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ゲーム ブランド クリエイター 音楽 音楽関連商品 ユーザー POV/タグ SQL 職種詳細 クリエイター(すべて) キャラクター 名前 フリガナ
青春の匂いが漂っては消える作品です。教室のすみ、並んだ机にかかるまだ短い影。委員長の指がやさしく鼻先を撫ぜてくれてるとき、濃密な時間の匂い立つテキストが素晴らしい。ずっとそう思っていたのですが、久しぶりにプレイしてみたところ足コキはあってもちゃんと嗅がせてくれるシーンがどうしても見つからない……。上履きを脱いで足を投げ出したあの子に甘酸っぱい香りをグイグイ押し当てられてると、親指の部分のほのかに蒸れた布地が鼻にもぐりこんできて酸味に奥の方がツンと痛くなり、それが喉の深いところでは甘みへと変わって、にっこり笑った彼女が「靴下で興奮するだなんてホント恥ずかしいよねぇ。男の子って汚い、ねぇ? とってもみじめ。……ごめんね? 汚くてごめんなさい」その声を熱に浮かせていったのは、どうやら全部わたしの妄想だったみたいで。でも、空があんなに綺麗だったのは本当で