【勝負下着で全てを乗り越える全てが中途半端な惜しい作品】
【総合評価】62点
【シナリオ】13/20点【原画】17/20点【音楽】6/20点【キャラ】7/10点【声優】5/10点【エロさ】14/20点
※ほぼ抜きゲーと言える内容だったため特別配点
★よかった点
申し訳ないが良かった点は正直あんまり思いつかない。登場するキャラが全員可愛いことと原画が美麗なこと。これに限る。
サブヒロインも豊富で属性も全然違うのも中々いい。筆者はメインキャラの愛洲よりもサブキャラで親友の蓮やOLお姉さんの京香さんに魅力を感じた。
R18パッチを適用するとほぼ抜きゲーって感じ。R18のDLCなしだとシナリオの内容なにがあるの？ってくらいでシナリオがっつりある系かとイメージしていたので、大分イメージとかけ離れていた。
ヒロインの求めるランジェリーを選んでいくという斬新なシステムはまあ楽しめた。ただし、会話の中でヒントがわかり易すぎてほとんど作業ゲーと化しているのはやや不満に感じた。しかし人によっては、ヒロインが求めている下着を選ばなかったとしてもやり直すだけでバッドエンドなどもなかったり、アプデで愛洲が全ての下着に対応してくれるようになったなど作者の親切さがいいと感じる人いもいるだろう。
コスパの面では一切の不満はない。シーン数が多い上に全アニメーション付きと、R18込みで2000円はコスパ◎で満足ではある。
★悪かった点
厳しいことを言ってしまうが、シナリオ・メインキャラの声優の演技・Hシーンのアニメーションなどなにもかもが中途半端で期待はずれの作品だった。
筆者は初めて発売予告された時から注目しており、かなり前から楽しみにしていた作品だったのもあるので、期待値が高すぎてしまったのもあるかもしれない。
特に残念に感じたのは、やはりHシーンのアニメーション。全てのシーンにアニメーションがあるのは貴重でコスパもよく素晴らしいことだが、動きが単調で非常に陳腐に感じた。かといってアニメーションをオフにするのもなんか違かった。特にサブヒロインのシーンの作り込みは甘く、表情もほとんど変わらないものもあり違和感がやばいシーンがちらほら。
シナリオの展開も読みやすくHシーンに入るまでの流れがワンパターン。ヒロインの下着を選ぶ→家に帰る→ヒロインが家に来る→シーン突入。みたいな。
メインシナリオは、いやお互いに途中で気づくだろ。みたいなツッコミどころが多くなんの驚きもなかった。
その他の点では、ヒロインの愛洲の声優さんの演技に不満あり。筆者は生粋の声豚で声優にはうるさいのだが、めったに文句は言わない方だと自負している。
ここでは名前は挙げないが、Hシーンの演技がなんかしっくりこなかった。いや、声優さんの演技というよりはHシーンのセリフがダメだったのかもしれない。
行為に感じすぎて呂律が回らなくなるシーンが多く使われておりそれが全然エロさを感じないし、しかも毎回ワンパターン。筆者は全てのシーンをじっくり読むのをモットーにプレイしているので、シーンを飛ばすことはほとんどないのだが、最後の方のシーンはほとんどスキップしてしまうほどだった。
そしてこれだけは声を大にして言わせてほしい「精液の量がもはやネタ。」
ここまで酷評してしまったが、コスパはいいしキャラもみんな可愛いので、最後まで楽しめたのは楽しめた。
筆者の高く積み重ね上げらられた期待値を超えられなかっただけなので、ヒロインにビビッと来た人は買って損はない作品だと思う。