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86きみはね Couples ~彼女と彼女の恋する二ヶ月ちょっと~ (BaseSon Light)
前作(無印)同様にとても暖かい空間で癒しでした。一番嬉しかったのは、それぞれの組み合わせのお話があるのだけど、そのどれもが決して『二人だけ』のお話ではなくて、友人である『3人(4人)』でいるからこそ、彼女たちの暖かな関係性で楽しい時間があるのだと感じさせてくれたことが何よりも良かったです。肯定してくれる人、背中を押してくれる人、見てくれる人がいたから、彼女たちが本当にハッピーエンドを迎えられたと実感できたことが何よりもプレイして楽しかったです。まるでほろ苦くて、でも甘いチョコのようなお話でした。 → 長文感想(4342)(ネタバレ注意)(2)

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百合界隈用語で、読み手側の哲学を表明する言葉として「(カプを)ただ眺め続ける部屋の隅の観葉植物になりたい」っていう表現がありますが。女子寮相部屋の天使たちの真に善い触れあいを眺め続けるのが百合観測者の本懐であります。ありがてぇ、百合の尊さがありがてぇ。例えば倫×陽菜を主従カプと定義した場合、アフターにおける倫の告白はmerunoniaさんが説明くださったように、「倫自身の殻を破る」という勇気の告白。これはまさしくワンコ陽菜に対する気高き主君な倫が純粋無垢な愛の感動でもって、倫の孤独な高みから「2人、手を携えて飛んでいく」比翼連理であります。東方レミ咲ちょいシリアス目の主従百合でよく見たパターンだろうが、善いものは善い、即ちそれを百合造形の古典(クラシック)と呼ぶのです。祥子×聖夜子/のえるが示したように、幸せになる在り方はさまざまであり、唯一絶対の解などないのです。各々が模索するその過程こそが百合物語なのです。そしてカプ外のもう1人が、時に勇気をもって友ふたりの愛の在り方を「守護(まも)る」、その気高さ!ゲーム画面が3人でごちゃごちゃになっても、その狭っ苦しい相部屋っぽさがまた微笑ましい百合の甘美、これよ、これが本物の「きゃっきゃうふふ」よ……!安易ではなく、丁寧。天使たちの在り方を丁寧に描き切ってくれた百合作品がありがてぇ。merunoniaさんがそんなこの作品を丁寧に味わってくれて感想文を書いてくれたのがもっとありがてぇ。結局百合はそんな尊みのありがたさのお裾分けに成り立っています。それは確かに、世界の規模が狭く小さい。祥子さんものえるも何度その狭さの中で「あいたくて でもあえなくて 淡く、甘く、溶け込んでいく二人の未来を夢見ないように……」と思ったことでしょう@岸田教団11月。しかし井戸の中の蛙、見果てぬ天の青さを知る。少女たちはコンプレックスをもとにしたLes ailes du désir(欲望の翼。タイトルロゴ参照)のデザイアドライブでもって、やがて世界に羽ばたいていくのです。そんな彼女たちに幸あれ、そして観測者たる我々にもやっぱり幸あれ、ということで、丁寧な感想に自分の百合精神がバーストしてしまい、投票させていただく所存です。ありがとうございました。

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