話が短い上に、中盤（全体の9割近く）は退屈。しかし序盤とラストの一割だけで、とてつもない面白さがあります。
このゲームを知ったのは、とあるレビューサイトでした。そのページでは、このゲームの紹介として、作中のこんな言葉をピックアップしていました。
「望むなら、殺してあげましょうか？ あなたの前で」
この言葉で雰囲気を掴み、それなりの期待をもって購入。
序盤、というかプロローグ。追い詰められる初音と、学園に巣食うまでの経緯。これが非常に格好よく、すぐさま初音に惚れ込んだのですが……、
その後の展開が極めて退屈。獲物を攫い、力を蓄えていく。その過程が同じような展開で、途中でやめようかとも思いました。
しかし終章になった途端、評価は一変。緊迫感溢れる展開に、ピタリとマッチした音楽。伝奇モノの真髄を見せてもらいました。
プロローグとラストで120点。中盤で－25点。初音姉様好きで＋3点（爆
これが、私の評価です。