ひぐらし完結編。非常にスッキリする終わり方。文句ナシご都合主義にはご都合主義の良さがあるのです。
ご都合主義っぽく、全てをスッキリと解決させた祭囃し編。安易に終わらせた、みたいな意見もあるようですが、私はそうは思いません。なぜならこの話は、「仲間が手を取り合って」「奇跡を起こし」「皆で幸せになる話」だと思っているからです。
梨花と羽入はそのために幾度も幾度も世界を繰り返しました。頑張った人が報われる、そういう理想を描いた話だと思います。
……ただ、細かく見れば不満がないワケではない、というのもまた事実。
1、圭一とレナの出番少ないような。
2、梨花の記憶継承失敗させた意味あるのだろうか。
3、沙都子、あの年齢でいくら何でも強すぎないだろうか……。
――などなど。まぁ沙都子の強さは「天才だから」の一言で片付けても良いんですけどね。
ともあれ結局のところは文句ナシ。個人的好みで罪滅ぼし編が98点、総評95点、って感じです。