサンドボックス(は言い過ぎですが)的なふわふわした視点が(しかもお気に入りキャラで)
入ってしまうことになり、EDが用意されていてもサブヒロイン扱いされたぜ!的な虚しさを感じなくもないです。
特に舞はミコルートで謎の活躍をしているだけに、舞ルートでの単なる人情話がちょっと肩すかしを食らった印象です。

さらに全ED後、まだもうちょっとだけ続くんじゃよ的な差し込みあり。続編やる気があったってことなのでしょう。
その後の話は知らないのですが。

香里や舞も各ルートでそれなりに話に食い込むようなつながりが強ければ、もう少し点数が高かったのかも。
そもそも、最重要人物(?)であろうミコのルートが最初に来ているというのがシステムとしてあまりに雑な印象もなくはないのですが。

長文感想へのレスを書くには
 ・ユーザーIDを有している
 ・COOKIEが有効である
 ・COOKIEを有効にした状態でログインしたことがある
 ・5つ以上一言コメントを書いている
 ・長文感想を書いたユーザーが長文感想へのレスを許可している
の5つの条件を満たしている必要があります。

コメントデータ

このコメントはだいたい283回くらい参照されています。